Re: 「WEDGE」谷口氏に捕鯨協会長中島氏が
投稿者: aplzsia 投稿日時: 2009/03/15 08:51 投稿番号: [32671 / 62227]
>>インド洋サンクチュアリが採択された1979年に、シドニー・ホルトは国連系機関の代表として参加していたと書いたはずですが。
>>ろくに読まないで言いがかりをつけようとしているのかな?
>そうですか。それは知らなかった。どこに書いたかMsg番号を示してもらえますか。その当時、
>Holtはアメリカのメンバー>から外されて、セイシェル大統領の委任でインド洋各国にインド洋
>サンクチュアリに参加するよう説得していたんじゃないですかね。
これは私の記憶違いでした、No.32643で、1979年のホルトの所属を書いた気になって
いたのですが、実際に書いたのは1977年に科学委員会に論文を提出したときの肩書き
でした。
「ろくに読まないで言いがかりをつけようとしているのかな?」という無礼で粗雑な発言は
取り消し、陳謝いたします。
ただし、1980年版IWC年報によると、1979年の科学委員会でもホルト(S.J.Holt)は
1977年同様、FAO/UNEP(国連食糧農業機関/国連環境計画)代表としてオブザーバー
参加しており、総会にはFAOのみのオブザーバー資格で参加しています(総会のUNEP代表は
W.Okea氏)。もともとホルトは1961年に水産資源管理のエキスパートとしてFAOから
国連系機関所属のまま兼任エキスパートとしてIWCに派遣されてきた人なのだから、
国連系機関( FAO and IOC; Advisor to UNEP; UN Adviser on Mediterranean Marine Affairs,
first Director of the International Ocean Institute, Malta等多数)を定年退職したら国連系の
肩書きがはずれるのは当然ですね。
それで次の1980年から、国連勤務時代に実務上頻繁に滞在し、大統領や官僚たちとも懇意
だったセイシェルのIWCコミッショナー・アドヴァイザー、科学委員会ではセイシェルの
科学委員として参加してます。セイシェルが日本の圧力により(ホルト説)、IWCを脱退
してからは国連系NGO、International Ocean Instituteの代表、科学委員会には招待科学委員
という形でIWCにかかわることになります。
昨年の英国での講演で、ホルトはセイシェル、ソマリアのインド洋における政治的立場
についておもしろいことを言ってますね。
まず最初に、インド洋上の英領ディエゴ・ガルシア島を英国が米国に移譲したのが発端。
ここが米軍の対ソ連でにらみを利かす強力な軍事基地となったことで、ソ連もインド洋に
拠点を持とうと焦った。それでセイシェルの社会主義的な政権に触手を伸ばしたが、英国
労働党の社会主義には近くてもソ連型社会主義を嫌う大統領はこれをかわした。
にもかかわらず西側は焦って、南アフリカの軍事的ゴロツキたちに、ゴルフバックの中に
銃を隠させてセイシェルに送り込んだりとかいろいろ干渉をする。この時代にホルトは
セイシェルで水産政策、珊瑚礁保護など、国連援助計画を実行していたようだね。
まあそうこうするうちにソマリアがインド洋をめぐる米ソ代理戦争の舞台となって混乱が
慢性化する。ここでも漁業指導をやっていたホルトが言うのだから間違いないと思うけど、
ああいう海岸線の長い国では、政治が相当混乱しても、魚がいれば漁師は生活できるんだね。
ところがだ、大西洋、太平洋の温帯海域で魚をとり尽くしたスペイン、フランス、台湾、
日本、韓国の漁船団がもうずいぶん前からソマリアはじめ東アフリカ沖の魚を大量に獲っ
ていて、地元漁師のプリミティブな漁法じゃあもう全然魚が捕れなくなったというのですよ。
それで船を持ってて魚の捕れない漁師は何をやるかというと、海賊業だと。
>>ろくに読まないで言いがかりをつけようとしているのかな?
>そうですか。それは知らなかった。どこに書いたかMsg番号を示してもらえますか。その当時、
>Holtはアメリカのメンバー>から外されて、セイシェル大統領の委任でインド洋各国にインド洋
>サンクチュアリに参加するよう説得していたんじゃないですかね。
これは私の記憶違いでした、No.32643で、1979年のホルトの所属を書いた気になって
いたのですが、実際に書いたのは1977年に科学委員会に論文を提出したときの肩書き
でした。
「ろくに読まないで言いがかりをつけようとしているのかな?」という無礼で粗雑な発言は
取り消し、陳謝いたします。
ただし、1980年版IWC年報によると、1979年の科学委員会でもホルト(S.J.Holt)は
1977年同様、FAO/UNEP(国連食糧農業機関/国連環境計画)代表としてオブザーバー
参加しており、総会にはFAOのみのオブザーバー資格で参加しています(総会のUNEP代表は
W.Okea氏)。もともとホルトは1961年に水産資源管理のエキスパートとしてFAOから
国連系機関所属のまま兼任エキスパートとしてIWCに派遣されてきた人なのだから、
国連系機関( FAO and IOC; Advisor to UNEP; UN Adviser on Mediterranean Marine Affairs,
first Director of the International Ocean Institute, Malta等多数)を定年退職したら国連系の
肩書きがはずれるのは当然ですね。
それで次の1980年から、国連勤務時代に実務上頻繁に滞在し、大統領や官僚たちとも懇意
だったセイシェルのIWCコミッショナー・アドヴァイザー、科学委員会ではセイシェルの
科学委員として参加してます。セイシェルが日本の圧力により(ホルト説)、IWCを脱退
してからは国連系NGO、International Ocean Instituteの代表、科学委員会には招待科学委員
という形でIWCにかかわることになります。
昨年の英国での講演で、ホルトはセイシェル、ソマリアのインド洋における政治的立場
についておもしろいことを言ってますね。
まず最初に、インド洋上の英領ディエゴ・ガルシア島を英国が米国に移譲したのが発端。
ここが米軍の対ソ連でにらみを利かす強力な軍事基地となったことで、ソ連もインド洋に
拠点を持とうと焦った。それでセイシェルの社会主義的な政権に触手を伸ばしたが、英国
労働党の社会主義には近くてもソ連型社会主義を嫌う大統領はこれをかわした。
にもかかわらず西側は焦って、南アフリカの軍事的ゴロツキたちに、ゴルフバックの中に
銃を隠させてセイシェルに送り込んだりとかいろいろ干渉をする。この時代にホルトは
セイシェルで水産政策、珊瑚礁保護など、国連援助計画を実行していたようだね。
まあそうこうするうちにソマリアがインド洋をめぐる米ソ代理戦争の舞台となって混乱が
慢性化する。ここでも漁業指導をやっていたホルトが言うのだから間違いないと思うけど、
ああいう海岸線の長い国では、政治が相当混乱しても、魚がいれば漁師は生活できるんだね。
ところがだ、大西洋、太平洋の温帯海域で魚をとり尽くしたスペイン、フランス、台湾、
日本、韓国の漁船団がもうずいぶん前からソマリアはじめ東アフリカ沖の魚を大量に獲っ
ていて、地元漁師のプリミティブな漁法じゃあもう全然魚が捕れなくなったというのですよ。
それで船を持ってて魚の捕れない漁師は何をやるかというと、海賊業だと。
これは メッセージ 32643 (legal_guardian01 さん)への返信です.
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