Re: ウィキリークスの対米公電全文翻訳
投稿者: aplzsia 投稿日時: 2011/01/04 08:39 投稿番号: [51000 / 62227]
明けましておめでとうございます。
新年早々他人の翻訳にケチをつけるようで気が引けるのだけれど、
私が最初にウィキリークスの原文読んで、こりゃ日本側まずいですねと感じた
ところが違ってるので正確に直しときます。
http://213.251.145.96/cable/2009/11/09TOKYO2588.html
http://www.elpais.com/articulo/espana/Cable/reunion/Agencia/pesquera/japonesa/elpepuesp/20110101elpepunac_3/Tes
09TOKYO2588
2009-11-09 06:06
2011-01-01 21:09
CONFIDENTIAL//NOFORN
Embassy Tokyo
2009年11月9日の在東京米国大使館から国務省への機密/外国人閲覧禁止電文
第5パラグラフです。
IWC米国代表、モニカ・メディナが09年11月4日に東京で町田水産庁長官に
提案している部分。
原文:.
|A
|symbolic action by Japan, such as agreeing not to take fin
|whales this year, would be a good indicator to the rest of
|the IWC of Japan's commitment to reaching a solution. The
|USG would then work hard to make sure the EU and Australia do
|not block a compromise.
これ、リンクの翻訳では
「日本による象徴的な行動、例えば今年はザトウクジラをとらないことに合意するとか、
は、IWCの課題に対して日本が解決への道筋に関与する、よい指標になるだろう。
アメリカ政府はEUとオーストラリアが妥協を阻むのを確かにさせないように一生懸命働くつもりだ。」
となってます。
2009/10年南極シーズンにザトウをとらない、ということだったらちゃんと日本は
この提案を尊重したことになります。
ところが原文ではfin whales(ナガスクジラ)なのですね。
それで、共同船舶/日本鯨類研究所はちゃんと2009/10年の
南極シーズンにナガスクジラ捕ってます。一頭だけですが。
さらに悪いことに、09年11月14日のクリントン署名入り国務省−>各地の
米国大使館電文だと、福山外務副大臣と米国商務省局長代理兼IWC米国代表
モニカ・メディナの間で私的会談とはいえ、両者が南極海でのナガス、ザトウ
両鯨種の不捕獲に合意したと、少なくとも米国側では理解してることが
わかります。
http://213.251.145.96/cable/2009/11/09STATE117709.html
ナガス、ザトウは捕らないということで日米両国高官の間で合意があるのに、
そのわずか数週間後に共同船舶/日本鯨類研究所がこれを無視して捕ってしまったら、
そのあとの2010年6月IWCモロッコ大会で、妥協案が破綻するのは当然ですね。
もともと国際捕鯨取締条約の付表で、ミンククジラ以外は母船式捕鯨で
捕ってはいけないということになっているので、南極海で商業捕鯨の下準備
としてザトウやナガスを捕る合理的理由ははじめから無いのだから、
「今年からナガスは捕らない」というのは、妥協でも何でもないのだけどね。
米国国務省から在外米国大使館に対する電文は訳されてないようなので、
次に張っておきます。
新年早々他人の翻訳にケチをつけるようで気が引けるのだけれど、
私が最初にウィキリークスの原文読んで、こりゃ日本側まずいですねと感じた
ところが違ってるので正確に直しときます。
http://213.251.145.96/cable/2009/11/09TOKYO2588.html
http://www.elpais.com/articulo/espana/Cable/reunion/Agencia/pesquera/japonesa/elpepuesp/20110101elpepunac_3/Tes
09TOKYO2588
2009-11-09 06:06
2011-01-01 21:09
CONFIDENTIAL//NOFORN
Embassy Tokyo
2009年11月9日の在東京米国大使館から国務省への機密/外国人閲覧禁止電文
第5パラグラフです。
IWC米国代表、モニカ・メディナが09年11月4日に東京で町田水産庁長官に
提案している部分。
原文:.
|A
|symbolic action by Japan, such as agreeing not to take fin
|whales this year, would be a good indicator to the rest of
|the IWC of Japan's commitment to reaching a solution. The
|USG would then work hard to make sure the EU and Australia do
|not block a compromise.
これ、リンクの翻訳では
「日本による象徴的な行動、例えば今年はザトウクジラをとらないことに合意するとか、
は、IWCの課題に対して日本が解決への道筋に関与する、よい指標になるだろう。
アメリカ政府はEUとオーストラリアが妥協を阻むのを確かにさせないように一生懸命働くつもりだ。」
となってます。
2009/10年南極シーズンにザトウをとらない、ということだったらちゃんと日本は
この提案を尊重したことになります。
ところが原文ではfin whales(ナガスクジラ)なのですね。
それで、共同船舶/日本鯨類研究所はちゃんと2009/10年の
南極シーズンにナガスクジラ捕ってます。一頭だけですが。
さらに悪いことに、09年11月14日のクリントン署名入り国務省−>各地の
米国大使館電文だと、福山外務副大臣と米国商務省局長代理兼IWC米国代表
モニカ・メディナの間で私的会談とはいえ、両者が南極海でのナガス、ザトウ
両鯨種の不捕獲に合意したと、少なくとも米国側では理解してることが
わかります。
http://213.251.145.96/cable/2009/11/09STATE117709.html
ナガス、ザトウは捕らないということで日米両国高官の間で合意があるのに、
そのわずか数週間後に共同船舶/日本鯨類研究所がこれを無視して捕ってしまったら、
そのあとの2010年6月IWCモロッコ大会で、妥協案が破綻するのは当然ですね。
もともと国際捕鯨取締条約の付表で、ミンククジラ以外は母船式捕鯨で
捕ってはいけないということになっているので、南極海で商業捕鯨の下準備
としてザトウやナガスを捕る合理的理由ははじめから無いのだから、
「今年からナガスは捕らない」というのは、妥協でも何でもないのだけどね。
米国国務省から在外米国大使館に対する電文は訳されてないようなので、
次に張っておきます。
これは メッセージ 50996 (tearsofscidgiphos さん)への返信です.
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