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BEKOFF「倫理と海洋哺乳類」4

投稿者: aplzsia 投稿日時: 2010/09/07 19:07 投稿番号: [47478 / 62227]
_B. Human Responsibilities   /人間の責任

人類が他の生物に対するユニークな責任を持っているということは
一般に受け入れられている(これは無生物についても言える)。

われわれの独特の責任は、少なくともわれわれのうちの多くがわれわれ
自身の行動のモラル上の主体責任者であるというところから生じている。

通常動物や人間の子供、成人で知的に弱い者はモラル上の責任主体
とは想定されていない。彼らはモラル上の受動者であり、普通はその
行動に責任を問われない。彼らは「正しいこと」と「誤ったこと」
の区別、「善」と「悪」の区別を知らない。

自然にも、良い自然と悪い自然というのは有り得ない。たとえ自然活動の
結果がより良い(good)より悪い(bad)ということがありえてもである。
自然はシンプルに存在しているのである。

自然の行程にわれわれは謝る必要は無い。自然の動作が残酷であったり
無慈悲であると捉え得ても、このことをわれわれが他の動物に対して
為すことの言い訳にはできない。(これは他の人間に対してもそうである。)

それがすべてではないとしても、最も強調しておくべきは動物が
われわれの好意と慈悲に依存しているということである。

個々人は浸食的であったり、濫用的であったり、慈悲深く振る舞ったり
という選択をすることができる。われわれは他人がそれを望むから
といってそうする必要は無い。われわはそうできるからといって、
そうしなければならないということではない。われわれのすべてが
われわれの選択に責任を持っているのである。

===
以上、第一章
【   I. Humans and Other Animals:   Multidimensional Encounters/人間と
他の動物: 多元的遭遇】
おわり。

以下の構成は、
第2章   動物のモラル上の地位:動物権と動物福祉
第3章   鯨類の狩猟
第4章   捕獲した動物の保持
_A. 「イルカと泳ぐ」
_B. 「ペッティングと餌やり」
_C. 「動物園、水族館、海洋テーマパーク」
第5章   調査研究の倫理
第6章   エコツーリズム
第7章   未来:


II. The Moral Status of Animals: Animal Rights and Animal Welfare
III. Hunting Whales
IV. Keeping Animals in Captivity
_A. Swimming with Dolphins
_B. Petting and Feeding programs
_C. Zoos: Aquariums and Marine Theme Parks
V. Research Ethics
VI. Ecotourism
VII. The Future: Being Proactive
_____

Encyclopedia of Marine Mammals, 2nd Edition (2009)
Edited by William F. Perrin, J. G.M. Thewissen and Bernd Wursig
396−402頁

Ethics and Marine Mammals    Marc BEKOFF
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