「TACとABC」国会答弁/3月27日
投稿者: r13812 投稿日時: 2008/04/12 07:53 投稿番号: [24496 / 62227]
(第169回国会
農林水産委員会
第4号)参議院
○主濱了君
次は、TACとABC、漁獲可能量ですね、TACは漁獲可能量、それからABCというのは生物学的許容漁獲量、このTACとABCについてお伺いをいたしたいと思います。
昨年の五月二十九日に実はこの問題を私質問をしているんですが、改めてその検証の意味でもう一回伺いたいなというふうに思っております。
まず初めに、FAO、国連食糧農業機関によりますと、二〇一五年ですからあと七年後ですかね、二〇一五年の世界の水産物の総需要は一億八千三百万トン、これに対する世界の今度は総生産、総生産の方は一億七千二百万トンだと、こういうことで、需要量が生産量を一千百万トン上回ると。これは絶対そういうことはあり得ないんですけれどもね、生産がやっぱり頭打ちだということなんですが、かなり捕り尽くしてしまうんではないかなと、こういうふうに思われるわけです。いずれこの漁業資源が枯渇してしまうことが危惧されるわけであります。
そこで、世界のABCは幾らか、簡単に言って、世界のABC、生物学的許容漁獲量は幾らか、把握していればお知らせをいただきたいなと。これはもう、全地球を一本で言うことはなかなか難しいと思うんですが、主な海洋の主な魚種のABCをお示し願いたいと思います。その中でも、特に資源量が低位であるとか、それから減少傾向にあるとか、そういったようなものを選んでお知らせをいただきたいと思います。
○政府参考人(山田修路君)
ただいま世界のABCについての御質問がありましたけれども、このABCにつきましては世界全体の資源量を評価するという仕組みはございませんで、日本については幾つか、七つなり幾つかの魚種について出しておりますけれども、世界全体についてはそういうものはありません。
それで、資源量が多い少ないということの評価につきましては、魚種を限りまして、例えばマグロについて独立行政法人の水産研究所、日本の水産研究所が世界のいろんな地域で調査をしているというものはございます。その中で、例えばマグロ資源でいいますと、例えばですけれども東大西洋のクロマグロでは非常に低位水準にあるとか、そういう状況は分かっておりますけれども、御質問がありましたABC自体についての数値はございません。
○主濱了君
それでは、日本にはこれちゃんとTACとそれからABC、きちっと日本では決めているわけでありますけれども、日本についてお伺いをいたしたいと思います。
それで、少なくとも日本においては、ABC、これ生物学的な許容漁獲高、これをTACが上回るということがないように私は是非セットするべきであると、こういうふうに考えておりまして、その観点からお伺いをいたします。
それで、平成二十年のABCとTACの数量を、ABC、許容量ですね、許容量、生物学的な許容量からそのTACの値を引いてみる、こういうもので見てみました。それで、マイナスが大きくなればなるほど生物学的許容量をTACの方、漁獲可能量が上回っている、非常に悪い方向にあるというふうな、資源の枯渇につながると、そういうふうな方向になるものなんですが、イワシは、ABCマイナスTAC、これがマイナスの一万四千トン。これで、イワシの資源量は低位で横ばいであると、こういったような状況です。それから、マアジ、アジですね、これはマイナスの六万三千トン、非常に低い。これも資源量が低位で減少傾向にあるということです。サバも、これは十万一千トンマイナス。スケトウダラが九万九千二百トンマイナスであります。スケトウダラは資源量は低位で、しかも減少傾向にあるということ。オホーツク海系のズワイガニ、これもマイナスで五百七十九トンということでございますけれども、TACは七魚種あります。そのうち四魚種で生物学的に見た許容漁獲量、それをTACが上回って設定されております。
そもそもTACというのは海洋生物資源保護のために定められたものだと私は思っておりますけれども、これがちょうどその機能を果たしていないのではないかということでございます。当面の漁獲あるいは目先の水揚げを確保することで実は百年後の世代に魚を食べさせることができないことになってしまうかもしれないと、こういうふうに思いますが、大臣、御所見をお願いいたします。
