Re: バスク捕鯨
投稿者: aplzsia 投稿日時: 2009/08/25 07:56 投稿番号: [37468 / 62227]
>1746年に大西洋全域でセミクジラも対象にふくめたアメリカ式捕鯨が
>可能であった事実はどう説明するのだろう?。
いわゆるアメリカ式捕鯨として遠洋へ出てゆくのはマッコウクジラを
捕るためで、セミクジラが目的じゃないです。
1840年代になると、コルセットとかスカート用のセミクジラ髭板の
値段が米国市場でも上がってくるので急速にこちらへ興味が向かうの
ですが、これもホッキョククジラのほうがよいというので、船は
ジャパンパッシングしてうんと北へ向かいます。
>大西洋におけるバスクの例は限定的な狭い海域で漁をし続ければ、
>そのルートを回遊する個体が減って邂逅率が低下し不漁を招くことを
>示しているに過ぎない。
これは江戸時代から太地セミ流れのあった明治初期にかけての経緯と
驚くほど良く似ていますよ。
ビスケー湾のフランスバスク地方からガリシアまでというセミクジラ
漁場は、だいたい紀伊半島から九州あたりまでの、日本のセミクジラ
捕獲範囲と同じ規模です。
>太地の例と同じく、後の大量捕獲が可能な程の総資源量がある種に対して
セミクジラに「後の大量捕獲」なんて無いです。
ナガスクジラやシロナガスクジラはそれまで全然とれなかったんだし、
ザトウクジラは波止場の小遣い銭かせぎ程度にしか捕ってなかったんだから
「後の大量捕獲」というのはありましたが。
マッコウクジラは数が多いし雄と雌で分布が全然違って散漫というのでまた
別の問題だし。
なんか日本の捕鯨知識というのは基本的なとこ押さえてないで、妙なディベート
ネタだけが発達してるんじゃないですかね。
これは メッセージ 37450 (nobu_ichi95 さん)への返信です.
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