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Re: 2007マリンポリシー誌/調査捕鯨批判2

投稿者: aplzsia 投稿日時: 2010/09/15 10:46 投稿番号: [47734 / 62227]
>ミンククジラについて「現在の日本の調査捕鯨捕獲数はすでにRMPで
>計算する捕獲枠を上回っている公算が強い」とは言っていないな。

2007年の段階では、南極海についてはまだSOWERの分析結果がまとまって
いなかったので、「RMPで計算する捕獲枠を上回っている公算」の言い方が
それほど強くないですが、今年はもう南極全周で760,000頭を大幅に
下回るということが合意され、系群構造はわからないままなので、
「RMPで計算する捕獲枠を上回っている公算大」と言って間違いないです。

日本近海だと、これも2007年より今年のほうがはっきりしてきたのだけれど、
希少なJストックの三陸、釧路沖への進出の問題、あるいはJストックと
まとめられてられていたものが、実はもう一段階分割したほうが整合性が
高いという説(ベーカー)の出現で、はっきり「RMPで計算する捕獲枠を
上回っている公算大」でしょう。

Jストック混入の問題は、かなり沖合で操業している共同捕鯨の船には影響が
少ないのだけれど、仙台湾や三陸沿岸で調査捕鯨を委託されている一般
民間会社にとっては、ほんとうは致命的なんだけどね。

「日帰り捕鯨」の人たち、まだこのことに気がついてないのかな?
それとも気がつかないふりをして、永久にRMPの条件に従わなくてもよい
(と日本が勝手に8条解釈している)調査捕鯨の継続を「悲願!調査捕鯨再開」
のポーズでロールプレイしているのだろうか。

>南極海に関しては全く触れていない。
>論文を書いた本人でさえ主張していないことを、...

Antarcticって、南極海のことなんですけど。
私ちゃんとそう訳したはずだけどね。

>上回っていないという方は、計算しているわけだしね。

調査捕鯨の頭数を計算した根拠は、年齢構成を良い精度で出すためとか、
脂肪厚の薄くなり方を統計上有意な水準で出すためとか、「研究目的」の
精度の必要の側から統計学的に導き出したと、森下さんは言ってますね(鯨論・闘論)。

それで各系群が安全かどうかは確かめていません。
なぜかと言うと、系群構造がわかってないからできないのです。
それにしても、五つか六つの異質な調査項目に統計上必要なクジラの頭数が、
全部850頭前後に収斂する(南極ミンクの場合)というのは奇跡的なことですね。


>韓国も混獲しているだろう。
>日本の水産庁や鯨研が韓国の混獲数なんか分かるわけないじゃないか。

韓国の混獲数、違法摘発数、ストランディング数etc. 全部、IWCに提出されて
るプログレスレポートに書いてありますよ(今年は例外的に未提出みたいだけど)。

2009年提出の2008年分↓
http://iwcoffice.org/_documents/sci_com/2009progreports/SC-61-ProgRep%20Korea.pdf
項目6.3.2   フィッシャリー・バイキャッチ大型鯨類
いっぱいありすぎて数えるの面倒だから自分で数えて。

ベーカーたちのグループはこれと別に市場DNA調査やって、まだ過少報告だと
言ってますね。
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