ナガスクジラの資源評価3
投稿者: aplzsia 投稿日時: 2010/04/30 08:14 投稿番号: [43689 / 62227]
[ 生息数:]
<北大西洋>
北大西洋のナガスクジラは国際捕鯨委員会(IWC)科学委員会(SC)により
1991年に包括的アセスメントが行われ(IWC 1992)、これは2006年に
北部海域についてアップデイトされた。このアップデイトは北大西洋海洋
哺乳類委員会(NAMMCO)とIWCの合同作業委員会によるものだった(IWC 2007a)。
過去には1976年にIWC科学委員会が行った北大西洋ナガスクジラ資源量の
アセスメントがある(IWC 1977)。
おもに過去の捕鯨記録にもとづき、IWCは北大西洋に7つの管理海域を
認知した。ノヴァスコシア、ニューファウンドランド-ラブラドル、
西グリーンランド、東グリーンランド-アイスランド、北ノルウェー、
西ノルウェー-フェロー諸島、英国諸島-スペイン-ポルトガルの7海域である。
遺伝子分析により、現在ではこの7つの海域を異なった比率で利用している
2−4の繁殖系群があるとするのがもっともらしいと考えられている。
IWC科学委員会が入手可能な最良の推定値と受け入れた最近の生息数は
以下のとおりである(IWC 2007c)。
中央北大西洋(東グリーンランド-アイスランド、ヤンマイエン島、フェロー島
<デンマーク>)2001年、25,800頭(CV0.125);
北東北大西洋(ノルウェー北および西)1996−2001年、4,100頭(CV0.21);
スペイン−ポルトガル-英諸島海域1989年、17,355頭(CV0.27)、 (Buckland et al. 1992);
西グリーンランド2005年、1,722頭(CV 0.37)、(IWC 2007b)。
西部北大西洋には包括的な推定が無いが、部分推定は以下の通り。
ニューファウンドランド2002−03年、1,031頭(95% CI 459-2,654)、(IWC 2007a) ;
北米東海岸セントローレンス湾以南 、2,814頭 (CV 0.21)、(Anon. 2005a).
調査年が異なることに注意する必要があるが、ラフな総数の推定値として
2000年前後に53,000頭がいたとまとめることができる。
上記各海域のどこでも、総生息数に明瞭なトレンドを見いだすことは
出来なかったが、アイスランド西部と南西部だけを別個にとりだすと、
顕著な増加傾向が見られた(IWC 2007a)。
ナガスクジラは19世紀末期と20世紀初期に激しく開発搾取されたが、
これは特に1897年にノルウェー、アイスランド、フェロー島、英諸島
沖合で開始された。
捕鯨はさらにスペイン、グリーンランド、カナダ東部へ拡大し、開発搾取は
低水準で1980年代まで続いた。
初期の捕獲統計はおそらく不完全であり、多くのクジラは殺されたが
ロープの破断等により失われた。最初の20−25年間には約半数が、
次の15−20年には3分の1がこのような喪失だったと思われる(Tønnessen 1967)。
IWC科学委員会は1915年までの捕獲記録に50%を上乗せしてこの
喪失分を統計に組み入れた(IWC 2007a)。
1915年までのナガスクジラ総捕獲数15,315頭プラス種名不詳の29,024頭
のうち約半数がナガスクジラであったと推量し、1915年までの総殺害数は
45,000頭とされた。1915年以後の総数はナガスクジラ55,000頭である。
海域別の概観は以下の通りである。
カナダ12,000、ノルウェー10,000、アイスランド10,000、フェロー島5,000、
グリーンランド1,000頭、英国諸島3,000頭、スペインポルトガル11,000頭、
外洋操業3,000頭。
捕鯨による初期の減少に対する北大西洋ナガスクジラの複数個体群の反応
を示す証拠は様々である。
範囲は明らかな復元から、確かな増加の指標が見られないというものにまで
広がっている。
ノルウェー北部では1876年から1904年にかけて14,000頭が殺された
と推定され、更に1948-71年に1,500頭が殺された。しかし現在ここでは
ナガスクジラは稀である(1904−11年に1,500頭が殺されたスピッツベルゲン
西部沖でナガスクジラははかなり豊富であるのだが)(Øien 2003, 2004)。
<北大西洋>
