真面目なアメリカ人の努力
投稿者: ts657738 投稿日時: 2002/12/31 21:13 投稿番号: [1871 / 62227]
米国新政権と資源の持続的利用について
リチャード・ポンボ 米国下院議員持続的利用世界議員連盟議長
再生可能な野生生物資源及び海洋資源を末永く利用していくことは、世界が第二千年期に移行していくなかで、国際社会が直面する最も重要な挑戦の一つであり、生物資源と人間の双方にとって大切なことである。我々は、食料を確保し、文化や食生活の伝統を維持しながら、今まで以上にバランス良く,かつ慎重に、生物資源を末永く利用できるように管理していかなければならない。しかし、世界には、これらの資源の利用を一切認めず、いかなる合理的な利用にも反対する人々がいる。こうしたやり方は、生物種を管理していく上で適当とはいえない。それどころか、人間が生きていく上で何が必要かを考えた場合、再生可能な生物資源の管理に、彼らのような考え方を受け入れることはできないし、また受け入れるべきでない。これは歴史が明確に示すところである。
再生可能な生物資源を、理性的かつ合理的に、末永く利用していくためには、それらを管理している様々な国際会議において、それぞれの国を代表して意見を述べる国際的なリーダーを養成することが必要である。1997年に「絶滅の危機に瀕した動植物の貿易に関する国際条約(CITES)」の締約国会議がジンバブエで開催された。米国下院資源委員会メンバーである私は、下院議長の命により、米国議会を代表してこの会議に出席した。CITESの決定は、再生可能な生物資源を末永く利用していく上で、米国や世界の政策に大きな影響を与えるのであるが、私は、米国の議員の殆どがこのことを理解していないことに非常に失望し、懸念さえ覚えた。
米国は、再生可能な野生生物や家畜の持続的な利用について古い伝統を持っている。しかし、それにも関わらず、CITESなどの国際協定や条約に対する米国の政策は、科学や文化的伝統、人間の食生活への配慮を無視した、がっかりするほど保護主義的なものであることが判った。
こうした米国議会の状況を是正するため、私は資源の持続的利用について多くの公聴会を開き、その議長を務めてきた。また、南部アフリカ諸国では、この問題にどう対応しているのか、その実態を見聞するため、何人かの米国議員の訪問を手配し、現在も他の国への訪問を検討中である。 これまで、私はCITES締約国会議に2回参加した他、様々な国際会議に出席し、世界各国の議員と会う機会を得た。この経験を通して、生物資源の持続的利用の問題を扱うさまざまな国際機関で、自分達の国がどのような方針をとっているのか理解していないのは、米国の議員だけではないことが分かった。 この状況を是正するためには、各国の議員からなる国際機関を作って持続的利用問題に関して情報を分かち合い、意見を交換する必要があると考え、その為に、私は持続的利用派議員連盟(SUPU)を創設したのである。 2000年4月にケニアで開かれたCITES締約国会議の場を利用して開いたSUPUの準備会合には、様々な国から代表が出席し、その目的について意見を交換した。その後、SUPUの第一回会合が、世界捕鯨者会議総会と並行して、2000年11月にニュージーランドで行われ、私はSUPUの議長に選出される栄誉に浴した。
副議長には、セントルシア、デンマーク(グリーンランド)、日本、ノルウェー、カナダの各代表が選出された。今後、SUPUは、メンバーを獲得するための組織計画や財政基盤を整備することになる。さらに今後、さまざまな持続的利用に関する国際問題についてメンバーに情報を提供し、啓蒙活動を行うための、幅広いコミュニケーション・プログラムを作る予定である。遠からず、メンバーを集めて国際会議を開催し、そこで資源保護一辺倒の感情的、政治的議論ではなく、科学に基づいて、再生可能な野生生物と海洋資源を合理的に利用する上で重要な問題を討議していきたいと考えている。
