Re: aplzsia 君 これの根拠教えて^^;
投稿者: aplzsia 投稿日時: 2009/05/24 03:08 投稿番号: [35107 / 62227]
>>もともとああいう高温水域では酸素が水に溶ける量が少ないから酸欠になりやすい。
>>鯨が利用できるような高密度のプランクトンや稚魚は、水中呼吸する大型魚類には
>>餌として利用することができない。だから鯨がいなくなっても魚は増えない。
>●「大型魚類が利用できる密度のプランクトンや稚魚の群れがいない」と、
>キミの文章は読み取れるんだけど・・・・・本・当?
そんなことはありえないよ。
エコパスwithエコシムで「群がいない」のに鯨が寒冷海域で食べている量の
10%とか50%とか100%食べていたとしたら(サイエンス誌2月13日号の想定)、
ソフトウェアが赤信号出すよ。
実際に自然界では起こりえないことでも、統計上マイナス値が出るのは
あり得ることですとか、涼しい顔してとぼけるのが好きというのは、
知ったかぶりの「クール」感覚だね。ネオコン全盛期にこういうのが
はやってたみたいだな。
>【高密度】って、どのレベルからが高密度であり、鯨や大型魚類が利用
>できなくなるんだい?
オキアミや稚魚の密度と、それが酸素濃度に与える影響というのは海水温に依存するね。
南極海でのオキアミ密度については河村章人さんという人がいろいろ書いてますが、
酸素量との関係というのは見たこと無いですね。
一昔前の温帯、寒帯の水産研究者はだいたいそうだったみたいです。
酸素量の不足というのが熱帯ほど深刻に意識されないのでしょう。
それで酸素、二酸化炭素など気体一般の水への溶け方が少ない熱帯水域へ
行って「水産指導」をすると、たとえば養殖の密度を温帯並みで見積もって
失敗するとか、よくあったみたいですね。
>当然何かの資料を見て語っているんでしょ?
資料というよりは、かなり体系だった水生生態学の部分領域です。
言い出したのはサイエンス誌2月13日論文の共同執筆者の一人、ダニエル・
ポウリーの1981年の論文です。*
基本はオーストリアの生物学/システム論学者、フォン・ベルトランフィーの
成長理論を拡張したものですね。
特に熱帯のようなところで明瞭に出るのは、魚の成長の限界を画すのは
餌の不足ではなく、酸素の不足だというモチーフでベルトランフィー理論の
拡張をやってます。
同じ魚でも小さい個体では十分に酸素を吸収できるけれど、大きくなるに
つれて酸素供給がタイトになってくるという、理論的に考えても
実際海見てても、洞察力の鋭い人にはわかる事柄なのだけれどね。
「何匹いれば何匹採れるか」、「競合生物を何割減らしたら利得がどれだけ
出るのか」ということばかりに熱中している下品な人たちにはわからないのです。
*Pauly, D. (1981) The relationships between gill surface area and growth performance
in fish: a generalization of von Bertalanffy's theory of growth.
Meeresforsch.Rep. mar. Res., 28(4), 257-82.
>>鯨が利用できるような高密度のプランクトンや稚魚は、水中呼吸する大型魚類には
>>餌として利用することができない。だから鯨がいなくなっても魚は増えない。
>●「大型魚類が利用できる密度のプランクトンや稚魚の群れがいない」と、
>キミの文章は読み取れるんだけど・・・・・本・当?
そんなことはありえないよ。
エコパスwithエコシムで「群がいない」のに鯨が寒冷海域で食べている量の
10%とか50%とか100%食べていたとしたら(サイエンス誌2月13日号の想定)、
ソフトウェアが赤信号出すよ。
実際に自然界では起こりえないことでも、統計上マイナス値が出るのは
あり得ることですとか、涼しい顔してとぼけるのが好きというのは、
知ったかぶりの「クール」感覚だね。ネオコン全盛期にこういうのが
はやってたみたいだな。
>【高密度】って、どのレベルからが高密度であり、鯨や大型魚類が利用
>できなくなるんだい?
オキアミや稚魚の密度と、それが酸素濃度に与える影響というのは海水温に依存するね。
南極海でのオキアミ密度については河村章人さんという人がいろいろ書いてますが、
酸素量との関係というのは見たこと無いですね。
一昔前の温帯、寒帯の水産研究者はだいたいそうだったみたいです。
酸素量の不足というのが熱帯ほど深刻に意識されないのでしょう。
それで酸素、二酸化炭素など気体一般の水への溶け方が少ない熱帯水域へ
行って「水産指導」をすると、たとえば養殖の密度を温帯並みで見積もって
失敗するとか、よくあったみたいですね。
>当然何かの資料を見て語っているんでしょ?
資料というよりは、かなり体系だった水生生態学の部分領域です。
言い出したのはサイエンス誌2月13日論文の共同執筆者の一人、ダニエル・
ポウリーの1981年の論文です。*
基本はオーストリアの生物学/システム論学者、フォン・ベルトランフィーの
成長理論を拡張したものですね。
特に熱帯のようなところで明瞭に出るのは、魚の成長の限界を画すのは
餌の不足ではなく、酸素の不足だというモチーフでベルトランフィー理論の
拡張をやってます。
同じ魚でも小さい個体では十分に酸素を吸収できるけれど、大きくなるに
つれて酸素供給がタイトになってくるという、理論的に考えても
実際海見てても、洞察力の鋭い人にはわかる事柄なのだけれどね。
「何匹いれば何匹採れるか」、「競合生物を何割減らしたら利得がどれだけ
出るのか」ということばかりに熱中している下品な人たちにはわからないのです。
*Pauly, D. (1981) The relationships between gill surface area and growth performance
in fish: a generalization of von Bertalanffy's theory of growth.
Meeresforsch.Rep. mar. Res., 28(4), 257-82.
これは メッセージ 35022 (sanba_3_sanba さん)への返信です.
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