Re: なぜ“捕鯨サークル”を3ヨコ
投稿者: aplzsia 投稿日時: 2009/04/20 06:34 投稿番号: [33439 / 62227]
>ちゃう、全然わかってねえ。
>確率密度関数の話だ。
>いったいなんのモデルと間違えてんだ(ゲラ)
毎度のことながら、手間のかかるオヤジだねえ。
ここで言うモデルはとりあえず1990年田中昌一モデル。
子供騙しの専門用語使ったって、要は誤差のバラツキ、ちらばり
具合がバイアス無く均等に広がってるかどうか、それが生物学的に
有り得ない領域にまで広がってないかどうか、もし有り得ない
ばらつきが出ていて、そういうばらつきももそういうものとして
取り込んじゃう高次モデルシステムにそのまま結果が入力されたら
どうなるか、という話だよ。
まず第一に、普通最初の生データはできるだけ、ばらつきにバイアス
がかかってないようにするというのが標準だ。無作為抽出とかね。
商業捕鯨だと大きい鯨を効率よく獲ろうとするからデータに偏り
が出るけれど、調査捕鯨では大小分け隔てなく均等に獲ろうとかね。
たとえば、都内で売ってるリンゴとミカンとバナナ、一個あたりの
重さのばらつきが奇麗な左右対称系の釣り鐘型グラフで表せるような
ものだとしよう。これは多いにありうる。次にキロあたりの値段も
店によってばらつきがあるけれど、その散らばりはきれいな釣り鐘型
左右対称とする。1kgあたりのカロリーもそれぞれの果実種で均質な
散らばり方だとする。
そういう状態で都内の家庭1万軒でつくったリンゴ+みかん+バナナ=
フルーツサラダのカロリー量を調べてみるとする。
多分、このカロリー量の散らばりは、左右対称の釣り鐘型になんか
なってないよ。
なぜか、と考えるところからが統計学の本領だ。
簡単な定義や言葉遣いでごたごたハッタリかますのが統計学じゃない。
それで、生きてる鯨を殺して、耳に詰まっている蝋状の耳垢栓
(イヤープラグ)の年輪を数えて鯨の年齢を推定し、平均死亡率
をだそうというやり方だが、これは知らない人も多いと思うので、
今年のIWC科学委員会/日本調査捕鯨検討会の予習もかねて、
過去の記録を採録しておこうかね。
2006年12月の検討会だ。
REPORT OF THE INTERSESSIONAL WORKSHOP SC/59/REP 1
Report of the Intersessional Workshop to Review Data and
Results from Special Permit Research on Minke Whales in the
Antarctic, Tokyo 4-8 December 2006
4.4.1. 自然死亡率
SC/D06/J13 (田中栄次、銭谷、藤瀬論文)はJARPAのI(インド洋)系群、
P(太平洋)系群生息数データおよび年齢サンプルデータから、10歳以上
の鯨たちの平均自然死亡率推定を導き出した。
用いられた方法は田中昌一氏が1990年にはじめに提唱した方法である。
インド洋I系群の年あたり死亡率の推定は0.038(標準誤差0.036)であり、
太平洋P系群は0.040(標準誤差0.035)の年死亡率であった。
この方法には捕獲した鯨の年齢構成と(目視)調査からの生息数推定の
双方が用いられた。
この両方について系群エリア(IとPの区分)、一群れあたりの頭数(単独 vs.
