Re: 「TACとABC」国会答弁/3月27日
投稿者: r13812 投稿日時: 2008/04/12 07:55 投稿番号: [24497 / 62227]
○国務大臣(若林正俊君)
先ほど委員がお話しになりましたFAOの長期の報告でございます。それについてまず先に申し上げたいと思いますけれども、主要な漁獲資源のうち、半分程度がもう限度、満限まで利用されている、四分の一が過剰に漁獲されている、そして残りの四分の一が利用度が低い又は適度に利用されているという、そんな状況分布になっております。
そこで、我が国のTACとABC、つまり生物学的な許容漁獲量との関係について魚種別にお話がございました。お話にありましたように、漁獲の可能量、TAC制度の対象であります七魚種のうち、スケトウダラ、マアジ、マイワシ、サバ類の四魚種については、御指摘のように漁獲可能量、TACがABCを上回っているという状況にあるのでございます。これは、漁獲可能量、TACというのは、資源の状況のみならず漁業の経営状況等を勘案して設定することが法律上規定されております。また、実際の漁獲状況に応じて調整を図るための枠を国が留保しておきまして、余裕を持たせて設定しているということもございます。
そこで、TACの漁獲可能量につきましては、漁業経営にも配慮しながら資源の状況を踏まえて適切に設定する必要があるわけでありまして、水産政策審議会の資源管理分科会というのが設けられておりますが、その意見を聴いて行っているところでございます。
近年の状況を見ますと、この漁獲可能量と生物学的な許容漁獲量ABCとの幅につきましてはやや縮まってきていると、そういう傾向を見せておりますが、委員がお話しのように、今後とも漁業経営の状況にも配慮しながら、このTACの設定を適切に行っていく必要がある、このような認識でおります。
○主濱了君
ありがとうございました。
いずれにしても、TAC設定の七魚種のうち四魚種がABCを超えて今TACが設定されているわけですよ。このまま行っちゃいますと、生物学的な限度を超えて捕ってしまう、そのとおりやれば捕ってしまう、こういうことになっちゃうわけですよ。
それで、この二十年度のそのTAC、この見直しはあり得ますでしょうか。これは長官にお伺いしたいと思います。
○政府参考人(山田修路君)
二十年のTACにつきましては、まあ一応、今委員がおっしゃいましたように決まっておりますけれども、これにつきましては、いろんな資源の状況なり、地域の状況なりも見ながら、必要があれば見直すことはあり得るところでございますが、基本的には今の形で決まっているという状況でございます。
○主濱了君
これは是非見直しをしなければならないと思いますが、大臣、いかがでしょうか。
○国務大臣(若林正俊君)
今長官が答弁したとおりでございますが、やや私の先ほどの説明の中で誤解を招くことがあったかもしれません。それは、実は枠としてTACの設定をいたしておりますけれども、実際の捕獲量の統計を見ますと、そのTACでは枠は持っておりますけれども、実際の捕獲量はABCに近い、そういうような状態の捕獲量になっておりまして、枠いっぱい捕っているというケースはそんな魚種別見てもそれほど多くないという実情にありますということをお話を申し上げまして、この枠にもかかわらず、徐々に枠とのこの乖離が小さくなってきています。これはできるだけ小さいことの方が望ましいという意味でありますが、この上からの規制でこのTACを締めていけばいいというわけにもなかなか、漁業経営の実態からいって、そうまいらないことがあることは御理解いただきたいと思います。
○主濱了君
ただいま実績はTACを下回っていると、そしてABCに近いと、こういうふうなことであれば、なおさらTAC自体を直していただければいいわけです。何も実績に影響しないということであれば、枠としてのTACを直していただければ私はいいなというふうに思います。
秋田県沖のハタハタ、これは大分枯渇した、資源として枯渇したことがあります。それを休漁したことによって復活をしていると、こういったような事例があるわけです。少なくともその資源量が低位で減少傾向の魚種については、ABCを上回ることのないようにTACを設定する必要があると、私はこのように思いまして、是非ともそのように監視といいますか、将来の魚、将来の我々の子孫のために是非とも魚を残す必要があると、こういうふうに思うところであります。
私の質問は以上にいたしまして、満を持して待っている、弓を引いて待っている藤原委員に譲りたいと思います。
以上で終わります。
