さあ!諸君!捕鯨問題だ!

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Re: エリノア・オストロム

投稿者: aplzsia 投稿日時: 2009/10/18 08:05 投稿番号: [38832 / 62227]
>>30年間とか50年間の商業捕鯨休漁という形での、秩序ある捕鯨産業の継続です。
>ところが、これがIWCには存在してない。
>予め休漁期間を定めた休漁規定は付表のどこにも存在しておらず、
>期限無しの中止や禁止規定ばかりだ。

今回の、コイヘルペスウイルス「特定疾病」指定と移動禁止=実質上の
禁漁から更に殺処理までも、ウイルスの密度が低下するまでという
ことで、霞ヶ浦の真鯉養殖者や、裏技を知らない錦鯉養殖業者は
禁止措置が出た時に将来の見通しはまったく立たなくなったですね。

裏技を知っている業者たちは競争圧力が減って有利になったばかりで
なく、水産庁系天下り団体の提唱する「ウイルスフリー鯉」という、
非現実的な宣伝文句をうまく利用する事で儲けのだな。

国内だけで、狡い養殖業者と、間抜けで狡い官僚(OB)が得をし、
正直な人が損をしたという話にとどまるなら、われわれ日本の選挙民
の「自己責任」だけど(当時のそういうことを言う政権を選んじゃった
以上ね)、問題はこういういかがわしい状況を放置したまま、
錦鯉の輸出業者が真性の「ウイルスフリー鯉」と偽の「「ウイルス
フリー鯉」」を区別せずに輸出してしまったことだ。

これで、知らずに両者を一つの池に入れてしまった人は、真性
「ウイルスフリー鯉」の大量死を経験することになる。
あとでカラクリが全部わかったら、日本国民全体の信用が
がた落ちになるのは当然だな。

われわれ有権者はどうしたらいいんだ?
普通の一般市民が鯉養殖業界の内部事情にうとい、というのは
しょうがないし、そこまでは内外の被害者も納得するのだろう。
だけど、そういう政官業の薄汚い癒着が、何の責任も無い
第三者の資産を破壊してしまったら、これは実質的に犯罪だね。

>養殖と漁では全然違う。例が悪すぎ。魚類の禁漁を挙げるほうが妥当。

ハタハタの例は数少ない成功例だね。以前TVで見たし、勝川さんの
サイトにもいっぱい書いてあるから知ってるよ。
ストレートにオストロムのGame5: Self-financed contract-enforcement
game だね。勝川さんに言わせると、これに地方レベルのまともな
水産技官が加わってる。

>ついでに鯨に遡及してみ、と言いたいが、それをやるときみは思考停止に
>陥るだろうから、勘弁してやる(笑)、ハタハタ止まりでいい。
>で、例えば諦めさせられた沿岸捕鯨の共同体について、これを当事者合意
>というかオストロムに訊いてみ、言うならノーベル賞は剥奪モンだ。
>「こじつけ」にも程がある。しいて言うなら、国家統制管理の国際版(しかも劣化コピー)。

IWCはその上部に強制力を持った機関がないから、そう言う意味で
水平レベルの共同体と同じ構造を持ってる。
コイヘルペスウイルスのケースも、輸出入の起る範囲をゲーム平面と
置くと似たようなことが言える。

オストロムは1990年の本で、単純な5類型のゲーム構造を例示して
具体的な分析に入っていったのだけれど、現実はもっと込み入った
重層ゲーム構造になってるね。

にもかかわらず興味深いのは、今回のコイヘルペスウイルス問題でも、
捕鯨問題でも、いずれも水産官僚が率先して「悪いのは外国だ!」
というナショナリズムをなにはばかることなく全面に押し出してる
点だ。

この問題領域については、もっと詳しく扱わなきゃいけないな。
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