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Re: お、珍しく鯨研が“科学”で意見w

投稿者: aplzsia 投稿日時: 2010/04/04 08:24 投稿番号: [43315 / 62227]
>http://blogs.yahoo.co.jp/marburg_aromatics_chem/63063172.html

この鯨研が批判してるリュエッグ、アンダーソン、ベイカー、ヴァント、
ジャクソン、パルンビ論文ね。

モレキュラル・エコロジー誌に掲載されたほうが
http://lenfestocean.org/publications/Ruegg%20MolEcol%20Minke.pdf
ほとんど同じ内容で2009年IWCマデイラ大会前の科学委員会に提出
されたほうが
http://www.iwcoffice.org/_documents/sci_com/SC61docs/SC-61-EM1.pdf
両方とも無料で全文読めます。

このあとのほうのが2009年IWC・SC生態系モデル小委員会で検討された
論文だけれど、その小委員会の報告書での評価を鯨研は批判文で
部分引用してますね。

ただし引用の仕方がものすごく我田引水のいいとこどりで、まるで
リュエッグ他の仕事の核心部分が、IWC科学委員会ではほとんど
全否定されてるような印象を与えるようになってます。

本当は、今ではミナミマグロ保存委員会では日本側科学委員メンバー
になっているバターワースが、タジタジとなって、2006年の自分の
仕事の欠陥を言い訳してるような具合なんだけどね、鯨研の作文者は
みごとにこの鉾を文章作法で逆転させてます。

同じ鯨研の英文サイトが1月に公表した、たぶんパステネが書いた
同趣旨の文章はこれほどひどくないです。

国内B層向け、マスコミ向け宣伝と、対外英語文書が違ってるという
水産庁系の有名な特徴が出てるね。

IWC科学委員会のリュエッグ論文評価はそんなに悪くないですから、
該当箇所全文和訳しときます。

この小委員会レポートの最初のほうは、ここでずいぶん論じたサイエンス誌
2009年2月13日号の「漁獲高を上げるために鯨類は間引かれるべきか?」
という論文とほぼ同内容のレポートの検討で、結構おもしろいです。

エコパス・エコシム・モデル開発者自身がカリブ海や北西アフリカの
クジラ減らしても魚は増えないという分析を出してるのに対して、
日本側(村瀬さん)がそれを批判すればするほど、同じモデルを粗雑に
借用して「鯨メチャクチャに減らすとサメとイカと小魚が増える」と
やった日本近海の水研鯨研JARPNモデルがブーメランでひどいことに
なるという構図だからね。でも、今日はやめとこうか。

以下、後半の細胞核DNAの11の違う箇所を使った新しいやり方の個体群
来歴の分析方法(SC/61/EM1)のところだけです。2003年のパルンビ論文
批判しても全然意味ないの。遺伝子分析の世界は急速に進歩してるんだから。
http://www.iwcoffice.org/_documents/sci_com/SCRepFiles2009/Annex%20K1%20-%20Final-sq.pdf
Annex K1
Report of the Sub-Committee on Ecosystem Modelling
生態系モデル小委員会レポート
・・・
5.4   その他の論文の検討

SC/61/EM1 は、生態系構造における最上位捕食者の役割との関係で
大規模動物相の重大な減少について論じている。

南極では「オキアミ余剰仮説」が想定されている。これは200万以上の
大型鯨類が殺されたため、オキアミを食べる他の生物種、たとえば
商業捕鯨の主要対象にはならなかったミンククジラが競合関係から
開放されたという仮説である。

これがもし本当なら、ナンキョクミンククジラの生息数は20世紀捕鯨の
間接的な結果として膨張を経験しただろうというということになる。

SC/61/EM1は11種類におよぶ核遺伝子マーカーのDNA配列を使用して、
ナンキョクミンククジラの大捕鯨時代以前の長期生息数を推定した。

この11種類の核遺伝子中の標識(マーカー)は、52の新しいサンプルで、
日本の市場で得られた鯨肉から採取した。

このデータベースは50万近い2倍体DNA配列多様性の塩基対を擁して
おり(これはAlter et al. 2007<#コククジラ推定>に比肩しうる)、
ヒゲクジラ類の遺伝子多様性に関するこれまでのいくつかの推定法が、
進歩を推し進めているということを示すものである。

複数の遺伝子座に関してベイズ法により、突然変異率と癒合時間を推定し、
長期的個体群サイズを670,000頭(95%信頼区間:374,000-1,150,000)と
推定した。

この長期進化的生息数は、ほとんど現在のナンキョクミンククジラ生息数
推定の幅を包み込むよ\xA4
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