シーフード中メチル水銀、PCBと神経発育
投稿者: aplzsia 投稿日時: 2010/07/07 23:36 投稿番号: [45551 / 62227]
http://www.sciencedirect.com/science?_ob=ArticleURL&_udi=B6W81-4YWB28H-1&_user=10&_coverDate=08%2F31%2F2010&_rdoc=1&_fmt=high&_orig=search&_sort=d&_docanchor=&view=c&_searchStrId=1393143444&_rerunOrigin=google&_acct=C000050221&_version=1&_urlVersion=0&_userid=10&md5=a82ffe31399bfe2b5ca2e81a4b676d45
【出生前にメチル水銀およびPCBにさらされることは情報処理の
識別段階に影響を与える:
イヌイット児童の事象関連電位に関する研究】
Prenatal exposure to methylmercury and PCBs affects distinct stages of information processing: An event-related potential study with Inuit children
Olivier Bouchera, Célyne H. Bastiena, Dave Saint-Amourd, Éric Dewaillyb, Pierre Ayotteb, Joseph L. Jacobsong, Sandra W. Jacobsong and Gina Mucklea
<要約>
メチル水銀(MeHg)とポリ塩化ビフェニル(PCBs)は海産食品汚染物質で、神経発達を
阻害する効果が知られている。この研究では、成長期にこれら汚染物質にさらされた
ことと(体内)情報処理過程の関係を事象関連電位(ERPs)により、ヌナヴィック
(北極圏ケベック)の学齢期イヌイット児童について調べた。
長期予定によるこの研究では出生時と11歳の時の汚染物質被曝が計測された。
聴覚によるオッドボール課題観察記録が11歳児についてとられ、事象関連電位の
波形種のうち、N1とP3bが測られた。
重回帰分析により汚染のレベルとオッドボール課題成果(平均反応時間、聞き逃し
エラー、失敗への警戒的反応)および事象関連電位パラメータ(待ち時間と振幅)の
関連を検定した。この検定は交絡因子による変動分を考慮に入れ、補正したのちに行った。
118名の児童のデータが事象関連電位データとして利用可能とされた。
出産前にメチル水銀へさらされることが、オッドボール課題では反応時間の遅さ、
錯誤への警戒反応の少なさと関連することがわかった。
事象関連電位パラメータの分析によると、出生前メチル水銀被曝がN1波の標的
条件に関して、より強い振幅、時間猶予の遅れと関連することが示されたがP3b
部分に関してはこの関連は見られなかった。
海産食品の栄養分要因を交絡要因とみなしてノイズ制御すると、メチル水銀のN1波
に対する影響はより強くなった。
出産前PCB被曝は、被験者総体についての最終結果としては何らの関連性を示さな
かったが、母乳保育3ヶ月以下の児童グループについては、P3b振幅の低下に関連性
が見られた。
11歳時のメチル水銀およびPCBの体内負荷は行動測定、事象関連電位にいかなる
関連性も無かった。これらのデータが示すことは、出生前のメチル水銀被曝が
感覚情報の初期処理過程に影響を与えて注意メカニズムに変化を起こすということ
である。これとは対照的に、出産前PCB被曝はより遅い時期に情報処理過程に
影響を及ぼすようである、情報が意識的に評価される時に影響を及ぼしている
ようであるということだ。この影響は児童がより長い期間母乳保育されると
改善されるようである。
【出生前にメチル水銀およびPCBにさらされることは情報処理の
識別段階に影響を与える:
イヌイット児童の事象関連電位に関する研究】
Prenatal exposure to methylmercury and PCBs affects distinct stages of information processing: An event-related potential study with Inuit children
Olivier Bouchera, Célyne H. Bastiena, Dave Saint-Amourd, Éric Dewaillyb, Pierre Ayotteb, Joseph L. Jacobsong, Sandra W. Jacobsong and Gina Mucklea
<要約>
メチル水銀(MeHg)とポリ塩化ビフェニル(PCBs)は海産食品汚染物質で、神経発達を
阻害する効果が知られている。この研究では、成長期にこれら汚染物質にさらされた
ことと(体内)情報処理過程の関係を事象関連電位(ERPs)により、ヌナヴィック
(北極圏ケベック)の学齢期イヌイット児童について調べた。
長期予定によるこの研究では出生時と11歳の時の汚染物質被曝が計測された。
聴覚によるオッドボール課題観察記録が11歳児についてとられ、事象関連電位の
波形種のうち、N1とP3bが測られた。
重回帰分析により汚染のレベルとオッドボール課題成果(平均反応時間、聞き逃し
エラー、失敗への警戒的反応)および事象関連電位パラメータ(待ち時間と振幅)の
関連を検定した。この検定は交絡因子による変動分を考慮に入れ、補正したのちに行った。
118名の児童のデータが事象関連電位データとして利用可能とされた。
出産前にメチル水銀へさらされることが、オッドボール課題では反応時間の遅さ、
錯誤への警戒反応の少なさと関連することがわかった。
事象関連電位パラメータの分析によると、出生前メチル水銀被曝がN1波の標的
条件に関して、より強い振幅、時間猶予の遅れと関連することが示されたがP3b
部分に関してはこの関連は見られなかった。
海産食品の栄養分要因を交絡要因とみなしてノイズ制御すると、メチル水銀のN1波
に対する影響はより強くなった。
出産前PCB被曝は、被験者総体についての最終結果としては何らの関連性を示さな
かったが、母乳保育3ヶ月以下の児童グループについては、P3b振幅の低下に関連性
が見られた。
11歳時のメチル水銀およびPCBの体内負荷は行動測定、事象関連電位にいかなる
関連性も無かった。これらのデータが示すことは、出生前のメチル水銀被曝が
感覚情報の初期処理過程に影響を与えて注意メカニズムに変化を起こすということ
である。これとは対照的に、出産前PCB被曝はより遅い時期に情報処理過程に
影響を及ぼすようである、情報が意識的に評価される時に影響を及ぼしている
ようであるということだ。この影響は児童がより長い期間母乳保育されると
改善されるようである。
これは メッセージ 45522 (aplzsia さん)への返信です.
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