さあ!諸君!捕鯨問題だ!

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足し算と割り算ができない方へ

投稿者: kamekujiraneko 投稿日時: 2010/01/30 02:36 投稿番号: [41418 / 62227]
環境問題に無知で小学校レベルの算数ができず、「どうしてもわからない」というおバカさんのために、しょうがないので「単位生産重量当り排出量計算」について簡単にレクチャーしましょう。

<燃料消費>
1.スケールメリット
船舶航行にかかる単位輸送量・距離当りの燃料消費、つまり燃費は、大型船舶になるほど改善されます。そのうえ、輸送船が2隻もあって、輸送しない(一部除く)高燃費の小型船がゾロゾロくっついているようではお話になりません。
2.片道と往復
貿易輸送にかかる排出量コスト計算は片道です。漁業・捕鯨は往復(+操業航行分)です。これはルール。もちろん合理的な理由もありますが、「基本」ですから私のHPか国交省等の資料を読んで自分で勉強しなさい。
3.フードマイレージ
輸送距離にほぼ比例して増大するという意味。これも基本中の基本。南極海行は2度の暴風圏突破による割増運賃付き。

<冷媒>
1.スケールメリット
容量に応じて電力消費、冷媒使用効率も変化します。物理学(排熱)の話ですが、説明は要りませんね。空調と極低温冷凍に関する議論はaguatibiapyさんの勝利で決着済みですが、冷媒コストの差はもちろん比較になりません。
2.陸上倉庫
在庫率が生産量に対して異常に高率なのは反反捕鯨論者が「文句あっか!」と認めているとおり。当然ながら単位生産重量当り排出量増に直結します。

<LCA>
陸上設備(にかかる排出コスト)も生産重量で割ります。生産効率とスケールメリットが関わります。
船舶については、耐用年数を年間輸送量で割って単位を調整。日新丸はお休みが長いもんねえ。

輸送とLCA関連の排出すべてにおいて、公海捕鯨は《単位生産重量当り》で圧倒的に不利。まあ、この環境負荷の高さが高コスト体質と直結するわけですが。

「同じだ」「同じだ」と言い張り続けて耳を塞いでいるヒトは、ただ算数ができないだけ。

牛肉生産が不利なのはメタン排出(畜体及び排泄物由来)。システイン含有飼料とメタン回収技術(発電利用でむしろマイナスに転じる)は既に「実用化」されています。メタン回収の方は国内のほか、途上国との排出権取引にも利用されています。既に市場があり、欧州の混合農業など伝統的畜産がモデルでもある有機農法とセットの有機畜産で堆肥のリサイクルが進めば、技術革新と合わせて飛躍的な負荷軽減が見込めるでしょう。もちろん、消費量全体の削減も必要ですが。
これらはすべて温室効果ガス排出問題に限っての議論。
これまた繰り返しになりますが、水資源・森林資源等温室効果ガス排出以外の畜産による環境負荷は、基本的に新興国・開発途上国のもので、日本の公海調査捕鯨はオルタナティブになる余地が文字どおりゼロです。きみたち反反捕鯨ウヨガキ君が正直に白状しているとおり。
FAO報告の言うように解決が遅々として進まない原因は、コストその他のオルタナティブ畜産の側の問題ではなく「政治」です。
ひとつは南北間の構造格差そのもの。もうひとつはアグリメジャー。
アグリメジャーの問題については以前から市民団体が取り組んできましたが、最近はマスコミ(海外)もタブー視せずに取り上げるようになりました。NHK等日本のマスコミも、自国の畜産の問題点は無視しつつもそうした情報を流すようになってきたので、捕鯨賛成派の方でもご存知の方はいらっしゃるはずですが。
政治の話ですから、日本の公海調査捕鯨をとっととぶっ潰して市民運動のリソースをそっちに向けることこそが、畜産環境問題への取り組みを飛躍的に進める最も合理的な解決策のひとつであることはいうまでもありません。
排出量計算について勉強する気になった人は、一次ソースのリンクがあるからきちんと読みなさい。
http://chikyu-to-umi.com/kkneko/ondanka.htm
http://kkneko.sblo.jp/article/29682226.html

「自分はゼッタイタダシイ」誰かさんは「自分ルール」に従わない情報は「存在シナイ」ことにできるんだから、本当にかわいそうだよね・・・・
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