先ほど委員がお話しになりましたFAOの長期の報告でございます。それについてまず先に申し上げたいと思いますけれども、主要な漁獲資源のうち、半分程度がもう限度、満限まで利用されている、四分の一が過剰に漁獲されている、そして残りの四分の一が利用度が低い又は適度に利用されているという、そんな状況分布になっております。
そこで、我が国のTACとABC、つまり生物学的な許容漁獲量との関係について魚種別にお話がございました。お話にありましたように、漁獲の可能量、TAC制度の対象であります七魚種のうち、スケトウダラ、マアジ、マイワシ、サバ類の四魚種については、御指摘のように漁獲可能量、TACがABCを上回っているという状況にあるのでございます。これは、漁獲可能量、TACというのは、資源の状況のみならず漁業の経営状況等を勘案して設定することが法律上規定されております。また、実際の漁獲状況に応じて調整を図るための枠を国が留保しておきまして、余裕を持たせて設定しているということもございます。
そこで、TACの漁獲可能量につきましては、漁業経営にも配慮しながら資源の状況を踏まえて適切に設定する必要があるわけでありまして、水産政策審議会の資源管理分科会というのが設けられておりますが、その意見を聴いて行っているところでございます。
近年の状況を見ますと、この漁獲可能量と生物学的な許容漁獲量ABCとの幅につきましてはやや縮まってきていると、そういう傾向を見せておりますが、委員がお話しのように、今後とも漁業経営の状況にも配慮しながら、このTACの設定を適切に行っていく必要がある、このような認識でおります。
○主濱了君
ありがとうございました。
いずれにしても、TAC設定の七魚種のうち四魚種がABCを超えて今TACが設定されているわけですよ。このまま行っちゃいますと、生物学的な限度を超えて捕ってしまう、そのとおりやれば捕ってしまう、こういうことになっちゃうわけですよ。
それで、この二十年度のそのTAC、この見直しはあり得ますでしょうか。これは長官にお伺いしたいと思います。
○政府参考人(山田修路君)
二十年のTACにつきましては、まあ一応、今委員がおっしゃいましたように決まっておりますけれども、これにつきましては、いろんな資源の状況なり、地域の状況なりも見ながら、必要があれば見直すことはあり得るところでございますが、基本的には今の形で決まっているという状況でございます。
○主濱了君
これは是非見直しをしなければならないと思いますが、大臣、いかがでしょうか。
○国務大臣(若林正俊君)
今長官が答弁したとおりでございますが、やや私の先ほどの説明の中で誤解を招くことがあったかもしれません。それは、実は枠としてTACの設定をいたしておりますけれども、実際の捕獲量の統計を見ますと、そのTACでは枠は持っておりますけれども、実際の捕獲量はABCに近い、そういうような状態の捕獲量になっておりまして、枠いっぱい捕っているというケースはそんな魚種別見てもそれほど多くないという実情にありますということをお話を申し上げまして、この枠にもかかわらず、徐々に枠とのこの乖離が小さくなってきています。これはできるだけ小さいことの方が望ましいという意味でありますが、この上からの規制でこのTACを締めていけばいいというわけにもなかなか、漁業経営の実態からいって、そうまいらないことがあることは御理解いただきたいと思います。
○主濱了君
ただいま実績はTACを下回っていると、そしてABCに近いと、こういうふうなことであれば、なおさらTAC自体を直していただければいいわけです。何も実績に影響しないということであれば、枠としてのTACを直していただければ私はいいなというふうに思います。
秋田県沖のハタハタ、これは大分枯渇した、資源として枯渇したことがあります。それを休漁したことによって復活をしていると、こういったような事例があるわけです。少なくともその資源量が低位で減少傾向の魚種については、ABCを上回ることのないようにTACを設定する必要があると、私はこのように思いまして、是非ともそのように監視といいますか、将来の魚、将来の我々の子孫のために是非とも魚を残す必要があると、こういうふうに思うところであります。
私の質問は以上にいたしまして、満を持して待っている、弓を引いて待っている藤原委員に譲りたいと思います。
以上で終わります。
これは メッセージ 24496 (r13812 さん)への返信です.
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