2頭以上)、性別という分層化を行った。
この方法では、ある年齢層グループの経年減少を推定する。
たとえば1990年に10歳以上という人口(鯨口)は、1992年には12歳以上の
人口ということになっている。
SC/D06/J13論文筆者はこの推定は価値のあるものだと考えている。なぜなら
これは大規模調査からの直接の推定だからであると。
この推定値は(IWC公認の)実施運用シミュレーション試験に用いられる
M(死亡率)よりも低く、Hitter(ソフトウエア)試行による評価(たとえば
IWC,1991年)よりも低い。
これらの推定を用いるならば、過去のこれらの推定とはいくらか違った
結果が出るはずであり、筆者たちはこれによりMに関する不確実性の
広がりが低減できると期待していた。
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>確率密度関数の話だ。
>いったいなんのモデルと間違えてんだ(ゲラ)
毎度のことながら、手間のかかるオヤジだねえ。
ここで言うモデルはとりあえず1990年田中昌一モデル。
子供騙しの専門用語使ったって、要は誤差のバラツキ、ちらばり
具合がバイアス無く均等に広がってるかどうか、それが生物学的に
有り得ない領域にまで広がってないかどうか、もし有り得ない
ばらつきが出ていて、そういうばらつきももそういうものとして
取り込んじゃう高次モデルシステムにそのまま結果が入力されたら
どうなるか、という話だよ。
まず第一に、普通最初の生データはできるだけ、ばらつきにバイアス
がかかってないようにするというのが標準だ。無作為抽出とかね。
商業捕鯨だと大きい鯨を効率よく獲ろうとするからデータに偏り
が出るけれど、調査捕鯨では大小分け隔てなく均等に獲ろうとかね。
たとえば、都内で売ってるリンゴとミカンとバナナ、一個あたりの
重さのばらつきが奇麗な左右対称系の釣り鐘型グラフで表せるような
ものだとしよう。これは多いにありうる。次にキロあたりの値段も
店によってばらつきがあるけれど、その散らばりはきれいな釣り鐘型
左右対称とする。1kgあたりのカロリーもそれぞれの果実種で均質な
散らばり方だとする。
そういう状態で都内の家庭1万軒でつくったリンゴ+みかん+バナナ=
フルーツサラダのカロリー量を調べてみるとする。
多分、このカロリー量の散らばりは、左右対称の釣り鐘型になんか
なってないよ。
なぜか、と考えるところからが統計学の本領だ。
簡単な定義や言葉遣いでごたごたハッタリかますのが統計学じゃない。
それで、生きてる鯨を殺して、耳に詰まっている蝋状の耳垢栓
(イヤープラグ)の年輪を数えて鯨の年齢を推定し、平均死亡率
をだそうというやり方だが、これは知らない人も多いと思うので、
今年のIWC科学委員会/日本調査捕鯨検討会の予習もかねて、
過去の記録を採録しておこうかね。
2006年12月の検討会だ。
REPORT OF THE INTERSESSIONAL WORKSHOP SC/59/REP 1
Report of the Intersessional Workshop to Review Data and
Results from Special Permit Research on Minke Whales in the
Antarctic, Tokyo 4-8 December 2006
4.4.1. 自然死亡率
SC/D06/J13 (田中栄次、銭谷、藤瀬論文)はJARPAのI(インド洋)系群、
P(太平洋)系群生息数データおよび年齢サンプルデータから、10歳以上
の鯨たちの平均自然死亡率推定を導き出した。
用いられた方法は田中昌一氏が1990年にはじめに提唱した方法である。
インド洋I系群の年あたり死亡率の推定は0.038(標準誤差0.036)であり、
太平洋P系群は0.040(標準誤差0.035)の年死亡率であった。
この方法には捕獲した鯨の年齢構成と(目視)調査からの生息数推定の
双方が用いられた。
この両方について系群エリア(IとPの区分)、一群れあたりの頭数(単独 vs.
2頭以上)、性別という分層化を行った。
この方法では、ある年齢層グループの経年減少を推定する。
たとえば1990年に10歳以上という人口(鯨口)は、1992年には12歳以上の
人口ということになっている。
SC/D06/J13論文筆者はこの推定は価値のあるものだと考えている。なぜなら
これは大規模調査からの直接の推定だからであると。
この推定値は(IWC公認の)実施運用シミュレーション試験に用いられる
M(死亡率)よりも低く、Hitter(ソフトウエア)試行による評価(たとえば
IWC,1991年)よりも低い。
これらの推定を用いるならば、過去のこれらの推定とはいくらか違った
結果が出るはずであり、筆者たちはこれによりMに関する不確実性の
広がりが低減できると期待していた。
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これは メッセージ 33428 (monnkuii5gou さん)への返信です.
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