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近代産業の野生生物利用不能論

投稿者: aplzsia 投稿日時: 2009/07/26 07:27 投稿番号: [36757 / 62227]
(つづき)
5)不確実性に立ち向かうべし。

科学やテクノロジーが(もし十分な予算を与えられたら)資源あるいは
保全問題に解決策を与えられるという幻想からわれわれが自由になれば、
適切な行動が可能になる。

効果的な政策は不確実性という条件の下で可能である。しかし不確実性を
計算に入れなければならない。不確実性の下で意思決定をするという理論は
よく発達している(18)。ここでの文脈では、理論的正確さというのは
要求されない。不確実性下でのほとんどの意思決定指針はシンプルな常識
である。

世界について説得力のあるさまざまな仮説を考察しなければならない。
可能なストラテジーのバラエティーを考察しなければならない。
不確実性に対して頑強な行動を選好すべきである。
ヘッジ(両賭け)をとるべきである。情報性の高い行動を選好すべきである。
試し、実験すべきである。結果をモニターしなければならない。
査定をアップデートし、それに従って政策を更改すべきである。
逆転可能な行動を選好すべきである。

政治的リーダーたちは世界サミットレベルから市町村レベルに至るまで、
資源開発の動態に関する誤導されたものの見方の上に彼らの政策を
築いている。

科学者たちは環境の劣化とそれによる人間の生命への危機、あるいは
場合によってはわれわれが地上の生命として知っているようなものに
関しても、活動的に問題の指摘を行ってきた。しかし概括的に言うと、
科学の共同体は科学技術の進歩によって持続的開発が可能であるという
幻想を持続させることに手を貸してきた。

資源問題は本当の意味では環境問題ではない。資源問題は人間問題
であり、多様な政治、社会、経済システムの中で、われわれがいろいろ
な時にいろいろな所で作り出したヒューマン・プロブレム(人災)である。
============== =

以上、1993年以来超有名な論文です。脚註はいくつか無料でネット上に出ている
pdfファイルで確認してください。全部他の論文へのリファレンスです。
http://www.esm.ucsb.edu/academics/courses/595CC/Readings/Ludwig_et_al_1993.pdf
http://www.fisherieswatch.org/docs/284.pdf

通して読んでみて、やっぱり今の日本の常識からすると、過激な環境保護団体の
意見のように見えるのだけれど、世界の水産学では中心的なところにいる
人たちの意見ですね。RMPを作ったジャスティン・クックも最近の持続的利用
に関する論文で効果的に引用してます。
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