2004.08. インドネシア・スラウェシ島①
投稿者: kujira77777 投稿日時: 2007/09/30 10:06 投稿番号: [21247 / 62227]
インドネシア・スラウェシ島
漁村に広がる「水俣病」
◇米国系鉱山会社の排水が原因か
◇WHOなどが調査へ
インドネシア・スラウェシ島の漁村で、頭痛やめまい、手足のけいれん、腫瘍(しゅよう)などを伴う疾病が広がり深刻な社会問題になっている。米国系鉱山会社「ニューモント・ミナハサ・ラヤ」(NMR)社が付近の鉱山で金の採掘、精錬を行う際の排水を海洋に廃棄し始めた96年以降に発生しており、インドネシアのメディアは有機水銀汚染による「水俣病」=下段に「ことば」=に似ていると報道。世界保健機関(WHO)も原因調査に乗り出した。
マルク海に面した北スラウェシ州ミナハサ県ブイヤット村。小さなブイヤット湾沿いに40〜50軒の草ぶき屋根の家屋が並び約270人が暮らす。
今年1月25日、女児のアンディニちゃんは全身が吹き出物に覆われた状態で生まれた。母親のマルシャさん(39)によると、生まれた時から後頭部にこぶがあり、日増しに大きくなって直径約2センチになった。押すと痛がって泣いた。
マルシャさん自身、1日に2回ほど、右腕に痛みが走り硬直する症状に悩まされている。
アンディニちゃんも吹き出物が化のうし、痛がった。7月3日夜、いつもより激しく泣いた。抱きしめたが泣きやまず、一緒に泣いた。そのうち、アンディニちゃんはあえぎ出した。顔がみるみる青くなり、息が止まった。その直前、紫色になった唇がかすかに動いた。「ママ……」とつぶやいたように見えた。
彼女の死をきっかけに環境保護などの非政府組織(NGO)の支援活動が活発化し、マスコミも動き出した。NGOが「海水や住民の血液に水銀が含まれ、日本の水俣病に似ている」と指摘し、地元紙は「ミナハサに水俣病」と取り上げた。
別の民家でも1歳10カ月の女児、ヌルミラちゃんは両足が無数の吹き出物とかさぶたに覆われていた。かゆくてかきむしると、つぶれて痛くなる。母のヌルミンさん(29)に抱かれ、母乳を飲むヌルミラちゃんの足に目をやると、つぶれた吹き出物から体液が流れ、ハエがたかっていた。ヌルミンさんの他の子供にもこぶがある。
さらに訪ね歩くと、小さな村で健康を害している住民が異常に多いことに驚いた。
漁師のレフリーさん(33)は3カ月前に突然、気を失った。半日間意識が戻らず、それ以来、手足が毎日けいれんする。今月になって足に腫瘍もできた。8歳の長女の手足も反り返り、歩くことはできない。漁師のマンスールさん(50)宅では本人と妻、6人の子供の全員に頭痛、首の異様な腫れなどの症状がある。10歳の三男は昨年から週に一度、就寝中に口から血を吐く症状が続いている。
◇米国系鉱山会社の排水が原因か
◇WHOなどが調査へ
インドネシア・スラウェシ島の漁村で、頭痛やめまい、手足のけいれん、腫瘍(しゅよう)などを伴う疾病が広がり深刻な社会問題になっている。米国系鉱山会社「ニューモント・ミナハサ・ラヤ」(NMR)社が付近の鉱山で金の採掘、精錬を行う際の排水を海洋に廃棄し始めた96年以降に発生しており、インドネシアのメディアは有機水銀汚染による「水俣病」=下段に「ことば」=に似ていると報道。世界保健機関(WHO)も原因調査に乗り出した。
マルク海に面した北スラウェシ州ミナハサ県ブイヤット村。小さなブイヤット湾沿いに40〜50軒の草ぶき屋根の家屋が並び約270人が暮らす。
今年1月25日、女児のアンディニちゃんは全身が吹き出物に覆われた状態で生まれた。母親のマルシャさん(39)によると、生まれた時から後頭部にこぶがあり、日増しに大きくなって直径約2センチになった。押すと痛がって泣いた。
マルシャさん自身、1日に2回ほど、右腕に痛みが走り硬直する症状に悩まされている。
アンディニちゃんも吹き出物が化のうし、痛がった。7月3日夜、いつもより激しく泣いた。抱きしめたが泣きやまず、一緒に泣いた。そのうち、アンディニちゃんはあえぎ出した。顔がみるみる青くなり、息が止まった。その直前、紫色になった唇がかすかに動いた。「ママ……」とつぶやいたように見えた。
彼女の死をきっかけに環境保護などの非政府組織(NGO)の支援活動が活発化し、マスコミも動き出した。NGOが「海水や住民の血液に水銀が含まれ、日本の水俣病に似ている」と指摘し、地元紙は「ミナハサに水俣病」と取り上げた。
別の民家でも1歳10カ月の女児、ヌルミラちゃんは両足が無数の吹き出物とかさぶたに覆われていた。かゆくてかきむしると、つぶれて痛くなる。母のヌルミンさん(29)に抱かれ、母乳を飲むヌルミラちゃんの足に目をやると、つぶれた吹き出物から体液が流れ、ハエがたかっていた。ヌルミンさんの他の子供にもこぶがある。
さらに訪ね歩くと、小さな村で健康を害している住民が異常に多いことに驚いた。
漁師のレフリーさん(33)は3カ月前に突然、気を失った。半日間意識が戻らず、それ以来、手足が毎日けいれんする。今月になって足に腫瘍もできた。8歳の長女の手足も反り返り、歩くことはできない。漁師のマンスールさん(50)宅では本人と妻、6人の子供の全員に頭痛、首の異様な腫れなどの症状がある。10歳の三男は昨年から週に一度、就寝中に口から血を吐く症状が続いている。
これは メッセージ 1 (whale_ac さん)への返信です.
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