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「漁獲可能量」ちなみに・・・

投稿者: nobu_ichi95 投稿日時: 2007/10/29 09:10 投稿番号: [21948 / 62227]
kujira7君は水産学者が、彼等が純科学的に考えた理論を無しl崩し的に扱う現在の「社会経済要因」の濫用が許せない・・・・と言っている話を、即資源の枯渇にスリカエて話を横展開するから、筋が通らなくなる。

日本版ABC/TACは、欧米版より社会経済要因を色濃く考慮するため、確かに科学者が理想とする回復計画を乱すことになるのは、やむを得ない。
しかし、それが曲学だ・・・というのは言い過ぎというもので、漁業と魚食のウェートが欧米とは比較にならないほど高いからこそ、アメリカの軽く5倍もいる日本の既存漁業者を欧米並みに減らす・・・失業させることなど、いち国家の政策として常識的にも「採用不可能」である以上、また、漁価の関係で代替種が完全に配分できない以上は、回復の遅れをリスク許容範囲内で容認するほか無い・・・それは”枯渇”とイコールでも無い。
(でも、それは一部のピュアな学者には苦痛を強いるが。)

もちろん、絶滅に至るまでのサイクルは踏襲しない・・・という前提は護られねばならないがね。

ところで、欧米型ABC採用の場合でも、業界配慮になってしまう・・・って知ってるのかな?。
欧米型は、端的に言うと”参入自由で早い者勝ち”制だ。

したがって、資金と設備・情報が整った専門業者が圧倒的に有利となり、必然的に捕獲枠を寡占できる。
ノウハウの無い新規参入者は、まごまごしている内に椅子取りゲームよろしく、配当が自動的にゼロとなり退場・・・というのが欧米型の仕組みだ。

つまりは、欧米型とは、見た目自由参入の形態を取りながら、実態は既存の少数寡占事業者の利権の固定と保護・・・という解釈ができる。
漁業者が少数で寡占型の欧米の仕組みは、直接・間接の従事者がはるかに多く市場規模の大きい、協調共存を旨とする日本にはそのまま移入は出来ない・・・ということだよ。
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