Re: セミ鯨が捕れなくなったのは米国のせい
投稿者: nobu_ichi95 投稿日時: 2009/08/06 11:58 投稿番号: [37005 / 62227]
”論法”以前に”現実を無視しない”ことが先だね。
実際に18〜19世紀に太平洋のクジラを減らした主な元凶は大量の捕獲を続けたアメリカ捕鯨・・・・という事に大きな間違いは無いだろう。
セミクジラを対象としたアメリカの沿岸捕鯨は1650年頃から始まり、1746年にはセミ・マッコウ・ザトウを対象とした大西洋遠洋捕鯨が史実として開始されている。
このトレンドは太平洋域にも拡大し、1763年にはアメリカによるオーストラリア、ニュージーランド近海での主にミナミセミクジラを対象とした遠洋捕鯨が始まった後、1789年以降は常的に太平洋遠洋捕鯨がおこなわれており、大西洋・南太平洋同様、搾油効率の良いセミクジラ類は当然主要対象に入り1850年代までアメリカ捕鯨は最盛期を迎えたというのが史実。
これを、17世紀まで遡るのはいささか行き過ぎで、r君ご指摘の1658年頃の情勢下では日本もアメリカも技術的理由からたいした捕鯨能力があったわけではないこともあり、”来なくなった”別の変動要素が考えられるのは常識的な話だ。したがって、何が問題なのかわからない。
まあ、リンクに貼られたNHKで語られたとする明治期の捕鯨海難事故に関するトピックは1878年というアメリカ遠洋捕鯨最盛期後の時期の話であり、日本はまだ大量の捕鯨に移行していない時期でもある。
少なくとも、捕鯨史・捕鯨技術史。”現実”を無視して1658年と対比する話では無いわな。
これは メッセージ 37001 (r13812 さん)への返信です.
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