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宗教論議じゃないんで2

投稿者: ts657738 投稿日時: 2004/05/04 20:23 投稿番号: [2293 / 62227]
(続き)
  歴史的に見て1930年代後半になると南氷洋で捕鯨が始まって、シロナガスクジラに限らず、大型のヒゲクジラが乱獲されている。シロナガスなどは1963年で禁漁されている。この間クロミンクだけは捕獲の対象にならなかった。
  クロミンククジラは成熟年齢の低下を引き起こしたし、実際に現在捕獲されている個体は若返っていることもわかっている。生殖に参加する機会に恵まれて、実際に増えているから毎年ランダムに一定数を捕獲すると平均年齢が若返っている訳です。クロミンクの増加率が3〜7%あることもわかっています。
  そして、クロミンクに限らずオキアミを餌とする鳥やアザラシも増えていることもわかっています。加藤室長達の研究はこうしたところも押さえていた。

  1930年代の後半から南氷洋で捕鯨を始めて、戦争を挟んで中断して、その後にまた一気に捕獲を増加させて大型の鯨類を激減させた。これで環境収量に余裕ができたクロミンクや鳥、アザラシは増えて来たんです。
  人間が大型鯨類を減らした。
  だから、クロミンク等には環境面で非常に余裕ができた。
  ここで餌などの面で余裕ができてクロミンクは成長が早くなり、これが成熟年齢の低下を引き起こした。
  南氷洋でのクロミンク捕鯨は最初からIWCでクロミンク個別の捕獲枠を設定する方式だったから乱獲されることなく、したがって捕獲圧力でクロミンクの増加が弱まることもなくモラトリアムを迎えた。
  結果的には、南氷洋ではクロミンクは増えたということ。

  実は、普通なら初期資源の60%まで減少させてMSYを目指すという資源管理はクロミンクには通用しない。
  初期資源が明確にわからない、しかも、初期資源の60%までとなると目の前の資源量とは全くかけ離れてしまう。初期資源から10倍になっているなら目の前の資源をベースに管理しないと、これはどうにもならない。76万頭から8万頭の6割の6万頭程度まで捕獲しましょうとは誰も考えない。20万頭の6割までだって現実的ではない。
  そこで管理方法として必要になったのがRMP。
  現在資源量と過去の捕獲実績から、“現在の”資源を傷つけないで利用しましょうというスキームでこれは相当に厳しいながらも捕獲枠はゼロにはならない。
  クロミンククジラは初期資源をベースに資源管理を考えない。
  これこそ実はクロミンクは増えたということの証に他ならないのです。
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