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パルンビの「初期資源量100万頭」仮説

投稿者: r13812 投稿日時: 2009/05/17 16:44 投稿番号: [34690 / 62227]
かつてaguatibiapyさんが翻訳してくれています。



http://messages.yahoo.co.jp/bbs?.mm=GN&action=m&board=1834578&tid=a45a4a2a1aabdt7afa1aaja7dfldbja4 c0a1aa&sid=1834578&mid=14262

Stanford Report, February 23, 2005
Whale scientist Palumbi transforms controversy into conservation
http://news-service.stanford.edu/news/2005/february23/aaas-palumbisr-022305.html


最近の嵐は2003年7月に起こった。   この時、パルンビは研究生の   Joe   Roman   との共著によりザトウ、ナガス、ミンク鯨の生息数についての研究をサイエンス誌に発表したのだ。   DNAの解析により、パルンビとローマンは現在2万頭生息しているとされるザトウクジラの生息数が、商業捕鯨が開始された1800年代には150万頭も有ったとの結論を導いた。   その数字は19世紀の捕鯨記録を基とし、現在広く受け入れられている推定である10万頭の10倍にも達する。

彼らの研究でパルンビとローマンは数百のザトウクジラから得られた母方から受け継いだミトコンドリアDNAのサンプルを解析した。   彼等はそこでDループと呼ばれる遺伝子のDNA序列が其々の個体によって大幅に異なる事を発見した。

「生息数が少ない場合、その総ての遺伝的な差は近親交配によってならされてしまう傾向があります。」とパルンビは言う。   「しかし生息数が大きい場合はその遺伝的な変化も又ずっと大きい。我々の研究は、ザトウクジラがこれまでの推定生息数から期待されるものより10倍も大きい遺伝的な変化を示している事を示しています。」

この発見は、過去の生息数を算定するのに捕鯨記録に頼っていた研究者達に大きな騒動を巻き起こした。ある批評家は150万のザトウクジラなんて、とんでもなく非現実的であるとしたし、一方では捕鯨統計が不完全であるか、信頼性が乏しいと決め付けられる事に拒否反応を示した。

サイエンス誌の記事は、51の参加国からなる世界の捕鯨を規制する団体であるIWCにも衝撃波を送り込んだ。   1986年にIWCは商業捕鯨の一時停止を宣言し、その立場は日本とノルウェイを除いて総てのメンバーが尊重している。
IWCは生息数が初期数量の54%に達した鯨種については捕鯨の再開を許す事になっているが、若しパルンビとローマンの説が正しいとすれば捕鯨が再開されるためには、ザトウクジラの生息数は大幅に増加しなければならなくなる。

サイエンス誌の発表のしばらく後、パルンビは2004年のソレントの総会の科学委員会において講演するよう招待を受けた。   「あれは昨年出席した集まりの中で最も重要でありぞっとするものでした。しかし結果としては生産的なものになりました。」   と彼は回想する。   「規制団体を新しい見地を発表して驚かせる場合も、彼らが警戒するほどのショックを与えてはならない。   IWCは遺伝学説を受け入れ、それを制作に盛り込む用意がありませんでした。   しかしロードマップは敷かれました。」

科学委員会のメンバーからはサイエンス誌の研究について多くの質問がなされた。そして遺伝子の変異を調べるのに只一つのDループにだけ頼ったパルンビの決定についても批判があった。Dループは解釈が困難な突然変異の歴史を含んでいるのだ。
これに応えてパルンビとスタンフォードの同僚達は11の異なった遺伝子からDNAの変異を比較できる最初の複数遺伝子による鯨の生息数研究を開始した。

パルンビは又、南極ミンクに焦点を当て2003年のサイエンス誌研究を再検討した。   一方で、ニュージーランドの遺伝学者   Scott   BakerがDループとサイトクロームbと呼ばれるもう一つの遺伝子を用いて、独立の研究を行っていた事が判明した。

「我々は、Dループより素敵な突然変異上の特徴を持つサイトクロームbが同じような答えを出してくれるのか知りたかったのです。」   とパルンビは言う。   「驚くべき事に、いずれの遺伝子を使っても同じ答えが得られたのです。南極ミンクの初期生息数は約100万頭でした。」   IWCの現在生息数の推定は510,000乃至1,140,000頭であるが、その数字は最近疑問がもたれている。

パルンビとベーカーが使ったミンク鯨のサンプルは日本の食肉市場から獲られたが、それらは本来いわゆる科学調査の為に殺された物だ。   「皮肉にも」とパルンビは言う。「DNAデータは無害のバイオプシーにより容易に得ることができる\xA4
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