Re: 提訴根拠「低レベル科学成果が条約違反
投稿者: aplzsia 投稿日時: 2011/01/18 22:57 投稿番号: [51269 / 62227]
>勝ち負けの決まっている勝負、面白いか?
>科学議論になれば、100%豪州は勝てない。
>豪州が勝つためには、IWC科学委員会で調査捕鯨の科学的成果を否定する合意が
>必要になるが、そんな合意が得られるわけがない。
>(成果を肯定する合意は、曖昧な表現であるが存在している。)
これは危ない決め付けですね。
複数の意味で「危ない決め付け」なのですが、まあまずは実際のIWC
科学委員会で具体的にどうなってるのか見てみましょう。
日本のマスコミや評論家はIWCの文書一切読まずに報道するという
悪い習慣があるようだから。
まず去年のアガディール大会科学委員会報告付属書U1
http://www.iwcoffice.org/_documents/sci_com/SCRepFiles2010/Annex%20P-U%20FINAL.pdf
_____
ANNEX U1 日本政府による(国際捕鯨取締条約)第8条利用についてのコメント
P.クラパム、C.スコット・ベイカー、R.L.ブラウネル、S.チルダーハウス、N.ゲイルズ、
P.ウェイド
1987年以来、取締条約8条のもとで日本の特別許可プログラムは北太平洋と南極海で
1952年から1986年の他のすべての国々の捕殺量の6倍の鯨を捕殺している。
われわれは以前からの立場をくりかえし表明する。すなわち、第8条はこのような大規模
捕殺を意図したことは一切無く、あるいは数十年にもおよび、明確な終結点の無い
調査プログラムを意図したことも無いという立場である。
ラルス・ワローが3年前に指摘したように、第8条起草者、ビルガー・ベルガーソン(IWC
初代議長)は「一国が科学目的で捕獲することのできる鯨の数量は10頭以下である
と考えており、この目的のために何百頭も捕殺するということは想定していなかった…
彼はたとえば、新しい動物種発見の可能性を考えており、この新種の記述のために
いくらかを捕獲する必要があるということに留意していた」(モレル,2007)。
1946年に鯨を研究する唯一の方法は捕殺することだった。このことはもはや当てはまら
ない。われわれが以前に指摘したように、非致死的技術を使って学ぶことのできない
管理上重要な事柄は実質上存在しない。科学的捕鯨に関するIWCのガイドラインには、
非致死的選択肢が無い場合に限り、致死的サンプリングが行われるべきであると
する条項があるため、このことは重要である。
参照文献
International Whaling Commission. 2001. Annex Y. Guidelines for the review of scientific permit proposals. Journal of Cetacean Research and
Management 3 (Suppl.): 371-372.
Morrell, V. 2007. Killing whales for science? Science 316:532-534.
___
(日本側反論につづく)
>科学議論になれば、100%豪州は勝てない。
>豪州が勝つためには、IWC科学委員会で調査捕鯨の科学的成果を否定する合意が
>必要になるが、そんな合意が得られるわけがない。
>(成果を肯定する合意は、曖昧な表現であるが存在している。)
これは危ない決め付けですね。
複数の意味で「危ない決め付け」なのですが、まあまずは実際のIWC
科学委員会で具体的にどうなってるのか見てみましょう。
日本のマスコミや評論家はIWCの文書一切読まずに報道するという
悪い習慣があるようだから。
まず去年のアガディール大会科学委員会報告付属書U1
http://www.iwcoffice.org/_documents/sci_com/SCRepFiles2010/Annex%20P-U%20FINAL.pdf
_____
ANNEX U1 日本政府による(国際捕鯨取締条約)第8条利用についてのコメント
P.クラパム、C.スコット・ベイカー、R.L.ブラウネル、S.チルダーハウス、N.ゲイルズ、
P.ウェイド
1987年以来、取締条約8条のもとで日本の特別許可プログラムは北太平洋と南極海で
1952年から1986年の他のすべての国々の捕殺量の6倍の鯨を捕殺している。
われわれは以前からの立場をくりかえし表明する。すなわち、第8条はこのような大規模
捕殺を意図したことは一切無く、あるいは数十年にもおよび、明確な終結点の無い
調査プログラムを意図したことも無いという立場である。
ラルス・ワローが3年前に指摘したように、第8条起草者、ビルガー・ベルガーソン(IWC
初代議長)は「一国が科学目的で捕獲することのできる鯨の数量は10頭以下である
と考えており、この目的のために何百頭も捕殺するということは想定していなかった…
彼はたとえば、新しい動物種発見の可能性を考えており、この新種の記述のために
いくらかを捕獲する必要があるということに留意していた」(モレル,2007)。
1946年に鯨を研究する唯一の方法は捕殺することだった。このことはもはや当てはまら
ない。われわれが以前に指摘したように、非致死的技術を使って学ぶことのできない
管理上重要な事柄は実質上存在しない。科学的捕鯨に関するIWCのガイドラインには、
非致死的選択肢が無い場合に限り、致死的サンプリングが行われるべきであると
する条項があるため、このことは重要である。
参照文献
International Whaling Commission. 2001. Annex Y. Guidelines for the review of scientific permit proposals. Journal of Cetacean Research and
Management 3 (Suppl.): 371-372.
Morrell, V. 2007. Killing whales for science? Science 316:532-534.
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(日本側反論につづく)
これは メッセージ 51043 (monnkuii5gou さん)への返信です.
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