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イワシクジラの運命

投稿者: aplzsia 投稿日時: 2010/03/12 08:37 投稿番号: [42924 / 62227]
国際自然保護連合(IUCN)レッドリストの最新の個体数評価を図示したのが
http://www.iucnredlist.org/documents/attach/2475.pdf
このファイルの一番下の色分けグラフです。

赤い部分が日本のイワシクジラ調査捕鯨海域、北太平洋。
1974年の 8,600頭から増えているとはいうものの、大捕鯨時代以前の
環境収容力(K)レベルには到底およびませんね。

クジラが増えすぎて漁業に損害を与えるとか、ちょっとぐらい個人が入手して、
密輸出するぐらい、日本政府がいちいち責任とってられないとか、
そういう乱暴なものの言い方が、無知ゆえの無神経というふうになってる
ということを上の図がはっきりさせてると思います。

イワシクジラに徹底的な捕獲圧を加えたのは旧ソ連と日本の二カ国ですからね。

個人や民間企業がやる違法行為に、政府は責任持てないというのは、
制度がきちんと機能している時に言えることです。

1970年代の大洋漁業出資シエラ号による大西洋「海賊」捕鯨事件とか、
最近のミナミマグロ捕獲枠超過事件とか、水産庁が薄々知りながら黙認して
いた国際法違法、脱法行為があとをたたない以上、消極姿勢は国際資源管理
体制に対する不誠実な態度と規定されて当然です。

北大西洋のクロマグロというのも、上のpdfファイルのグラフと
そっくりの形をとってますね(IUCNのサイトにはないけど、Safina, C. の
本にはあります。冷凍船が普及してから急激に、大きくて値のはる水産資源
が大乱獲されたという構図)。

大西洋クロマグロの今回問題になってるのとは別の、西部系群が1990年代
後半に問題になったとき、水産業界に雇われた水産学者たちが、
2475.pdfファイルのようなグラフの1975年から左の部分を隠して宣伝し、
「クロマグロ生息数はもう4半世紀近く順調に推移している」と主張して
いたのが、あとでバレて北米ではスキャンダルになってました。

今回、日本の水産庁の人が、「クロマグロは絶滅には程遠い」と言っている
ようですが、先進国の水産官僚で、魚類に関して「絶滅か否か」なんて
ことを問題にしている人はいません。

環境収容力Kよりはるかに低い水準で低位安定化してしまうのが、水産経済的
にも、生態系サービスから言っても損失であり、問題だと言ってるのです。

特に後者は、魚類による海水中二酸化炭素の固定化、沈降下の貢献度が
はっきりしてきて急激に注目を集めているところですね。
日本の官庁やマスコミの知的水準が、近頃ものすごく遅れてるんじゃないかと思いますよ。

===
ついでに、日本語へんなとこ直しときます。
http://messages.yahoo.co.jp/bbs?.mm=GN&action=m&board=1834578&tid=a45a4a2a1aabdt7afa1aaja7dfldbja4 c0a1aa&sid=1834578&mid=42919
「計画通りの捕鯨数を揚げたい水産庁、黥研からも、
一定以上の頭数をアセスメント抜きで捕らせるなんてことは許せないIWCの
<<がわからも>>、どちらからも受け入れられないという「純粋理論モデル」になってますね。」
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