Re: さあさあインチキ捕鯨の始まりだ!
投稿者: aplzsia 投稿日時: 2009/04/27 08:57 投稿番号: [33841 / 62227]
>ミンククジラはメロウドの幼魚のコウナゴは食べないことが立証された」
>としている。(2007.06.02 毎日新聞)
>一年で180°変わりました。
どうもありがとうございました。
すっきり、はきりわかりました。
夜中に怪談やってる場合じゃないなw
イカナゴ/メロードとイサダ(イサザアミ/Neomysis intermedia)
の場合、彼ら自身の間でかなり大きな振幅のシーソーゲームをやってるかも
しれないですね。
ほとんど陸封のようになってる霞ヶ浦の場合、イサザアミが孵化直後の
ワカサギを食べ、成長したワカサギはイサザアミを食べるという関係に
なっているそうで、ワカサギ孵化の時期と、イサザアミの増加する時期
がぶつかるか外れるかで、かなりの違いが出るとか。
伊勢湾の場合には海の状態、補食者の趨勢によって、イカナゴ漁が年に
より20倍/20分の1の振幅になるのだそうで、その時々で鯨の食べやすい
魚、アミ類の優勢劣勢がかなり異なるはずですね。
鯨がそれにどう対応するかというのが問題のようだな(まあ、何十万年も
そういうシーソーゲームをやり続けているのだから、あんまり問題じゃあ
ないのだろうけど)。
ものすごくシンプル、安上がりな方法でこの方向の非致死研究を実行して
いるのが、以前ちょっとだけ触れたアラスカ南のザトウクジラ食性調査です。
長さ10cm直径2.2cmの深度計+音響発信器と4.1x2.4x2.0cm角のVHF発信器を
15cm x4cmぐらいの板に取り付けて直径8cmのゴム吸盤につなぎ、これを
ボウガンでザトウクジラに取り付けたというのが、この実験の唯一ユニーク
なところです。これで鯨の潜水のスタイル、継続時間が実況で観察でき、
どこで何を食べているのかが精度よく推定できます。
どこで何、を確認するには日本の各地方水産試験所で普通にやってるような、
計量科学魚探と網による魚サンプル採集併用で、その時そこにいる魚種の量、
密度を評価するというやりかたです。
動かしたのは小型漁船と4人の研究者自身だけ。
以下論文の要約です。
http://www3.interscience.wiley.com/journal/120122693/abstract
「音響タグと同時魚類調査によるザトウクジラの摂食習慣、餌種選好の研究」
Briana H. Witteveen,Robert J. Foy,Kate M. Wynne,Yann Trembla
音響時間深度発信器をアラスカ、コディアック島付近の4頭のザトウクジラに
取り付けた。これにより、鯨の潜水深度がリアルタイムで記録できるように
なった。音響魚探と水中トロール網調査で、捕食可能な魚種資源を計量し、
ザトウクジラの餌選択ポテンシャルを表記した。
潜水の記録は目視評価とt検定により類型グループに分類した。
食餌を行っているらしいということを示す潜水行動は平均最深深度106.2mの
潜水で、62%の潜水が深さ92mと120mの間におさまっている。
魚群の調査は音響反射の後方散乱が目標魚種によって異なった強度特性を
持つことを利用し、また10回の投網による採集を併用してザトウクジラの
餌種となりうるものの分類を行った。
調査海域で餌となりうるものとしてはカラフトシシャモが84%を占め、これに
続いて0歳スケトウダラ(12%)、スケトウダラ幼魚(2%)、キュウリウオ
亜科ロウソクウオ(Eulachon、1%以下)という順だった。
カラフトシシャモとスケトウダラ0歳は水平分布としては別々になっていた
が、深さはともに92m以深であり、107mと120mの間に最も多く分布していた。
タグを付けた4頭のザトウクジラはカラフトシシャモの最も高密度なエリアで
摂餌し、0歳スケトウダラの多いエリアはバイパスした。
タグ付き鯨の位置取りと潜水行動は、彼らが餌資源としてスケトウダラよりも
カラフトシシャモを選好していることを示した。
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>としている。(2007.06.02 毎日新聞)
