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ワシントン条約、クロマグロの否決の詳細

投稿者: r13812 投稿日時: 2010/03/19 08:34 投稿番号: [43073 / 62227]
http://jwcs.cocolog-nifty.com/blog/2010/03/post-149a.html

お昼は、WWFとトラフィックによるクロマグロの映画上映会があったのです。参加者はほぼ欧米の方ばかりでした。
午後にクロマグロがあることを狙ってですね・・・


いよいよ午後の委員会開始。クロマグロの議論がはじまります。まずは提案国モナコが提案内容を説明。
まずは、スペインが発言。EUとして、資源枯渇状況を見て、モナコを支持。 カナダも支持。ICCATでも引き続き資源管理をすると同時にワシントン条約の必要性も訴える。チリが発言。

やっと日本が発言。日本は今まで資源管理をしてきたのに皮肉である。ICCATで議論すべきでワシントン条約でやるべきではない。クロマグロの資源は十分あり、絶滅危惧種ではないし、附属書1の基準を満たさない。 クロマグロを認めれば他のマグロの門戸を開くことになる。漁業開発途上国も輸出できなくなるのも経済的に困るだろう。申し訳ないが、不公平だ。ICCATで十分であり、どんな附属書でもどんな条件も受け入れられないことをかなり熱が入って主張していた。日本からもう一人。リストの掲載は今後に影響を与えるから今は適切ではない。一度掲載されると取消やダウンリストが難しい。と説明。

海洋資源に依存しているとしてモナコの提案にグレナダも反対。韓国もICCATですべきだと主張。セネガルも大西洋な国として海の資源に依存しており同調、リスト掲載に反対。
一方、ケニアはモナコの提案に賛成。ICCATとワシントン条約で資源回復すべきと主張。米国もモナコを強く支持。

議長からICCATとFAOがそれぞれ発言を求められる。

漁業は経済問題であり、クロマグロは移動性のため専門的に管理機関に任せべきと発言するのはモロッコ。ナミビアも漁業資源管理はICCATでの管理を望む。 ノルウェーが終わって、NGOに発言の番がまわる。

WWFはもちろんモナコに賛成。WWFの間、JWCSの隣に座る日本かつおまぐろ漁業協同組合の人がスクリーンに映し出される。こんな作為的なことは初めてだったのですが、映像担当はどこが!?

この後から一気にヒートアップ!


リビアがかなりあつくエビデンスがないとモナコを激しく批判しはじめる。話も長く、ペーパーを持ちながらぶんぶん身振り手振りであつくなる。英語通訳者も息があがって、通訳者自体クスクスした場面があった。。英語の通訳になまっていたのと、JWCSおなじみのオリンド博士がこの状況に驚いてJWCSの席まで来てくださったため、リビアがどんな主張をしていたすべてはききとれなかったのですが、もうあれはパフォーマンスに近いような感じ。ちょっと会場ハプニング状態!リビアが立ちはじめて、マイク切られ、会場ざわつく。かなり熱入ってます。 マイクを切られても立ち上がり発言権を求める。。

この時点で2時間が経過。

まとまり切れない空気になり、議長が議論を中止するか、継続するか投票にすることになった。中止を求めたのは73。継続希望は43で、もうこれ以上議論せずに投票するということになった。

その後、まず欧州の修正案が通過したので、モナコの提案の投票に移る。賛成20、反対68、棄権30でモナコ案が否決された。最後の30分でバタバタと決まった感じ。

取り合えず議長が「閉会」と言う前に、もう会場の皆は終わったという感じ。あまりに長がったこともあるのか、投票結果が発表された瞬間歓声があがる。主に日本の報道陣と現地の報道陣が日本政府を囲んでバタバタになる。議論関係なく、最後は勢いで終った感じでみんな関係者は豆鉄砲を食らった感じの空気と行った方がちかいですね。。


水産庁が一番驚いているのかもしれませんが・・・
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