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Re: 実質の議論を回避するための英語論

投稿者: marique625 投稿日時: 2011/01/29 09:04 投稿番号: [51489 / 62227]
プライベートで立てこんでたのでなかなか返信の時間が取れなかった。


> で、問題の箇所をどう訳したらご満足で、日本の責任が回避できるんです
> か?

「ザトウクジラじゃなくてナガスクジラだ」というのは別にいい。
問題はその後。

> symbolic action by Japan, such as agreeing not to take fin
> whales this year, would be a good indicator to the rest of
> the IWC of Japan's commitment to reaching a solution. The
> USG would then work hard to make sure the EU and Australia do
> not block a compromise.

単純にザトウクジラをナガスクジラに置換すると↓こうなる。

「日本による象徴的な行動、例えば今年はナガスクジラをとらないことに
合意するとか、は、IWCの課題に対して日本が解決への道筋に関与する、
よい指標になるだろう。アメリカ政府はEUとオーストラリアが妥協を阻むの
を確かにさせないように一生懸命働くつもりだ。」

ここで"would"が使われているということは仮定法過去、つまり「【現在】の
事実に反することを仮定・想像・願望」を表現する用法をとっている。
まず仮定法過去の基本形を確認しておこう。

【If+主語+動詞の過去形〜, 主語+助動詞の過去形(would,could, should,
mightなど)+動詞の原形】
(ただしbe動詞はwereを用いる)

例えば↓このような文章だ。

If I were not sick, I would make a trip round the world.
(もし私が病気じゃなかったら、世界一周旅行をするのに)

この場合、条件節(If I were not sick)で「事実に反する仮定」をし、
主節(I would make a trip round the world)で「願望」を表している。
つまり、仮定法過去を使わずに表現するなら、

As I am sick, I will not make a trip round the world.
(私は病気なので、世界一周旅行をするつもりはない)

といった感じになる。
ここで最も注意しなければならないのは、仮定法過去における主節は「実現
不可能あるいは困難な願望・想像」が表現されるということだ。
つまり主節にはだいたい「諦めていること」「諦めざるをえないこと」と
いった内容が表現される。
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