Re: Natureにあると称されている論文(2)
投稿者: roranjapan 投稿日時: 2008/09/05 22:47 投稿番号: [27644 / 62227]
私も今頃出すとはぼけているかも知れませんが英文の解釈問題として少し異論があります。
大筋でご両人の訳に意義を申し述べる柄ではありません。
Some Japanese researchers seem reluctant to accept analyses showing that these estimates will be cripplingly imprecise because of sampling variability , unless the research were to continue for decades , with total samples of tens of thousands of whales.
”tens of thousands of whales.”はcontinue for decadesから自然に出てきた言葉で、訳は”n10年×うん千頭”の直訳しかないのでは。
「万」と纏めてしまうと彼の言わんとしたこととニュアンス的に少し外れるのでは。
自然死係数という比較的大きなサンプリングをしなければならない要因について、毎年1000頭という小刻みかつ互いに関連のないサンプリングでは無理だ、というlegalさんが最初に仰った趣旨かと思います。1回で万のサンプリングでしたら話が違います。
IWC,SCの意向を汲んで、多少なりとも年々サンプリングの主目的が変移する(せざるをえない)状況で、とくにRMPのような非致死の不確実なデータの外挿法では自然致死率は到底つかめないだろうという、ごく自然な指摘であろうと思います。
時系的な要因があるので、その目的だけに絞ったサンプリングでない以上、年度を連結した解析は年度の違いに因る推定不能の誤差が加算されるのと、RMP絡みでは非致死による測定誤差が大きくなるので正確な自然死亡率の算定は難しいということは誰でも気つくでしょう。
しかし実際のところ自然死亡率の計算は漁場別、年度別に出ています。もちろん調査捕鯨の資料の解析でRMPの解析ではないはずです。
http://www.iwcoffice.org/index.htmここから2008のintersessionのreportを見てください。
これは メッセージ 27631 (aguatibiapy さん)への返信です.
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