北大西洋のナガスクジラは国際捕鯨委員会(IWC)科学委員会(SC)により
1991年に包括的アセスメントが行われ(IWC 1992)、これは2006年に
北部海域についてアップデイトされた。このアップデイトは北大西洋海洋
哺乳類委員会(NAMMCO)とIWCの合同作業委員会によるものだった(IWC 2007a)。
過去には1976年にIWC科学委員会が行った北大西洋ナガスクジラ資源量の
アセスメントがある(IWC 1977)。
おもに過去の捕鯨記録にもとづき、IWCは北大西洋に7つの管理海域を
認知した。ノヴァスコシア、ニューファウンドランド-ラブラドル、
西グリーンランド、東グリーンランド-アイスランド、北ノルウェー、
西ノルウェー-フェロー諸島、英国諸島-スペイン-ポルトガルの7海域である。
遺伝子分析により、現在ではこの7つの海域を異なった比率で利用している
2−4の繁殖系群があるとするのがもっともらしいと考えられている。
IWC科学委員会が入手可能な最良の推定値と受け入れた最近の生息数は
以下のとおりである(IWC 2007c)。
中央北大西洋(東グリーンランド-アイスランド、ヤンマイエン島、フェロー島
<デンマーク>)2001年、25,800頭(CV0.125);
北東北大西洋(ノルウェー北および西)1996−2001年、4,100頭(CV0.21);
スペイン−ポルトガル-英諸島海域1989年、17,355頭(CV0.27)、 (Buckland et al. 1992);
西グリーンランド2005年、1,722頭(CV 0.37)、(IWC 2007b)。
西部北大西洋には包括的な推定が無いが、部分推定は以下の通り。
ニューファウンドランド2002−03年、1,031頭(95% CI 459-2,654)、(IWC 2007a) ;
北米東海岸セントローレンス湾以南 、2,814頭 (CV 0.21)、(Anon. 2005a).
調査年が異なることに注意する必要があるが、ラフな総数の推定値として
2000年前後に53,000頭がいたとまとめることができる。
上記各海域のどこでも、総生息数に明瞭なトレンドを見いだすことは
出来なかったが、アイスランド西部と南西部だけを別個にとりだすと、
顕著な増加傾向が見られた(IWC 2007a)。
ナガスクジラは19世紀末期と20世紀初期に激しく開発搾取されたが、
これは特に1897年にノルウェー、アイスランド、フェロー島、英諸島
沖合で開始された。
捕鯨はさらにスペイン、グリーンランド、カナダ東部へ拡大し、開発搾取は
低水準で1980年代まで続いた。
初期の捕獲統計はおそらく不完全であり、多くのクジラは殺されたが
ロープの破断等により失われた。最初の20−25年間には約半数が、
次の15−20年には3分の1がこのような喪失だったと思われる(Tønnessen 1967)。
IWC科学委員会は1915年までの捕獲記録に50%を上乗せしてこの
喪失分を統計に組み入れた(IWC 2007a)。
1915年までのナガスクジラ総捕獲数15,315頭プラス種名不詳の29,024頭
のうち約半数がナガスクジラであったと推量し、1915年までの総殺害数は
45,000頭とされた。1915年以後の総数はナガスクジラ55,000頭である。
海域別の概観は以下の通りである。
カナダ12,000、ノルウェー10,000、アイスランド10,000、フェロー島5,000、
グリーンランド1,000頭、英国諸島3,000頭、スペインポルトガル11,000頭、
外洋操業3,000頭。
捕鯨による初期の減少に対する北大西洋ナガスクジラの複数個体群の反応
を示す証拠は様々である。
範囲は明らかな復元から、確かな増加の指標が見られないというものにまで
広がっている。
ノルウェー北部では1876年から1904年にかけて14,000頭が殺された
と推定され、更に1948-71年に1,500頭が殺された。しかし現在ここでは
ナガスクジラは稀である(1904−11年に1,500頭が殺されたスピッツベルゲン
西部沖でナガスクジラははかなり豊富であるのだが)(Øien 2003, 2004)。
これは メッセージ 43688 (aplzsia さん)への返信です.
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