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ttp://www.iwcoffice.org/_documents/sci_com/SCRepFiles2009/Annex%20L%20-%20Final-sq.pdf
今年のIWC科学委員会メインレポート、小型鯨類捕獲の項目つづき)
マダガスカルの生存捕鯨についての調査報告は、1975年から
2000年までの間に6500頭の小型鯨類(ウスイロイルカ、ハシナガイルカ
ハンドウイルカ)が捕獲されたと聞き取り調査の結果を記して
います。2002年以降、捕獲は違法となったので隠されているとも。
沿岸種に遭遇することは少ないが、「深海(潜水)」種の近海
での種類は多く、IWC科学委員会は調査を奨励するとともに、
違法捕獲に憂慮するとありますね。
日本の小型鯨類捕鯨とその捕獲枠の1997-2007年の統計が提出
されていてAnnex Lにまとめられています。
2007年にはカマイルカ350頭の捕獲枠が新たに設けられた
と書いてありますが、別に「憂慮」は表明してないです。
あきらめてるのかな。コビレゴンドウの水揚げが増加している
のに対し、イシイルカなど全般的には捕獲許可枠が消化されて
おらず、これは市場の需要が少ないせいなのか、漁獲努力量
あたりの遭遇、捕獲数が減っているのか定かではないとなってますね。
韓国のレポートにある対馬海峡(Korean Strait)でのスナメリ340頭という
トロール漁業混獲は持続させてはいけない量ではないかと、科学委員会は
憂慮を表明しています。
全般的に各国の小型鯨類捕獲、混獲報告が不完全なので、
デジタルデータ入力化を徹底し、どのような漁法でどのような
混獲が起るのかを、IWC事務局に聴かれる前にわかるように
しといてくださいという要請がありますね。
さらに報告記録される数量は、実際に起っている数量に対して
どれほどの誤差があるのかを推定して、その誤差幅を、変動係数
(CV=標準偏差÷平均値)とか信頼区間(CI)で示して添付
してくださいとか、かなり統計的な要請を詰めてきてます。
こうなると、オーストラリアとしても、「自国民の秘められた
イルカ食いの可能性」を、何らかの誤差幅として出してくること
になります。CV=0.000001、95%、信頼区間0から0.0001まで、
とかやったら、産經新聞は猛然と批難し、詰問し、反豪厨の電凸攻撃を
煽らなければいけないなw