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太地・和歌山学校給食の歴史②

投稿者: kujira77777 投稿日時: 2007/07/28 09:06 投稿番号: [19740 / 62227]
●2005.01.09.
20年ぶり   鯨肉給食復活
県内23市町村111校で

  20年ぶりに県内の小中学校の学校給食に鯨肉が登場する。県学校給食会の呼びかけで、田辺市や白浜町、龍神村など23市町村111校が1月のメニュー採用を決めた。子どもたちの反応次第だが、今後も多いところでは毎月のようにメニューに登場しそうだ。

白浜、龍神は全小学校

  1982年に商業捕鯨が停止して以来、県内で鯨肉を使った給食は捕鯨の町・太地町を除いてほとんどなくなっていた。

  和歌山の食文化教育を進めようと、財団法人県学校給食会が04年11月末、教育関係者や栄養士向けに試食会を開き、各市町村教委に使用を呼びかけていた。

  1月中に1食分のメニュー採用を決めたのは、県内の公立小中学校や養護学校などで、対象は2万2515人に上る。紀南では、田辺、白浜、龍神、すさみ、本宮、古座などの各市町村教委。田辺市は伏菟野や長野だけだが、龍神村や白浜町のように全小学校で取り入れるところもある。

  24日からの学校給食週間を中心に出される。

  調理方法は各学校に任されるが、予想されるメニューは竜田揚げ、ハンバーグ、酢豚風など。学校の栄養士からは、子どもに説明するため、捕鯨文化の教材などについて問い合わせもきているという。

  同会は太地町の開発公社や加工業者などの協力で、1月分としてカット肉を中心に約1100キロを用意した。今後も月1〜2回程度の給食に対応できるよう必要量を確保している。

(紀伊民報)

●2005.01.13.
太地町
クジラ肉給食で試食会
ハンバーグ、コロッケに舌鼓

  太地町は11日、同町の小、中学校と幼・保育園で来月から採用するクジラ肉を使った給食の新メニューの調理実習と試食会を開いた。町職員や教諭ら約20人が参加。ハンバーグなど4品の出来栄えや味などを確認した。

  町立太地小学校給食室で、町の調理員6人が同町国民宿舎「白鯨」の南幸男料理長(50)から、ハンバーグ、だんご甘酢あんかけ、コロッケ、ミートスパゲティの調理方法を学んだ。

  南料理長は「クジラ肉は特有のにおいがあり、加熱すると堅くなる。食べやすい軟らかさと、くせをなくす調理法がポイント」と、肉と野菜の分量や加熱時間などを丁寧に指導した。

  この後、試食会。教職員らは「食感、味ともに言うことない」、北洋司教育長も「これなら大丈夫。子どものよろこぶ顔が見えそう」と太鼓判。

  同町は、クジラ肉が学校給食から姿を消した、1988年の商業捕鯨中止後も「古式捕鯨発祥の地らしく」と毎月2、3度、竜田揚げなどを給食に使っている。しかし、このままだと日本固有の食文化「クジラ料理」がすたれると、学校給食から復活させようと計画。昨年9月に町職員らで「鯨給食普及チーム」を発足させ、南料理長にメニュー作りを依頼した。

  さらに、調査捕鯨が認められている「日本鯨類研究所」(東京)と、クジラ肉販売業者の協力を得て、2005年分のクジラ肉約60トンを確保。同町の「太地クジラ加工組合」で販売できる体制も整えた。

  これらを受けて県学校給食会がクジラ肉を採用しようと昨年11月、和歌山市と田辺市で試食会を開き、各市町村教委からクジラ肉の購入を募った。県内23市町村の小中学校など、計111校が1月から給食に採用する。熊野川町立熊野川中学校(津越宏之校長、52人)は13日に、竜田揚げの給食を実施する。

(紀伊民報)
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