調査船団無事帰国
投稿者: ts657738 投稿日時: 2003/04/05 22:13 投稿番号: [1935 / 62227]
http://www.icrwhale.org/02-A-23.htm
“南極海における鯨類捕獲調査は、国際捕鯨取締条約第8条に基づいて当研究所が政府の許可を受けて実施している調査です。本年度の南極海鯨類捕獲調査は、1987/88年に実施した調査理論の実行可能性調査から数えて16度目となりました。 1989/90年度より本格調査が取り組まれ、国際捕鯨委員会(IWC)の管理海区である南極海第Ⅳ区(東経70度〜東経130度)及び第Ⅴ区(東経130度〜西経170度)を対象に、各年で各々の調査海区を交互に繰り返し、長期間の継続調査を行うように計画されています。どちらの海区においてもライントランセクト法の理論に基づく目視調査と、無作為抽出法によるクロミンククジラの標本採集とを併用した調査活動を行っております。”
“採集されたクロミンククジラの標本は、調査海域における年齢や性別における組成や棲み分け及び自然死亡率等を調べるために用いられるほか、形態・成長・繁殖・生理・回遊・生態に加え、系統群の判別や生態系及び海洋環境といった多岐にわたる研究項目についての情報を解析するために有効に活用されております。これまでの調査結果により、南極海に索餌回遊するクロミンククジラの生物学的特性や分布並びに回遊生態は、当初予想したほど単純ではなく、生態系やそれを包含する海洋環境が複雑に関係していることがわかってきました。この捕獲調査が始まるまでは、IWCが定めた6つの管理海区に個別の繁殖集団(系統群)が存在すると考えられていましたが、これまでに得られた採集標本により、DNAなどの遺伝学的情報の解析結果に基づいて、調査海域の第Ⅳ区及び第Ⅴ区には同一の系統群の存在が示唆されました。これまでの標識再捕の情報でも、クロミンククジラの回遊が東西方向に広いことが知られていることから、この系統群は、隣接する第Ⅲ区や第Ⅵ区にも及んでいることが考えられました。 1995/96年より始めた調査海域の拡大は、自然死亡率や加入率等の生物学的特性値が系統群により異なる可能性があり、各々の系統群を判別し分布の境界を把握する必要性から生まれたものです。また、鯨類の生息環境を知るために、餌生物の分布状況や索餌場における海洋環境を把握することも重要であり、餌生物の分布及び資源推定のための計量魚探調査や海洋観測も併行して実施しております。
本年度の調査では、クロミンククジラの総発見数が2,677群7,290頭で、これまでの南極海鯨類捕獲調査における発見群数で最高記録となりました。”
“南極海における鯨類捕獲調査は、国際捕鯨取締条約第8条に基づいて当研究所が政府の許可を受けて実施している調査です。本年度の南極海鯨類捕獲調査は、1987/88年に実施した調査理論の実行可能性調査から数えて16度目となりました。 1989/90年度より本格調査が取り組まれ、国際捕鯨委員会(IWC)の管理海区である南極海第Ⅳ区(東経70度〜東経130度)及び第Ⅴ区(東経130度〜西経170度)を対象に、各年で各々の調査海区を交互に繰り返し、長期間の継続調査を行うように計画されています。どちらの海区においてもライントランセクト法の理論に基づく目視調査と、無作為抽出法によるクロミンククジラの標本採集とを併用した調査活動を行っております。”
“採集されたクロミンククジラの標本は、調査海域における年齢や性別における組成や棲み分け及び自然死亡率等を調べるために用いられるほか、形態・成長・繁殖・生理・回遊・生態に加え、系統群の判別や生態系及び海洋環境といった多岐にわたる研究項目についての情報を解析するために有効に活用されております。これまでの調査結果により、南極海に索餌回遊するクロミンククジラの生物学的特性や分布並びに回遊生態は、当初予想したほど単純ではなく、生態系やそれを包含する海洋環境が複雑に関係していることがわかってきました。この捕獲調査が始まるまでは、IWCが定めた6つの管理海区に個別の繁殖集団(系統群)が存在すると考えられていましたが、これまでに得られた採集標本により、DNAなどの遺伝学的情報の解析結果に基づいて、調査海域の第Ⅳ区及び第Ⅴ区には同一の系統群の存在が示唆されました。これまでの標識再捕の情報でも、クロミンククジラの回遊が東西方向に広いことが知られていることから、この系統群は、隣接する第Ⅲ区や第Ⅵ区にも及んでいることが考えられました。 1995/96年より始めた調査海域の拡大は、自然死亡率や加入率等の生物学的特性値が系統群により異なる可能性があり、各々の系統群を判別し分布の境界を把握する必要性から生まれたものです。また、鯨類の生息環境を知るために、餌生物の分布状況や索餌場における海洋環境を把握することも重要であり、餌生物の分布及び資源推定のための計量魚探調査や海洋観測も併行して実施しております。
本年度の調査では、クロミンククジラの総発見数が2,677群7,290頭で、これまでの南極海鯨類捕獲調査における発見群数で最高記録となりました。”
これは メッセージ 1933 (ts657738 さん)への返信です.
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