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2004.08. インドネシア・スラウェシ島②

投稿者: kujira77777 投稿日時: 2007/09/30 10:07 投稿番号: [21248 / 62227]
  ◇手足がけいれん、腫瘍や吹き出物−−ブイヤット村の住民8割

  地元の医師らによると、ブイヤット村の住民の8割にこれまでに紹介したのと同様の症状が見られるという。

  住民たちは漁に頼る生活だ。ほとんど毎日同湾の魚を食べてきた。しかし、アンディニちゃんの死亡以降、多くの村人が魚介類を食べるのをやめた。魚そのものに異常が目立ってきた。同村で腫瘍のある5、6匹の魚を見せてもらった。体長約20センチの魚の腹部にこぶが二つあり、一番大きい直径2センチのこぶを切り取ると、直径1センチ以上の腫瘍一つと同7、8ミリの腫瘍二つがあった。切開すると黒いどろどろの液体があふれ出た。

  マンスールさんによると、96年までは村全体で他の村から百数十人を雇って漁をしていたが、97年ごろから漁獲高が減り、59種類取れた魚が今は7種類、漁獲高も約8割減った。他の漁師によると、半数以上の魚に腫瘍が見られるという。

  マンスールさんは96年以降何度も村人数人と一緒にNMR社や北スラウェシ州に抗議したが、同社は「魚は安全」と繰り返したという。また、抗議団のうち1人は同社に高給で雇われ、別の1人は職場の上司から抗議中止を促され、今は2人しか残っていない。マンスールさんも3年前、同社から銀行口座を尋ねられたが、買収だと考え教えなかったという。

  国家警察は人道的立場から住民の血液や海水、魚を検査し、汚染の有無を調査している。今月13日に重金属汚染を認める中間報告を発表し、同社に操業停止を勧告した。精錬工場への立ち入り調査も行い、操業と汚染の因果関係が認められれば工場を閉鎖する方針だ。

  また、熊本県水俣市の国立水俣病総合研究センターの医師がWHOの委託で10日に同村を訪れて住民35人の毛髪や腫瘍のある魚、海水などを採取して日本に持ち帰り、分析中だ。

  北スラウェシ州の国立大学医学部皮膚科の研究グループはブイヤット村や周辺の住民を問診し、「村人には皮膚炎などの症状が見られるが、周辺住民にも同様の症例がある」と指摘。衛生状態などが原因とし、「重金属による被害はない」と結論付け、NMR社のマスコミ向け説明に使われている。

  一方、同大学漁業・海洋科学部で自然界の有害物質を研究するマルクス・ラスート講師は今年、ブイヤット湾で調査を行った。同講師は「同湾は水銀に汚染されている。精錬に青酸カリが使われ、ヒ素などほかの重金属も産出している。解毒処理をしても、大量だと完全には除去できない。また、露天掘りの採掘場から有害物質が雨水とともに流れ出す可能性もあり、陸や川の汚染も考えられる」と指摘する。

  ジャカルタ保健機関はこれまでに住民15人の血液検査を行った。うち結果の出た4人の血中水銀濃度は1リットル中34〜53マイクログラムで、神経障害を起こす可能性が指摘される30マイクログラムを超えていた。また、4人の尿からはヒ素も検出された。

  検査を担当したブディアワン・インドネシア大環境評価センター長は毎日新聞に「住民は水銀とヒ素に汚染されている。また、精錬に使われる青酸カリも完全に分解されているかどうか不明だ。住民の血液に危険物質が複数、高濃度で含まれている事実は重要だ」とし、複合汚染による被害の可能性を示唆した。

  NMR社のデービッド・ソンピ渉外課長は取材に対して、「水銀やヒ素などはゼロにはできない」と認めた上で、「基準以下には抑える処理をしている」と強調した。

  同州で村人の支援を行っている環境保護団体「クローラ」のリグノルダ・ジャマルディン代表は、(1)同社の操業前には住民が健康被害を訴えていなかった(2)症状は実際にはブイヤット村以外には見られない(3)他に汚染源は考えられない−−と指摘。その上で「原因の特定と住民の救済が必要だ」と語った。

(毎日新聞)
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