○主濱了君
次は、TACとABC、漁獲可能量ですね、TACは漁獲可能量、それからABCというのは生物学的許容漁獲量、このTACとABCについてお伺いをいたしたいと思います。
昨年の五月二十九日に実はこの問題を私質問をしているんですが、改めてその検証の意味でもう一回伺いたいなというふうに思っております。
まず初めに、FAO、国連食糧農業機関によりますと、二〇一五年ですからあと七年後ですかね、二〇一五年の世界の水産物の総需要は一億八千三百万トン、これに対する世界の今度は総生産、総生産の方は一億七千二百万トンだと、こういうことで、需要量が生産量を一千百万トン上回ると。これは絶対そういうことはあり得ないんですけれどもね、生産がやっぱり頭打ちだということなんですが、かなり捕り尽くしてしまうんではないかなと、こういうふうに思われるわけです。いずれこの漁業資源が枯渇してしまうことが危惧されるわけであります。
そこで、世界のABCは幾らか、簡単に言って、世界のABC、生物学的許容漁獲量は幾らか、把握していればお知らせをいただきたいなと。これはもう、全地球を一本で言うことはなかなか難しいと思うんですが、主な海洋の主な魚種のABCをお示し願いたいと思います。その中でも、特に資源量が低位であるとか、それから減少傾向にあるとか、そういったようなものを選んでお知らせをいただきたいと思います。
○政府参考人(山田修路君)
ただいま世界のABCについての御質問がありましたけれども、このABCにつきましては世界全体の資源量を評価するという仕組みはございませんで、日本については幾つか、七つなり幾つかの魚種について出しておりますけれども、世界全体についてはそういうものはありません。
それで、資源量が多い少ないということの評価につきましては、魚種を限りまして、例えばマグロについて独立行政法人の水産研究所、日本の水産研究所が世界のいろんな地域で調査をしているというものはございます。その中で、例えばマグロ資源でいいますと、例えばですけれども東大西洋のクロマグロでは非常に低位水準にあるとか、そういう状況は分かっておりますけれども、御質問がありましたABC自体についての数値はございません。
○主濱了君
それでは、日本にはこれちゃんとTACとそれからABC、きちっと日本では決めているわけでありますけれども、日本についてお伺いをいたしたいと思います。
それで、少なくとも日本においては、ABC、これ生物学的な許容漁獲高、これをTACが上回るということがないように私は是非セットするべきであると、こういうふうに考えておりまして、その観点からお伺いをいたします。
それで、平成二十年のABCとTACの数量を、ABC、許容量ですね、許容量、生物学的な許容量からそのTACの値を引いてみる、こういうもので見てみました。それで、マイナスが大きくなればなるほど生物学的許容量をTACの方、漁獲可能量が上回っている、非常に悪い方向にあるというふうな、資源の枯渇につながると、そういうふうな方向になるものなんですが、イワシは、ABCマイナスTAC、これがマイナスの一万四千トン。これで、イワシの資源量は低位で横ばいであると、こういったような状況です。それから、マアジ、アジですね、これはマイナスの六万三千トン、非常に低い。これも資源量が低位で減少傾向にあるということです。サバも、これは十万一千トンマイナス。スケトウダラが九万九千二百トンマイナスであります。スケトウダラは資源量は低位で、しかも減少傾向にあるということ。オホーツク海系のズワイガニ、これもマイナスで五百七十九トンということでございますけれども、TACは七魚種あります。そのうち四魚種で生物学的に見た許容漁獲量、それをTACが上回って設定されております。
そもそもTACというのは海洋生物資源保護のために定められたものだと私は思っておりますけれども、これがちょうどその機能を果たしていないのではないかということでございます。当面の漁獲あるいは目先の水揚げを確保することで実は百年後の世代に魚を食べさせることができないことになってしまうかもしれないと、こういうふうに思いますが、大臣、御所見をお願いいたします。
これは メッセージ 24486 (r13812 さん)への返信です.
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