Re: 笑った!オーストラリアはイルカは食べ
投稿者: aplzsia 投稿日時: 2009/07/20 07:04 投稿番号: [36391 / 62227]
オーストラリアでイルカを食べているという産経記事は
例によって眉唾である可能性が非常に高いですね。
IWC公式サイトの各国プログレスレポート
ttp://www.iwcoffice.org/_documents/sci_com/200Xprogreports/
(このXの部分を1から9に順次変換すると21世紀に入ってから
の各国の詳細報告一覧が出ます)
ここでオーストラリアのレポートを見ると、1999年の
環境保護生物多様性保全法(Environment Protection and Biodiversity Conservation Act 1999)以来、鯨類は大型、小型(イルカ,シャチ等)
を問わず、すべて殺傷、捕獲、販売禁止になってますから、
合法的にイルカを捕殺し、食べるということは有りえないし
そういうことはかなりの確かさでやっていないということがわかります。
興味深いのは2003年の報告ですね。
「2002年11月28日、AFMA (豪州水産管理局)官吏がクィーンズ
ランド州ケープヨークの西150海里でインドネシア船籍の船に
乗船し、イルカの切断された頭部、突かれたイルカ死体、
大量のイルカ肉を発見した。いくらかは漁業用の針に餌として
取り付けられていた。船長は逮捕され、1999年環境保護種の
多様性保全法違反の3訴因で有罪とされ3ヶ月の禁固刑が
言い渡された」という記述があります。
(ttp://www.iwcoffice.org/_documents/sci_com/2003progreports/SC-55-ProgRep%20Australia.pdf、17頁、7.1表脚註)
豪州人は人種差別主義者だからインドネシア人には厳しいけれど、
自国民のイルカ食いは見逃していると主張したら、またもや
「日本人だけが知る世界のトリビアル」誕生ですかねw
豪州北部熱帯海域の離島、辺境地でアボリジニがジュゴンを
捕獲して食糧にしており、これが持続的捕獲水準を超えて
いるから包括的な地域経済政策の改善で解決しなければいけない
ということになっているのは有名な話です。
ただし、イルカ類(ネズミイルカ科、カワイルカ類を除く)が
国連海洋法条約の高度回遊種に指定され、たとえ自国EEZ内
の捕獲でも大型鯨類やマグロ、サンマ、シイラ同様、国際協調が
義務付けられているのに対し、ジュゴンは高度回遊種に指定
されていないので、CITESの規制にかかる貿易をやらない限り、
捕獲、消費は純然たる豪州国内問題だということには留意する
必要があります。
豪州が商業捕鯨をやっていた1960年代には、一部ザトウクジラを
食べる地方があったということは記録されていますが、イルカを
食べるという習慣は、アボリジニを含めてどの文献にも記述
されていません(近隣のソロモン諸島、トンガ王国、NZマオリ族
にはそういう記録は残っていますが)。
ttp://www.iwcoffice.org/_documents/sci_com/SCRepFiles2009/Annex%20L%20-%20Final-sq.pdf
今年のIWC科学委員会のメインレポート、小型鯨類捕獲の項目
だと、ソロモン諸島ガダルカナル島でミナミハンドウイルカを
獲り始めたのは1990年で、この時には食用だったけれど、
2003年からは生け捕りで輸出用にしていると書いてありますね。
各国の水族館、マリンセンター用でしょう。
科学委員会は年間100頭という捕獲、輸出許可が科学的根拠に
基づいていないと憂慮を示していますね。
例によって眉唾である可能性が非常に高いですね。
IWC公式サイトの各国プログレスレポート
ttp://www.iwcoffice.org/_documents/sci_com/200Xprogreports/
(このXの部分を1から9に順次変換すると21世紀に入ってから
の各国の詳細報告一覧が出ます)
ここでオーストラリアのレポートを見ると、1999年の
環境保護生物多様性保全法(Environment Protection and Biodiversity Conservation Act 1999)以来、鯨類は大型、小型(イルカ,シャチ等)
を問わず、すべて殺傷、捕獲、販売禁止になってますから、
合法的にイルカを捕殺し、食べるということは有りえないし
そういうことはかなりの確かさでやっていないということがわかります。
興味深いのは2003年の報告ですね。
「2002年11月28日、AFMA (豪州水産管理局)官吏がクィーンズ
ランド州ケープヨークの西150海里でインドネシア船籍の船に
乗船し、イルカの切断された頭部、突かれたイルカ死体、
大量のイルカ肉を発見した。いくらかは漁業用の針に餌として
取り付けられていた。船長は逮捕され、1999年環境保護種の
多様性保全法違反の3訴因で有罪とされ3ヶ月の禁固刑が
言い渡された」という記述があります。
(ttp://www.iwcoffice.org/_documents/sci_com/2003progreports/SC-55-ProgRep%20Australia.pdf、17頁、7.1表脚註)
豪州人は人種差別主義者だからインドネシア人には厳しいけれど、
自国民のイルカ食いは見逃していると主張したら、またもや
「日本人だけが知る世界のトリビアル」誕生ですかねw
豪州北部熱帯海域の離島、辺境地でアボリジニがジュゴンを
捕獲して食糧にしており、これが持続的捕獲水準を超えて
いるから包括的な地域経済政策の改善で解決しなければいけない
ということになっているのは有名な話です。
ただし、イルカ類(ネズミイルカ科、カワイルカ類を除く)が
国連海洋法条約の高度回遊種に指定され、たとえ自国EEZ内
の捕獲でも大型鯨類やマグロ、サンマ、シイラ同様、国際協調が
義務付けられているのに対し、ジュゴンは高度回遊種に指定
されていないので、CITESの規制にかかる貿易をやらない限り、
捕獲、消費は純然たる豪州国内問題だということには留意する
必要があります。
豪州が商業捕鯨をやっていた1960年代には、一部ザトウクジラを
食べる地方があったということは記録されていますが、イルカを
食べるという習慣は、アボリジニを含めてどの文献にも記述
されていません(近隣のソロモン諸島、トンガ王国、NZマオリ族
にはそういう記録は残っていますが)。
ttp://www.iwcoffice.org/_documents/sci_com/SCRepFiles2009/Annex%20L%20-%20Final-sq.pdf
今年のIWC科学委員会のメインレポート、小型鯨類捕獲の項目
だと、ソロモン諸島ガダルカナル島でミナミハンドウイルカを
獲り始めたのは1990年で、この時には食用だったけれど、
2003年からは生け捕りで輸出用にしていると書いてありますね。
各国の水族館、マリンセンター用でしょう。
科学委員会は年間100頭という捕獲、輸出許可が科学的根拠に
基づいていないと憂慮を示していますね。
これは メッセージ 36389 (gondoukujira8823 さん)への返信です.
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