デンマーク/グリーンランドの微妙な立場
投稿者: aplzsia 投稿日時: 2009/06/29 22:38 投稿番号: [36078 / 62227]
北欧風のファーストネームと東欧風のセカンドネームを持ったスヴェン・
コシンスキ氏のアドレスは北ドイツとデンマークの国境地帯ですが、
デンマークの状況をわかりやすく説明している普通の新聞記事を貼って
おきます。おわりのほうですごいことを言ってますね。
原住民生存捕鯨なら商業性は否認されますから、日本への輸出
などもってのほかです。グリーンランドのスーパーマーケット
で鯨肉が売られているというのがEU内で問題にされているし、
デンマーク本土の大学に留学しているグリーンランド人や、
病院入院者のための領域内「輸出」はもう激しい危険信号に
なってるんですがね。
金曜日に掲載されてそのまま訂正もコメントも無いですから、
このように信ずるに足る十分な理由があるということでしょう。
あと数日、グリーンランド自治政府から何らかの発言が
あるかどうか注目しておきたいと思います。
いずれにしても、こういうことに明白な決着をつけられる
のは、各捕鯨国、混獲国が鯨のDNA登録簿を国際公表データ
とし、第三者による市場DNA調査との照合を可能にする
という方法だけでしょう。
究極の解決は、世界の大多数の人々が、長期利子率を下回る増加率の
野生生物では商売はできない、という当たり前のことを認知すること
だと思うのですがね。
http://www.cphpost.dk/news/commentary/142-commentary/46094-unsustainable-whaling-arrangement. html
[ Unsustainable whaling arrangement]
Friday, 26 June 2009 11:46 KM News
「持続不可能な捕鯨取り決め装置」
―デンマークもそのテリトリーも、鯨も現在のIWC加盟ルールでは
利益を得ることができないー
ふつうネゴシエイションの過程というのは、あなたの利益を明確にし、
あなたの要求を表明し、可能な限り良好な妥協のために闘うという
ことだ。
しかしデンマークの場合には、グリーンランドの捕鯨枠を拡大する
ための交渉が、その評判や名声に対するダメージをいかに最小に
するかという道筋を探るようなことになっている。
グリーンランドはもう一つのデンマーク王国メンバーである
フェロー島と同様、自治権のある自律領域である。しかし国際的には
デンマークが彼らを代弁している。
両方のテリトリーの国民が捕鯨国民である。このことはデンマークが
国際捕鯨委員会の会合でそれ自身捕鯨枠の拡大のために交渉する
立場に立つということを意味する。
そうすることにより、デンマーク代表はデンマークの世論や議会とは
違った立場で争うということを意味する。デンマーク代表はデンマーク
を、欧州連合で唯一の連合反捕鯨ブロックの外側に置くことになる。
デンマークにとっての状況は、単に一方では旧植民地に対する義務、
他方では分別や欧州連合との連帯の股裂き状態に陥っているという
以上のものである。
2012年には、デンマークは自分自身に反対するネゴシエイションを
主導するという奇妙な立場に立たされる。無情な偶然の一致により、
この年デンマークはEUの議長国になっているのだが、グリーンランド
の現行の捕鯨枠を見直し再交渉しなければならないというのもこの
年なのだ。(つづく)
コシンスキ氏のアドレスは北ドイツとデンマークの国境地帯ですが、
デンマークの状況をわかりやすく説明している普通の新聞記事を貼って
おきます。おわりのほうですごいことを言ってますね。
原住民生存捕鯨なら商業性は否認されますから、日本への輸出
などもってのほかです。グリーンランドのスーパーマーケット
で鯨肉が売られているというのがEU内で問題にされているし、
デンマーク本土の大学に留学しているグリーンランド人や、
病院入院者のための領域内「輸出」はもう激しい危険信号に
なってるんですがね。
金曜日に掲載されてそのまま訂正もコメントも無いですから、
このように信ずるに足る十分な理由があるということでしょう。
あと数日、グリーンランド自治政府から何らかの発言が
あるかどうか注目しておきたいと思います。
いずれにしても、こういうことに明白な決着をつけられる
のは、各捕鯨国、混獲国が鯨のDNA登録簿を国際公表データ
とし、第三者による市場DNA調査との照合を可能にする
という方法だけでしょう。
究極の解決は、世界の大多数の人々が、長期利子率を下回る増加率の
野生生物では商売はできない、という当たり前のことを認知すること
だと思うのですがね。
http://www.cphpost.dk/news/commentary/142-commentary/46094-unsustainable-whaling-arrangement. html
[ Unsustainable whaling arrangement]
Friday, 26 June 2009 11:46 KM News
「持続不可能な捕鯨取り決め装置」
―デンマークもそのテリトリーも、鯨も現在のIWC加盟ルールでは
利益を得ることができないー
ふつうネゴシエイションの過程というのは、あなたの利益を明確にし、
あなたの要求を表明し、可能な限り良好な妥協のために闘うという
ことだ。
しかしデンマークの場合には、グリーンランドの捕鯨枠を拡大する
ための交渉が、その評判や名声に対するダメージをいかに最小に
するかという道筋を探るようなことになっている。
グリーンランドはもう一つのデンマーク王国メンバーである
フェロー島と同様、自治権のある自律領域である。しかし国際的には
デンマークが彼らを代弁している。
両方のテリトリーの国民が捕鯨国民である。このことはデンマークが
国際捕鯨委員会の会合でそれ自身捕鯨枠の拡大のために交渉する
立場に立つということを意味する。
そうすることにより、デンマーク代表はデンマークの世論や議会とは
違った立場で争うということを意味する。デンマーク代表はデンマーク
を、欧州連合で唯一の連合反捕鯨ブロックの外側に置くことになる。
デンマークにとっての状況は、単に一方では旧植民地に対する義務、
他方では分別や欧州連合との連帯の股裂き状態に陥っているという
以上のものである。
2012年には、デンマークは自分自身に反対するネゴシエイションを
主導するという奇妙な立場に立たされる。無情な偶然の一致により、
この年デンマークはEUの議長国になっているのだが、グリーンランド
の現行の捕鯨枠を見直し再交渉しなければならないというのもこの
年なのだ。(つづく)
これは メッセージ 36064 (aplzsia さん)への返信です.
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