朝日新聞79年7月6日捕鯨禁止は逆効果
投稿者: aplzsia 投稿日時: 2010/07/16 08:17 投稿番号: [45885 / 62227]
|○捕鯨禁止は資源回復に逆効果(朝日
79年7月6日)
|「IWCは昨年から、南極海のミンク調査を本格的に始めたが、予想を大幅に上回る
|資源状態が確認された。とはいえ、シロナガス、ザトウ、セミクジラなど、いぜん
|資源状態が心配される鯨種が少なくないことも事実である。ミンクなど生命力が
|強い鯨種がふえすぎると、シロナガスなどの弱い鯨種はエサをうばわれ、生きのびる
|機会が減る。とのIWC科学委員会の警告は重要である。ふえすぎた鯨種は適度に
|捕獲する方が望ましく、モラトリアムは資源管理の観点からは不必要だからだ。」
これはひどい嘘ですね。
このあたりから、日本人だけ南極のミンククジラは増えすぎているから捕っても
かまわない、間引きすべきだという「信仰」を抱くようになるのでしょう。
去年の科学委員会では、DNA多様性分析の結果、南極のミンククジラは少しは
増えたかもしれないが、日本やバターワース(南ア)が主張するような、
8倍とか3倍とか、そんな大幅な増え方はしてないということになってますね。
http://www.iwcoffice.org/_documents/sci_com/SCRepFiles2009/Annex%20K1%20-%20Final-sq.pdf
http://messages.yahoo.co.jp/bbs?.mm=GN&action=m&board=1834578&tid=a45a4a2a1aabdt7afa1aaja7dfldbja4 c0a1aa&sid=1834578&mid=43316
まあしかし、朝日新聞がこの記事書いたのは1979年のIWC総会開会3日前だ。
それで、朝日新聞が言うように、この年の6月22日からケンブリッジで開かれて、
いた科学委員会の報告書(これは7月5日にはすでに総会各国代表団に配られて
いたはず)に『ミンクなど生命力が強い鯨種がふえすぎると、シロナガスなどの
弱い鯨種はエサをうばわれ、生きのびる機会が減る。とのIWC科学委員会の警告』
があるかどうかを確かめてみた。
方法は簡単だ。
IWCの1980年版年次報告から1979年の科学委員会報告22頁分をスキャンして
pdfに変換し、シロナガス(Blue Whale)で検索をかけてみればよい。
結論は予期したとおり、そんな警告はありません、です。
ただし、この年ただ一カ所だけシロナガスに言及していた科学委員会報告が、
そこで実は日本代表団にとって背筋の凍るようなことを書いていたので
その部分丸ごと引用しておきます。
12.3 Blue whales
The Committee recommends that a re-assessment of blue
whales (excluding pygmy blue) in the Southern Hemisphere
be undertaken, given the small number of current
sightings in high latitudes in summer. Tillman and Ohsumi
agreed to co-operate on this study.
The Committee recommends that the blue whale
remain a protected species, and that the Secretary
communicate both with the flag countries whose vessels
are taking blue whales in the North East Atlantic and with
the nations (Spain, Portugal) off whose coasts these
vessels are operating. The danger posed to the recovery of
this depleted stock by such uncontrolled catches should be
pointed out.
(ソース:REP. INT. WHAL. COMMN 30, 1980 p.55-56)
捕鯨問題に詳しい新聞記者なら気がついても良いと思うけれど、
スペイン、ポルトガル沖でシロナガスまで無差別に捕っていた
3/4日本出資の「海賊」捕鯨船、シエラ号がシーシェパードに
激突されて大破したのはこの年のIWC総会が終わって翌々日、
1979年7月15日のことだ。
シエラ号に関する科学委員会の「警告」は、この年の複数の科学
委員会小委員会報告(Annex)に記載されているけれど、この話は
またあしたね。
|「IWCは昨年から、南極海のミンク調査を本格的に始めたが、予想を大幅に上回る
|資源状態が確認された。とはいえ、シロナガス、ザトウ、セミクジラなど、いぜん
|資源状態が心配される鯨種が少なくないことも事実である。ミンクなど生命力が
|強い鯨種がふえすぎると、シロナガスなどの弱い鯨種はエサをうばわれ、生きのびる
|機会が減る。とのIWC科学委員会の警告は重要である。ふえすぎた鯨種は適度に
|捕獲する方が望ましく、モラトリアムは資源管理の観点からは不必要だからだ。」
これはひどい嘘ですね。
このあたりから、日本人だけ南極のミンククジラは増えすぎているから捕っても
かまわない、間引きすべきだという「信仰」を抱くようになるのでしょう。
去年の科学委員会では、DNA多様性分析の結果、南極のミンククジラは少しは
増えたかもしれないが、日本やバターワース(南ア)が主張するような、
8倍とか3倍とか、そんな大幅な増え方はしてないということになってますね。
http://www.iwcoffice.org/_documents/sci_com/SCRepFiles2009/Annex%20K1%20-%20Final-sq.pdf
http://messages.yahoo.co.jp/bbs?.mm=GN&action=m&board=1834578&tid=a45a4a2a1aabdt7afa1aaja7dfldbja4 c0a1aa&sid=1834578&mid=43316
まあしかし、朝日新聞がこの記事書いたのは1979年のIWC総会開会3日前だ。
それで、朝日新聞が言うように、この年の6月22日からケンブリッジで開かれて、
いた科学委員会の報告書(これは7月5日にはすでに総会各国代表団に配られて
いたはず)に『ミンクなど生命力が強い鯨種がふえすぎると、シロナガスなどの
弱い鯨種はエサをうばわれ、生きのびる機会が減る。とのIWC科学委員会の警告』
があるかどうかを確かめてみた。
方法は簡単だ。
IWCの1980年版年次報告から1979年の科学委員会報告22頁分をスキャンして
pdfに変換し、シロナガス(Blue Whale)で検索をかけてみればよい。
結論は予期したとおり、そんな警告はありません、です。
ただし、この年ただ一カ所だけシロナガスに言及していた科学委員会報告が、
そこで実は日本代表団にとって背筋の凍るようなことを書いていたので
その部分丸ごと引用しておきます。
12.3 Blue whales
The Committee recommends that a re-assessment of blue
whales (excluding pygmy blue) in the Southern Hemisphere
be undertaken, given the small number of current
sightings in high latitudes in summer. Tillman and Ohsumi
agreed to co-operate on this study.
The Committee recommends that the blue whale
remain a protected species, and that the Secretary
communicate both with the flag countries whose vessels
are taking blue whales in the North East Atlantic and with
the nations (Spain, Portugal) off whose coasts these
vessels are operating. The danger posed to the recovery of
this depleted stock by such uncontrolled catches should be
pointed out.
(ソース:REP. INT. WHAL. COMMN 30, 1980 p.55-56)
捕鯨問題に詳しい新聞記者なら気がついても良いと思うけれど、
スペイン、ポルトガル沖でシロナガスまで無差別に捕っていた
3/4日本出資の「海賊」捕鯨船、シエラ号がシーシェパードに
激突されて大破したのはこの年のIWC総会が終わって翌々日、
1979年7月15日のことだ。
シエラ号に関する科学委員会の「警告」は、この年の複数の科学
委員会小委員会報告(Annex)に記載されているけれど、この話は
またあしたね。
これは メッセージ 45865 (r13812 さん)への返信です.
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