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Re: 無意味かつインチキ調査捕鯨が終了なり

投稿者: aplzsia 投稿日時: 2009/05/31 08:44 投稿番号: [35436 / 62227]
この、ミンククジラがイカナゴを食べるときの「関数的反応」とか「関数的対
応」(functional response)というのがどういうものなのかはっきりしな
かったので、水研、鯨研の著者たちが引用しているアメリカの生態学の
教科書で該当個所を読んでみました。

なんのことはない、いろいろある捕食−被食関係の複合要因の一つだけを取り
出して、しかもイカナゴvsミンククジラと漁師以外は海にいないような状態を
想定し、とてつもなく非現実的で単純なモデルを作ってたんですね。

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Krebs, C. J. (2001) Ecology, 5th edn. Benjamin Cummings, San
Francisco, California.   222頁
-―――――――――――
バズ・ホリング(Buzz Holling)は捕食の構成要素に注意を
促す上で貢献をした。
カナダ、オンタリオ州ソーサンマリーの森林研究所で仕事を
している時に、彼は捕食がどのように作用するのかを理解する
ため、複数のアプローチを示した。
ホリングがそうしたように、われわれも単純な1補食種―
1被食種のシステムを想定することからはじめるべきだろう。

ここで被食種ポピュレイション密度の増加に対し、補食者が
どう対応するのかと問うのである。
以下の4つの反応がありうる。
(1)数量的対応:再生産の増加により、与えられた区域で
補食者の密度が増加する。
(2)関数的対応:個々の補食者によって食べられる被食者の
数が変化する。
(3)集合的対応:個々の補食者が調査範囲の中の特定の
いくつかのエリアに移入し、集積する。
(4)発達的対応:個々の補食者が成熟に向かうにつれ、
被食者をより多く、あるいはより少なく食べる。(Murdoch 1971)

ホリングの初期の分析(1959)以来、数量的対応、関数的対応、
集合的対応、発達的対応に関して多くの理論的、実践的な仕事が
なされた。

補食者の数量的対応は補食者の再生産によって起り、集合的対応は
被食者の密度が高い区域への補食者の移動あるいは集中によって
起る。補食者は通常移動可能なのであり、彼らはランダムに餌を
探すわけではなく被食者が高密度なパッチに集中する。

図13.15は北アメリカでのヘラジカに対するオオカミの数量的対応
を図示している。より多くのヘラジカがいるところに、より多くの
オオカミがいる。これは多くの補食者ー被食者システムで一般的に
観察されることである。

補食者が被食者高濃度のパッチに集合できるという能力は、
限られた補食者生息数に対し、補食者がどれだけ効率的かという
ことを決定する重要な要素である。
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