Re: 世界の空気が読めない捕鯨賛成者
投稿者: hwdpf982 投稿日時: 2008/01/14 04:37 投稿番号: [23170 / 62227]
色々と意見は有るようですが、ここで全く別な観点から見た話をしようと思います。
敗戦直後の疲弊した日本にとっては、鯨と言う生物は救世主だったのです。
南氷洋までかければ、タダ同然で鯨が取れたのですから、食糧を輸入するお金の無かった日本にとては「鯨サマサマ」といた所だったのです。
もし捕鯨が出来なかったとしたら、戦後の経済発展は、もっと遅れたことでしょう。
戦後しばらくの間、小笠原諸島が日本に返還されなかったのは、捕鯨基地としての役割があったからですが、別にアメリカ人が鯨の肉を食べていたわけではありません。
アメリカにとって必要だったには、マッコウクジラの油だけで、油を採取した後の肉は捨てられていました。
マッコウクジラの油は、様々な分野の特殊な潤滑油として高い性能を持ち、工業、軍事、宇宙開発などでは必要不可欠だったのです。
工業的に代替品が出来たのは戦後の事です。
再び日本が商業捕鯨再開に拘るのは、安い蛋白源として、とても魅力的なのです。
以前にも書きましたが、公海上でタダ同然に取れる、と言う事は、食料自給率の向上と外貨の節約、と言う魅力があるのです。
文化論を持ち出すのは、本音を隠す為のカモフラージュでしょう。
さて、肝心の鯨の肉について少し。
私自身は大好きで、子供の頃は非常によく食べました。
当時は大型のシロナガス鯨ナガス鯨が殆どだったはずで、今のミンク鯨は弱干味が落ちるようです。
牛肉の赤身より軟らかく、筋も少ない上、牛肉よりサッパリとした感じです。
尾の身、の刺身など、マグロの大とろ(高級なお店でしか食べられないレベル)と同じくらいの値段でしたから。
鯨のベーコンは、安物の代名詞、のように言われていましたが、豚バラベーコンとは全く異質なもので、殆どが鯨の油にも拘らず、いくら食べても口の中が脂っこくなることはありません。
肝臓の油も、肝油として利用され、当時の子供たちにとってはビタミンの補給源として重用されていました。
戦後の日本は、鯨によって救われた、と言ってもよいでしょう。
当時と状況が変わってしまった現在では、同じ原理を主張する事は困難でしょう。
オーストラリアが反対する理由の中には、商業捕鯨が再開されると、牛肉の輸出が減る、と言うことも有るはずです。
これは メッセージ 23156 (nachiyama800 さん)への返信です.
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