Re: なぜ“捕鯨サークル”を3ヨコ
投稿者: aplzsia 投稿日時: 2009/04/26 07:40 投稿番号: [33798 / 62227]
>>あと致死調査の口実として残ってるのはわずかだな。
>馬鹿だな、JARPAⅡの計画書見てないのか(笑)
>>etc.と、だんだん論点を移行していかなきゃならないでしょうね。
>馬鹿だな、JARPAⅡの計画書見てないのか(笑)
>JARPⅢになるまでは十分すぎるほど、もう書いてあるよ。
JARPAⅡの計画書というのはこれのことだね。
www.icrwhale.org/pdf/SC57O1Japane.pdf
|<第57回IWC年次会合の開催まで秘扱い> SC/57/O1
|『第二期南極海鯨類捕獲調査計画(JARPAⅡ)‐南極海生態系のモニタリングと
|鯨類資源の新たな管理目標の開発‐ 』日本国政府
この16頁「Ⅴ.サンプルサイズ 」という項目でまず1.クロミンククジラ の
生物学的特性値、
|妊娠率: クロミンククジラの妊娠率は高く90%以上を示しているが、
と、南緯60°以南だけで異常に高くなる数字を挙げておいて、
|変化が始まる初期段階の1.0〜1.5%の変化率を検出するのに必要な
|標本数は663〜1,617頭となる(Appendix 6)
これは明らかに捕獲予定数の850―900頭から逆算した変化率の計算だね。
妊娠年齢の初期段階、7―10歳あたりの妊娠率だと妊娠頻度が隔年だったり
して十分に成熟した雌ほど安定していないから、変動係数、標準偏差が
大きいのだけれど、こんなもの正確に計っても鯨の系群全体の増加率に
対する寄与率は極めて低いね。
捕獲枠計算にほとんどまったく影響を与えない。
毎年900頭殺して出した成果で、商業捕鯨の捕獲枠が3頭増えました、
みたいな馬鹿な調査だ。だいたいから南極海は鯨類保護区&海洋生態系
保護区で、30年間で回復しないような生物の捕獲はやってはいけない
ことになってるし、国連海洋法条約の高度回遊種規定で、豪、NZの
合意が無ければ商業捕鯨はできない。
豪、NZに言わせれば、どうせ商業捕鯨が再開されない海域なんだから、
再開を前提にした過渡的捕鯨という論理は認められない。
純粋に科学的にやりたいのなら、特に完全成熟していないことが
体長からもわかる若年雌のバイオプシー、糞採集を集中的にやって
ホルモン調査で妊娠の有無を調べなさいということになる。
当然ついでにDNAも採れるのだから、翌年、翌々年の再会調査で、
かなりの数の若齢雌について、若齢妊娠頻度の推移が見られるじゃ
ないかという指摘が強力な非致死調査の論点になるな(過去のディス
カバリータグの回収比率から見て、マーク・リキャプチャーは相当
有力だということはわかるはずだ。この場合、海域忠実性の強い
繁殖海域でやるほうが効果的だけどね。新生児を連れた雌もDNA
再確認できるし。)
|脂皮厚: 同様に過去に見られた0.5mmの年変化を検出するのに
|必要な標本数は818〜971頭となる(Appendix 7)
これは死ぬほど人を馬鹿にしている。
去年ポラール・バイオロジー誌に発表した
http://www.springerlink.com/content/3332u050u9116r73/?p=fdd631b8ce02475682806582e35541fd&pi=8
http://www.springerlink.com/content/3332u050u9116r73/fulltext.pdf
Decline in energy storage in the Antarctic minke whale ( Balaenoptera bonaerensis ) in the Southern Ocean
Kenji Konishi, Tsutomu Tamura, Ryoko Zenitani, Takeharu Bando, Hidehiro Kato
and Lars Walloe論文についてはもう十分な批判が出ているから重複は避ける
けど、今年のIWCを前にもう一つだけ指摘しておこうか。
「鯨類を保護しすぎると生態系に歪みが出る」の結果の一つとして、こういう
現象が出ているのだそうだから、今年検討される日本近海からオホーツク海
方面にかけての鯨にもこういうことが起ってなきゃいけないはずで、
それはどう調査し、どう発表してるのですか、という疑問です。
痩せたの太ったのという話だったら、大量に写真を撮って画像解析で
結果が出せるし、脂肪層の厚さにどうしてもこだわりたいのだったら、
妊産婦のおなかにあてて胎児の映像をとる超音波診察器で十分だ。
こういうことは北大西洋セミクジラじゃあずっと前からやってる
