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科学という手法

投稿者: corax_lupus 投稿日時: 2009/04/13 15:07 投稿番号: [33293 / 62227]
連投にて失礼。
r君はどうしても混同したい、あるいは本当に区別がついていないようだから、少し。
彼の主張は
「大量捕殺は科学ではない」ということらしい。これは科学として意味をなす言葉で言えば
「現代的な動物倫理にてらして捕殺数が多すぎるから、容認できない」
となる。彼がそう認識しているかどうかわからないが。

さて、科学というのは「こうだと考えたのでデータを集めて解析した。するとやはりこうであった(あるいは、こうではなかった)」という手法のことだ。r氏が問題にしているのは「そのための方法が容認できるか」であって、「科学であるかどうか」ではない。
例えばどっかのマッドサイエンティストが極めて厳密な実験と考察を行ない、見事な結果を出したとしよう・・・違法な人体実験を行なって。するとその研究は「科学であり、結果も科学的に正しい」。その一方で「しかしそのような手法は認められない」となる。これを「科学じゃねえ」などとアバウトに言っちゃいけない。そういう事を言うと「その結果のどこが間違ってる?」と突っ込まれた途端に逃げ回らなきゃならなくなる。

もう一つ、
「実は商業捕鯨であり、科学ではないってことなのであります」
これも彼が良く言うことだが、こちらも同様。商業捕鯨によってサンプリングが可能なら、そのサンプルを「科学的に」研究するのは全く何の問題もない。よって「調査だけが目的じゃねえだろ」という言い分はまだしも聞く価値があるかもしれないが、「科学じゃねえ」等というのは単なる言いがかりだ。サンプリングの目的と、その解析を混同しちゃいけない。

だから「それは科学じゃねえ」等という粗雑な言い方をしてはいけないんだよ、と何度も言ってるのだが、彼はよほど「科学」という言葉、あるいは「科学という言葉が世間にもたらす誤った信頼感」を妄信しているのだろうか?
何にせよ、同じ人物が「目的のためなら窃盗も認められる」と言っていた事を考えるとなかなか感慨深い。

ちなみに捕殺が容認されるかどうか、については議論があっても不思議ではない。私としては、どのみちいずれは捕鯨再開する気なんだし、半分は「モラトリアム」というゴリ押しに対して生き延びるための方策なんで、個体群にダメージのない範囲で捕ってもいいんじゃないの、という意見。データが十分あるなら(あるいはあまりに効率が悪いなら)やめてもいいけど、そんな事言ったら「じゃあ全部終わりね。南極海は聖域ね。捕鯨?・・・聞いたことないねえ」なんてオトボケで引き延ばされて永遠に捕鯨は終わり、になるのが目に見えている。さらに「反対反対!」とゴリ押しすれば水産資源の囲い込みができる、ってことでもある(こっちの方が多分、問題)。捕鯨をするにしろ、しないにしろ、その理由は合理的なものでなければ納得がいかない。

本当に捕鯨について話し合う気があるなら、モラトリアムをどうするか、個体数の評価をどうするか、それによってどう捕獲枠をきめるか、IWC加盟各国にはきちんとロードマップを示してしてもらいたい。本来ならとっくに決定されているべき事柄だ。
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