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Re: 鯨ブルセラ菌

投稿者: legal_guardian01 投稿日時: 2007/09/14 22:54 投稿番号: [20802 / 62227]
>鯨ブルセラ菌がいかに人類社会に対しての脅威となるものであるか具体的な事例を挙げていただけませんでしょうか?

一般的な話をします。ある細菌が病原性が高く、その宿主を死に至らしめるとしましょう。細菌がその宿主に感染するのは、その宿主から細菌にとって生息しやすい環境(栄養を摂取しやすいとか)があるためです。それにもかかわらず、宿主を殺してしまうことはその細菌にとって生存を危うくする行為です。

ですから、こういう病原性があることはその細菌にとって不幸な特性です。例えば大部分の大腸菌はヒトの体内に常駐していますが、大日便お大腸菌はヒトには病原性を呈しないので、ヒトが生きている限りそこに安住することができます。

梅毒を例示しましょう。かつては不治といわれ、仮に治癒しても鼻がおちるとかの症状があり、感染すると極めて不幸な結果しか残りませんでした。今でも梅毒はありますが、病原性はかなり低下していて、鼻が落ちるような事態にはなりません。梅毒菌なりの進化をしているためです。つまり、宿主を死に至らしめないような病原性しか持たなくなったということです。

Brucella marisの感染例はアザラシ、ネズミイルカ、イルカ、ミンククジラしか確認されていません。マッコウクジラやナガスクジラという近種のクジラさえ、感染例が見つかっていません。「人類社会に対しての脅威」を考えるためには、感染性と病原性が問題ですが、いずれも確認されていません。

もしこの両者が確認されたなら、人類だって馬鹿ではありません。捕鯨反対団体が何と言おうとも、最後の手段としてクジラを絶滅させる位のことはするでしょう。天然痘は、そういう手段を駆使して、人類が積極的に種を絶滅させた例です。
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