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Re: 南極で鯨油の回収はできない。

投稿者: aguatibiapy 投稿日時: 2008/07/11 15:56 投稿番号: [26137 / 62227]
>、他の場所ならできるし、南極でも条約を無視すればできるんですよね?そういう事をおっぱじめたりしないだろうな?と、legal_guardian01氏の皮肉はそう解釈すべきだと思うのですが、あなたはどう思いますか?

そんなこともあるかもしれません。   悪辣な穴狙いなら某国のお手の物ですが。

ところで別の話ですが・・・「南極条約があるから肉をとった後は生で捨てなければならない。」

これも変な理屈です。   だけど連中はそう言っている。   「それ以外のオプションは経済的に無理だ。」という部分を端折っているから変になるのです。   何故端折るか?   丸ごと利用の日本精神を経済問題の如きで曲げたと言われたくないからです。

南極条約の存在の下でも鯨油回収はできるでしょう。   しかし不可避的に残滓の加工利用を強いられるということです。   このプロセス自身は昔の大型捕鯨船は実施していたことであり格別新奇な事ではありません。
水を加えるにせよ加えないにせよ、鯨油をとった後の残滓を適切に加工すれば有用な骨肉粉が生産できます。   然しこの残滓は多量のの水分を含んでいます。   この水分をを取り除いて乾燥させなければ商品になりませんが、この工程に相当の熱量が必要です。   そしてそれを廃棄物ゼロの枠の中でやらなければなりません。   このために折角製造した鯨油を焚いたらどうなるのか良く計算して見なければなりません。

勿論、問題はそれだけでは有りません。   昔のような巨大母船が正当化されないのに、限られたスペースに鯨油抽出と骨肉粉製造装置を設置し製品の保管場所を確保することにも難しさが有るかも知れません。結局昔のように鯨肉調製ラインを外に出し冷凍工船を連れて行くことになるのかも知れません。

そして出来上がった骨肉粉を日本まで運んで行き、多分鯨肉とは一桁ぐらい違う値段で陸上の製品と競争しながら売らなければなりません。ここで経済的合理性が無いとその分だけ折角回収した燃料用鯨油のコストが上昇します。   結局何もしないで生ものを棄てる日新丸のような鯨肉専門の身軽さが懐かしくなるように思えます。

>よくある批判は「西洋では油だけとって捨てていたが、そんなもったいない事をする奴らにつべこべ言われたくない」「使える部分は全て使う日本の技術は大したもんだ」という意味ではないの?

要はこのような言い回しで外国を批判するのを止めればいいのです。   簡単な話です。   結局のところ外国にも日本にも「採算に合わないことはやらない」資本の論理しかないのですから。

ところでこの言い回し、決して絶えることが無いのは如何してでしょうか?
ブログなどを見ていると論争に参入してくる若い人が結構このようなことを書きます。   教科書か何かに書いてあって学校でそんなことを教えているのではないかと疑われます。   日本人の誇りを持つことは重要ですが、無用の偏見を植え付けることは避けるべきです。

げんた
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