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Re: 川端裕人のまとめ方

投稿者: aplzsia 投稿日時: 2010/09/02 16:26 投稿番号: [47182 / 62227]
>>「生物の存在それ自身に価値がある」という「非・人間中心」の見方と同じことになりますね。)

>家畜が存在する以上、そんな考え方の人間は今現在も将来も一人も存在しないでしょうね。

家畜は既に生態系自身の進化ダイナミズムから切り離されてますから、
そういう意味での「自然の価値的構成部分」ではないです。

そのまま原生地のような環境へ放牧すると、1ヘクタールあたりの生息数が
極端に減るでしょうね。過剰分が非常に多いということです。

もちろん、もともと天敵のいなかったニュージーランドへ、19世紀に狩猟目的
でシカを放したら、増えすぎて本来の自生生物種の均衡を撹乱したという例も
ありますが。これは「生態系の価値」に対する「家畜の反価値」とでも言うべきかな。

>ナチスはユダヤ人よりも馬・狼を上位においてましたよ

「人間がいちばんエライ」という身勝手な価値観でダーウィンの考え方を
歪曲してドイツに伝えたエルンスト・ヘッケルは、その延長線上で自分に
近い者は遠い者より優れている、という考え方を表明することになります。

ドイツ語版ウィキペディアから:

http://de.wikipedia.org/wiki/Ernst_Haeckel

Haeckel hat im hohen Alter während des ersten Weltkrieges zudem einen polemischen deutschnationalen Chauvinismus entwickelt, der sich besonders deutlich in seinem Text Ewigkeit äußert: &#8222;Ein einziger feingebildeter deutscher Krieger […] hat einen höheren intellektuellen und moralischen Lebenswert als hunderte von den rohen Naturmenschen, welche England und Frankreich, Russland und Italien ihnen gegenüberstellen.“[30]
(ヘッケルは高齢になると第一次世界大戦中に、攻撃的なドイツ愛国主義を
展開し、「永遠」と題された文章にこれが特に強くあらわれている。
「ただ一人の良く形成されたドイツ人戦士は、彼らに対する何百という
英国、フランス、ロシア、イタリアの粗野な天然人よりも知能において、
モラルにおいてその生命の価値が勝っている」<Ernst Haeckel: Ewigkeit. Weltkriegsgedanken über Leben und Tod, Religion und Entwicklungslehre.Berlin 1915, S. 36>)

さらに一般形態学という学説では、あなたの言う「ナチスはユダヤ人よりも
馬・狼を上位においてましたよ」にあと一歩というところまで迫ってます。

In der Generellen Morphologie heißt es zudem: &#8222;Die Unterschiede zwischen den höchsten und den niedersten Menschen [sind] grösser, als diejenigen zwischen den niedersten Menschen und den höchsten Thieren.“
(一般形態学の中では更に、「最高の人間と最低の人間との間の差は、
最低の人間と最高の動物の差より大きい」とされている。)

すばらしい符合だねw

このエルンスト・ヘッケルの項、日本語版のウィキペディアに切り替えると、
なんだか内容不明で、とにかくヘッケルは誤解されていたと、意味なく
擁護されてますね。

昔のドイツの、権威主義的な科学技術万能論が好きな人が多いのだろうな。
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