>一年で180°変わりました。
どうもありがとうございました。
すっきり、はきりわかりました。
夜中に怪談やってる場合じゃないなw
イカナゴ/メロードとイサダ(イサザアミ/Neomysis intermedia)
の場合、彼ら自身の間でかなり大きな振幅のシーソーゲームをやってるかも
しれないですね。
ほとんど陸封のようになってる霞ヶ浦の場合、イサザアミが孵化直後の
ワカサギを食べ、成長したワカサギはイサザアミを食べるという関係に
なっているそうで、ワカサギ孵化の時期と、イサザアミの増加する時期
がぶつかるか外れるかで、かなりの違いが出るとか。
伊勢湾の場合には海の状態、補食者の趨勢によって、イカナゴ漁が年に
より20倍/20分の1の振幅になるのだそうで、その時々で鯨の食べやすい
魚、アミ類の優勢劣勢がかなり異なるはずですね。
鯨がそれにどう対応するかというのが問題のようだな(まあ、何十万年も
そういうシーソーゲームをやり続けているのだから、あんまり問題じゃあ
ないのだろうけど)。
ものすごくシンプル、安上がりな方法でこの方向の非致死研究を実行して
いるのが、以前ちょっとだけ触れたアラスカ南のザトウクジラ食性調査です。
長さ10cm直径2.2cmの深度計+音響発信器と4.1x2.4x2.0cm角のVHF発信器を
15cm x4cmぐらいの板に取り付けて直径8cmのゴム吸盤につなぎ、これを
ボウガンでザトウクジラに取り付けたというのが、この実験の唯一ユニーク
なところです。これで鯨の潜水のスタイル、継続時間が実況で観察でき、
どこで何を食べているのかが精度よく推定できます。
どこで何、を確認するには日本の各地方水産試験所で普通にやってるような、
計量科学魚探と網による魚サンプル採集併用で、その時そこにいる魚種の量、
密度を評価するというやりかたです。
動かしたのは小型漁船と4人の研究者自身だけ。
以下論文の要約です。
http://www3.interscience.wiley.com/journal/120122693/abstract
「音響タグと同時魚類調査によるザトウクジラの摂食習慣、餌種選好の研究」
Briana H. Witteveen,Robert J. Foy,Kate M. Wynne,Yann Trembla
音響時間深度発信器をアラスカ、コディアック島付近の4頭のザトウクジラに
取り付けた。これにより、鯨の潜水深度がリアルタイムで記録できるように
なった。音響魚探と水中トロール網調査で、捕食可能な魚種資源を計量し、
ザトウクジラの餌選択ポテンシャルを表記した。
潜水の記録は目視評価とt検定により類型グループに分類した。
食餌を行っているらしいということを示す潜水行動は平均最深深度106.2mの
潜水で、62%の潜水が深さ92mと120mの間におさまっている。
魚群の調査は音響反射の後方散乱が目標魚種によって異なった強度特性を
持つことを利用し、また10回の投網による採集を併用してザトウクジラの
餌種となりうるものの分類を行った。
調査海域で餌となりうるものとしてはカラフトシシャモが84%を占め、これに
続いて0歳スケトウダラ(12%)、スケトウダラ幼魚(2%)、キュウリウオ
亜科ロウソクウオ(Eulachon、1%以下)という順だった。
カラフトシシャモとスケトウダラ0歳は水平分布としては別々になっていた
が、深さはともに92m以深であり、107mと120mの間に最も多く分布していた。
タグを付けた4頭のザトウクジラはカラフトシシャモの最も高密度なエリアで
摂餌し、0歳スケトウダラの多いエリアはバイパスした。
タグ付き鯨の位置取りと潜水行動は、彼らが餌資源としてスケトウダラよりも
カラフトシシャモを選好していることを示した。
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これは メッセージ 33801 (r13812 さん)への返信です.
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