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「調査捕鯨、何調べてる?」(1)

投稿者: r13812 投稿日時: 2010/04/13 06:23 投稿番号: [43426 / 62227]
朝日新聞 10/04/13

東京科学医療グループ・松尾一郎

国際捕鯨取締条約に基づいて南極海と北西太平洋で実施している日本の調査捕鯨。国際捕鯨委員会(IWC)などで商業捕鯨再開を訴えるための科学データを集めている。妨害活動や鯨肉に注目が集まりがちだが、いったい調査はどんな方法で何を調べているのだろうか。


◇耳垢から年齢、肝臓から汚染物質   分析

クジラの仲間は体長20〜30メートルのシロナガスクジラから1・5メートル程度のスナメリまで80種以上。このうち調査捕鯨の対象は、絶滅の危機にあると考えられるシロナガスクジラなどを除き、かつて商業捕鯨をしていたミンククジラなどの7種だ。

調査海域は北西太平洋と南極海でそれぞれ日本の国土面積の約7倍、18倍の広さ。期限は設けられていない。国の補助金を受けた「日本鯨類研究所(鯨研)」が行っている。

目的はクジラの増減傾向や性別や年齢、繁殖集団の分布、生息水域の環境変動の影響を調べることだ。鯨研の藤瀬良弘理事は「資源管理に必要なクジラの生まれる数や寿命に関する正確なデータが商業捕鯨では得られてなかったので、1987年から調査捕鯨を始めた」と説明する。

これまでの結果を根拠に「クロミンククジラは増えすぎている」「クジラは大量の魚を食べて漁業に被害を与えている」などとして商業捕鯨再開を主張している。


◇船団組み噴気探す

調査捕鯨の船団は、遠洋では6隻、沿岸に基地を設ける場合は4隻ほどで構成される。遠洋の場合、先頭はやぐらを備えた「目視専門船」(最大860トン)。その後方を数日遅れて「目視・採集船」(約800トン)が続き、最後に船団全体の指揮やクジラを収容する調査母船「日新丸」(8030トン)が航行する。

シーシェパードが攻撃した第2昭南丸は、妨害船を監視する船で、調査そのものには加わっていない。

調査捕鯨は、群れがよく見つかる特定の海域を集中的に調べる方法(主に沿岸から100キロ内)と、対象海域をジグザグに進んで海域全体を調べる方法(主に遠洋)がある。北西太平洋ではトロール船も加わり、クジラの餌となる可能性のある魚を採集することもある。

目視専門船では「トップマン」と呼ばれる3人の観察者がやぐらの上から双眼鏡で数キロから20キロほど先までのクジラの噴気を探す。

発見すると近づき群れの種類や頭数を調べる。条件をそろえるため、視界が3・7キロ以上、波が高くなる強風を避け風速が原則毎秒10・2メートル以下の時に限り、日の出1時間後から日没1時間前まで続ける。

捕獲は、群れの各個体に番号を振り、統計学的に偏らないように乱数表から選んだ数字の個体を選ぶ。約50メートルまで近づいて捕鯨砲でロープのついたもりをクジラに命中させると、1、2秒後に先端についた火薬が爆発し、クジラを絶命させる。
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