Re: 「ライフルマニアさんは無責任」
投稿者: aplzsia 投稿日時: 2009/03/23 09:46 投稿番号: [32839 / 62227]
>もちろん、仮定に従えばそれなりに整合する解だな。
複数の仮説が並立してる場合は、いちばん資源、自然環境にとって安全な
ものを採用するというのが、1980年代ごろからの予防原則優位の基本ね。
ケネス・アローもこれを採用した場合の効用関数というのを提示したわけだ。
それで、鯨研敷地内にあるもう一つの仮説はというと、鯨研を論文に関する
連絡先住所にしてる森光代さんと、IWC科学委員会でいつも鯨研を擁護してる
バターワースの2006年共同論文だ。大型ヒゲクジラの激減でミンク鯨が増えた
という「オキアミ余剰仮説」の効果が現れる直前、1920年のミンク鯨数は
33万5000頭になってますね。あくまでも暫定試算だけど
http://www.ccamlr.org/pu/e/e_pubs/cs/Vol-13-2006/11mori-butterworth.pdfhttp://www.iwcoffice.org/_documents/sci_com/workshops/MSYR/Mori-Butterworth-CCAMLR-13-pp217-277.pdf
259頁表
これが1970年頃に130万ぐらいのピークを迎え、あとは減り始めて、現在80万
ほど、ほっとけば2230年頃にはもとへ戻るでしょうというのが、264頁の
予測グラフだな。
ほっとけば戻るものを、捕鯨で人為的に減らすといっても、各系統群の
バランスや環境変動に対する遺伝的バリエーションの適応能力に配慮すると、
改訂管理方式(RMP)では各海域に丁寧に捕獲を配分しても捕れるのは
1%以下、というのがRMP開発者、ジャスティン・クックの意見
(CCAMLRの趣旨を考慮に入れない場合)。
www.cbialdia.mardecetaceos.net/archivos/download/7_Cooke_Papastavroufp11169.pdf
そもそも南極海は自然保護区だから、ミンククジラが生態系を乱すほど
増えない限り商業捕鯨はやるべきではない、というのが南極海洋生物資源
保存条約(CCAMLR)の意味を普通に理解してる人の解釈でしょうね。
CCAMLRが鯨類を適用除外しているにもかかわらずです。
(たとえばドイツの水産官僚K. H. Kockがこういう意見。)
オキアミやマジェランアイナメは30年もあれば数世代から10世代更新
して捕獲による毀損を回復できるけど、クジラは一世代にも満たないから
やめたほうがいいというのがその理由ね。
これは メッセージ 32835 (monnkuii5gou さん)への返信です.
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