アルジャジーラ in CITES サメ2
投稿者: aplzsia 投稿日時: 2010/03/21 08:39 投稿番号: [43089 / 62227]
(2010年3月16日のアルジャジーラ、Nick Clark ブログ)
Once feared predator, now endangered
By Nick Clark in * Asia * Middle East
on March 16th, 2010
http://blogs.aljazeera.net/africa/2010/03/16/once-feared-predator-now-endangered
(つづき)
香港から来たエージェントが仲買人とこの日の値段について
交渉している。価格は上昇している。周辺のサメが少なくなって
いるからだ。
われわれは引退したエージェントにインタビューした。彼は匿名を
希望した。彼によると、いまここで並んでいるものは昔の数量には
とてもおよばないということだ。ここはわれわれの取引所だと彼は
言う。
アルジャジーラ:「ということは、かつては毎日何百というサメがここで
取引されたのですか?」
退役エージェント:「何千!昔は何千てサメだよ。」
アルジャジーラ:「今はみんないなくなった?」
退役エージェント:「なった、なった、いなくなった。われわれは漁業を壊した。」
<「輸出入停止を」>
濃紺の帳が落ち、かもめが街灯の光の中で輪を描いて荷車や
溝の周辺の獲物をあさっている。干したフカヒレの山が中国の
食卓へ向けて動き出す。
今週ドーハのCITES会議で代表者たちは危惧のある4種類の
サメについて、その漁獲と取引に制限をつけるかどうか議決する。(#否決されました)
しかし議案が通ったとしても取締をするのは難しい。
乾燥した正体不明のフカヒレの山から、取締担当者はどうやって
ニシネズミザメやアカシュモクザメのヒレを採り出そうというのだろうか。
カーンはもっとラディカルな改革が必要だと言う。
「フカヒレはシンプルに全部輸出入禁止にすべきだ。特別な
種に拘る必要はない。貿易禁止にすればよい。そうすることで、
ローカルな地域ではサメを捕ることができるし、サメ肉も取引
できる。しかしヒレはだめだ。これが唯一の道でしょう。」
(2010年3月16日のアルジャジーラ、Nick Clark ブログ)
=====
この書き方だと、今回の多くの北アフリカ、中東イスラム諸国の
態度には真っ向から批判的なようですね。
「絶滅危惧」というのは確率論的な問題で、リビア代表みたいに
単純決定論の「白クロはっきりせんかい」というタイプの要求なんて
いうのは、はじめから反科学主義だし、管理、監視制度が
不備だと不都合ダダ漏れだというストーリーだな。
もっとこういう方向でシャープに問題を整理してるのが
フランスのル・モンドです。
今回のCITESドーハ大会と、去年のコペンハーゲン気象変動
会議にあらわれた発展途上国、イスラム諸国の反欧米主義、
反予防性原則の共通性を指摘してますね。
http://www.lemonde.fr/planete/article/2010/03/19/apres-l-echec-de-copenhague-l-europe-per d-la-bataille-du-thon-rouge_1321503_3244 .html
はっきりいって、どこの国にも「捕れるんだからうるさいこと
ゴチャゴチャ言わずにとらせろや」という短期金銭利益
第一主義の人がいて、そういう人たちはヨーロッパにも
十分いる。
ヨーロッパの場合、科学者たちは長期動態安定論と
確率論的予防原則。EU官僚が、科学性を十分に
理解した上での法治主義。各国政治家の一部が地元の
短期利益を反映して、ポピュリズムで規範をグダグダに
しがち、というあたりの問題だね。
これはBBCブログも指摘してる。遠洋水産研究所客員研究員、
三宅眞さんが指摘してる地中海方面の怠惰な特徴
というのもこのことね。
それに対して、発展途上国や日本、中国、韓国の場合は
政治家だけじゃなく、官僚もナショナリズムの損得意識が
強すぎて反現代科学、反法治主義になってるという観察ね。
もちろん日本の官僚は中心部が法学部出身者だから、
本人たちは「反法治主義」だなんて全然思ってないだろうけど。
郷原さんが最近さかんに言ってる「法令遵守主義」と「法治主義」
というのは全然別のことだというあたりの問題ね(これちょっとむずかしい)。
ヨーロッパのマスコミ見回しててわりと最近よく見かけるのは、
「(ポピュリズム)民主主義」と「(理性的)法治主義」がはげしく
相反するようになってるということです。
民主党、社民党、国民新党ももうすこし政権運営に習熟
