なぜ鯨は座礁するのか?
投稿者: ts657738 投稿日時: 2004/09/02 20:44 投稿番号: [4046 / 62227]
著者は水産庁捕鯨班長ですものね。まあ、一方の立場の責任者の方です。
この本はもう完全に対反捕鯨団体理論撃破ノウハウブックみたいなもの。経歴的には典型的なエリート街道を歩んで来た方が、国際会議で散々やり合った成果がビシバシ炸裂してしまう。団体さんとの公開討論の所などは、こうした場所に登場する何人かの投稿にピンと来るものがお有りかもしれません。
で、いわゆる中立的な立場。これが実は捕鯨問題では難しい。残酷だから鯨を殺さずに食べましょう!ということが矛盾してしまう以上は、食っていいのか/悪いのかという2者選択になってしまう。中間が無いのですね。
沢山いる種類の鯨でさえも”一頭たりとも捕ってはいけない”というのは、ある意味では極論です。この場合はもう一方の対極として”鯨なんざ壊滅するまで捕り尽くせ”ということかもしれません。しかし、これは見たことの無い意見ですね。
そうなると一頭たりとも捕らせないの対極の意見としては、沢山いる鯨を減らさない程度に加減して捕りましょうということなのでしょう。森下丈二さんだってこれですね。
なんか、余りにもあたり前の話なんで面白くないですかね。
えー、中間的な意見ではなくナンでもありということで。
「クジラとイルカの心理学」青土社編集部編(青土社)
リリー、ベイトソン、マイヨールに大隅清治氏、森田勝昭氏、秋道智彌氏、村山司氏・・・。
アッチの端から、コッチの端までなんでもあり。お笑いに知能に文化に歴史にと・・。
醒めた目でジャーナリストが調査捕鯨に参加したドキュメントとして。
「クジラを捕って、考えた」川端裕人(PRCO出版)
後日、大事件になったものまでしっかり押さえてある。普通、ジャーナリストでも自分の主張が明確に出るのですけれど、割と醒めた目で扱っている。
いい加減に絶版かもしれないけれど。
反捕鯨の立場の場合は
「ザ・クジラ」原剛(文眞堂)
これの全く逆の立場は
「最新捕鯨白書」土井全二郎(丸善ライブラリー)
両方ともモラトリアム前後の模様になります。
これは メッセージ 4036 (kabieee_ccccc さん)への返信です.
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