ことなんだけどね。
>馬鹿だな、JARPAⅡの計画書見てないのか(笑)
>>etc.と、だんだん論点を移行していかなきゃならないでしょうね。
>馬鹿だな、JARPAⅡの計画書見てないのか(笑)
>JARPⅢになるまでは十分すぎるほど、もう書いてあるよ。
JARPAⅡの計画書というのはこれのことだね。
www.icrwhale.org/pdf/SC57O1Japane.pdf
|<第57回IWC年次会合の開催まで秘扱い> SC/57/O1
|『第二期南極海鯨類捕獲調査計画(JARPAⅡ)‐南極海生態系のモニタリングと
|鯨類資源の新たな管理目標の開発‐ 』日本国政府
この16頁「Ⅴ.サンプルサイズ 」という項目でまず1.クロミンククジラ の
生物学的特性値、
|妊娠率: クロミンククジラの妊娠率は高く90%以上を示しているが、
と、南緯60°以南だけで異常に高くなる数字を挙げておいて、
|変化が始まる初期段階の1.0〜1.5%の変化率を検出するのに必要な
|標本数は663〜1,617頭となる(Appendix 6)
これは明らかに捕獲予定数の850―900頭から逆算した変化率の計算だね。
妊娠年齢の初期段階、7―10歳あたりの妊娠率だと妊娠頻度が隔年だったり
して十分に成熟した雌ほど安定していないから、変動係数、標準偏差が
大きいのだけれど、こんなもの正確に計っても鯨の系群全体の増加率に
対する寄与率は極めて低いね。
捕獲枠計算にほとんどまったく影響を与えない。
毎年900頭殺して出した成果で、商業捕鯨の捕獲枠が3頭増えました、
みたいな馬鹿な調査だ。だいたいから南極海は鯨類保護区&海洋生態系
保護区で、30年間で回復しないような生物の捕獲はやってはいけない
ことになってるし、国連海洋法条約の高度回遊種規定で、豪、NZの
合意が無ければ商業捕鯨はできない。
豪、NZに言わせれば、どうせ商業捕鯨が再開されない海域なんだから、
再開を前提にした過渡的捕鯨という論理は認められない。
純粋に科学的にやりたいのなら、特に完全成熟していないことが
体長からもわかる若年雌のバイオプシー、糞採集を集中的にやって
ホルモン調査で妊娠の有無を調べなさいということになる。
当然ついでにDNAも採れるのだから、翌年、翌々年の再会調査で、
かなりの数の若齢雌について、若齢妊娠頻度の推移が見られるじゃ
ないかという指摘が強力な非致死調査の論点になるな(過去のディス
カバリータグの回収比率から見て、マーク・リキャプチャーは相当
有力だということはわかるはずだ。この場合、海域忠実性の強い
繁殖海域でやるほうが効果的だけどね。新生児を連れた雌もDNA
再確認できるし。)
|脂皮厚: 同様に過去に見られた0.5mmの年変化を検出するのに
|必要な標本数は818〜971頭となる(Appendix 7)
これは死ぬほど人を馬鹿にしている。
去年ポラール・バイオロジー誌に発表した
http://www.springerlink.com/content/3332u050u9116r73/?p=fdd631b8ce02475682806582e35541fd&pi=8
http://www.springerlink.com/content/3332u050u9116r73/fulltext.pdf
Decline in energy storage in the Antarctic minke whale ( Balaenoptera bonaerensis ) in the Southern Ocean
Kenji Konishi, Tsutomu Tamura, Ryoko Zenitani, Takeharu Bando, Hidehiro Kato
and Lars Walloe論文についてはもう十分な批判が出ているから重複は避ける
けど、今年のIWCを前にもう一つだけ指摘しておこうか。
「鯨類を保護しすぎると生態系に歪みが出る」の結果の一つとして、こういう
現象が出ているのだそうだから、今年検討される日本近海からオホーツク海
方面にかけての鯨にもこういうことが起ってなきゃいけないはずで、
それはどう調査し、どう発表してるのですか、という疑問です。
痩せたの太ったのという話だったら、大量に写真を撮って画像解析で
結果が出せるし、脂肪層の厚さにどうしてもこだわりたいのだったら、
妊産婦のおなかにあてて胎児の映像をとる超音波診察器で十分だ。
こういうことは北大西洋セミクジラじゃあずっと前からやってる
ことなんだけどね。
これは メッセージ 33646 (monnkuii5gou さん)への返信です.
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