してから本格的に手がけなきゃい\xA4
Once feared predator, now endangered
By Nick Clark in * Asia * Middle East
on March 16th, 2010
http://blogs.aljazeera.net/africa/2010/03/16/once-feared-predator-now-endangered
(つづき)
香港から来たエージェントが仲買人とこの日の値段について
交渉している。価格は上昇している。周辺のサメが少なくなって
いるからだ。
われわれは引退したエージェントにインタビューした。彼は匿名を
希望した。彼によると、いまここで並んでいるものは昔の数量には
とてもおよばないということだ。ここはわれわれの取引所だと彼は
言う。
アルジャジーラ:「ということは、かつては毎日何百というサメがここで
取引されたのですか?」
退役エージェント:「何千!昔は何千てサメだよ。」
アルジャジーラ:「今はみんないなくなった?」
退役エージェント:「なった、なった、いなくなった。われわれは漁業を壊した。」
<「輸出入停止を」>
濃紺の帳が落ち、かもめが街灯の光の中で輪を描いて荷車や
溝の周辺の獲物をあさっている。干したフカヒレの山が中国の
食卓へ向けて動き出す。
今週ドーハのCITES会議で代表者たちは危惧のある4種類の
サメについて、その漁獲と取引に制限をつけるかどうか議決する。(#否決されました)
しかし議案が通ったとしても取締をするのは難しい。
乾燥した正体不明のフカヒレの山から、取締担当者はどうやって
ニシネズミザメやアカシュモクザメのヒレを採り出そうというのだろうか。
カーンはもっとラディカルな改革が必要だと言う。
「フカヒレはシンプルに全部輸出入禁止にすべきだ。特別な
種に拘る必要はない。貿易禁止にすればよい。そうすることで、
ローカルな地域ではサメを捕ることができるし、サメ肉も取引
できる。しかしヒレはだめだ。これが唯一の道でしょう。」
(2010年3月16日のアルジャジーラ、Nick Clark ブログ)
=====
この書き方だと、今回の多くの北アフリカ、中東イスラム諸国の
態度には真っ向から批判的なようですね。
「絶滅危惧」というのは確率論的な問題で、リビア代表みたいに
単純決定論の「白クロはっきりせんかい」というタイプの要求なんて
いうのは、はじめから反科学主義だし、管理、監視制度が
不備だと不都合ダダ漏れだというストーリーだな。
もっとこういう方向でシャープに問題を整理してるのが
フランスのル・モンドです。
今回のCITESドーハ大会と、去年のコペンハーゲン気象変動
会議にあらわれた発展途上国、イスラム諸国の反欧米主義、
反予防性原則の共通性を指摘してますね。
http://www.lemonde.fr/planete/article/2010/03/19/apres-l-echec-de-copenhague-l-europe-per d-la-bataille-du-thon-rouge_1321503_3244 .html
はっきりいって、どこの国にも「捕れるんだからうるさいこと
ゴチャゴチャ言わずにとらせろや」という短期金銭利益
第一主義の人がいて、そういう人たちはヨーロッパにも
十分いる。
ヨーロッパの場合、科学者たちは長期動態安定論と
確率論的予防原則。EU官僚が、科学性を十分に
理解した上での法治主義。各国政治家の一部が地元の
短期利益を反映して、ポピュリズムで規範をグダグダに
しがち、というあたりの問題だね。
これはBBCブログも指摘してる。遠洋水産研究所客員研究員、
三宅眞さんが指摘してる地中海方面の怠惰な特徴
というのもこのことね。
それに対して、発展途上国や日本、中国、韓国の場合は
政治家だけじゃなく、官僚もナショナリズムの損得意識が
強すぎて反現代科学、反法治主義になってるという観察ね。
もちろん日本の官僚は中心部が法学部出身者だから、
本人たちは「反法治主義」だなんて全然思ってないだろうけど。
郷原さんが最近さかんに言ってる「法令遵守主義」と「法治主義」
というのは全然別のことだというあたりの問題ね(これちょっとむずかしい)。
ヨーロッパのマスコミ見回しててわりと最近よく見かけるのは、
「(ポピュリズム)民主主義」と「(理性的)法治主義」がはげしく
相反するようになってるということです。
民主党、社民党、国民新党ももうすこし政権運営に習熟
してから本格的に手がけなきゃい\xA4
これは メッセージ 43088 (aplzsia さん)への返信です.
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