再生可能な生物資源を合理的に利用するにはどうすればよいか、各国の指導者達に情報を与えて啓蒙し、それぞれの国の政策に反映させることが急務であり、人類と生物資源双方のためにも必要である。そして、そのプロセスに少なからず貢献することこそ、このSUPUが目指す目標である。
http://www.whaling.jp/isana/isana24.html
リチャード・ポンボ 米国下院議員持続的利用世界議員連盟議長
再生可能な野生生物資源及び海洋資源を末永く利用していくことは、世界が第二千年期に移行していくなかで、国際社会が直面する最も重要な挑戦の一つであり、生物資源と人間の双方にとって大切なことである。我々は、食料を確保し、文化や食生活の伝統を維持しながら、今まで以上にバランス良く,かつ慎重に、生物資源を末永く利用できるように管理していかなければならない。しかし、世界には、これらの資源の利用を一切認めず、いかなる合理的な利用にも反対する人々がいる。こうしたやり方は、生物種を管理していく上で適当とはいえない。それどころか、人間が生きていく上で何が必要かを考えた場合、再生可能な生物資源の管理に、彼らのような考え方を受け入れることはできないし、また受け入れるべきでない。これは歴史が明確に示すところである。
再生可能な生物資源を、理性的かつ合理的に、末永く利用していくためには、それらを管理している様々な国際会議において、それぞれの国を代表して意見を述べる国際的なリーダーを養成することが必要である。1997年に「絶滅の危機に瀕した動植物の貿易に関する国際条約(CITES)」の締約国会議がジンバブエで開催された。米国下院資源委員会メンバーである私は、下院議長の命により、米国議会を代表してこの会議に出席した。CITESの決定は、再生可能な生物資源を末永く利用していく上で、米国や世界の政策に大きな影響を与えるのであるが、私は、米国の議員の殆どがこのことを理解していないことに非常に失望し、懸念さえ覚えた。
米国は、再生可能な野生生物や家畜の持続的な利用について古い伝統を持っている。しかし、それにも関わらず、CITESなどの国際協定や条約に対する米国の政策は、科学や文化的伝統、人間の食生活への配慮を無視した、がっかりするほど保護主義的なものであることが判った。
こうした米国議会の状況を是正するため、私は資源の持続的利用について多くの公聴会を開き、その議長を務めてきた。また、南部アフリカ諸国では、この問題にどう対応しているのか、その実態を見聞するため、何人かの米国議員の訪問を手配し、現在も他の国への訪問を検討中である。 これまで、私はCITES締約国会議に2回参加した他、様々な国際会議に出席し、世界各国の議員と会う機会を得た。この経験を通して、生物資源の持続的利用の問題を扱うさまざまな国際機関で、自分達の国がどのような方針をとっているのか理解していないのは、米国の議員だけではないことが分かった。 この状況を是正するためには、各国の議員からなる国際機関を作って持続的利用問題に関して情報を分かち合い、意見を交換する必要があると考え、その為に、私は持続的利用派議員連盟(SUPU)を創設したのである。 2000年4月にケニアで開かれたCITES締約国会議の場を利用して開いたSUPUの準備会合には、様々な国から代表が出席し、その目的について意見を交換した。その後、SUPUの第一回会合が、世界捕鯨者会議総会と並行して、2000年11月にニュージーランドで行われ、私はSUPUの議長に選出される栄誉に浴した。
副議長には、セントルシア、デンマーク(グリーンランド)、日本、ノルウェー、カナダの各代表が選出された。今後、SUPUは、メンバーを獲得するための組織計画や財政基盤を整備することになる。さらに今後、さまざまな持続的利用に関する国際問題についてメンバーに情報を提供し、啓蒙活動を行うための、幅広いコミュニケーション・プログラムを作る予定である。遠からず、メンバーを集めて国際会議を開催し、そこで資源保護一辺倒の感情的、政治的議論ではなく、科学に基づいて、再生可能な野生生物と海洋資源を合理的に利用する上で重要な問題を討議していきたいと考えている。
再生可能な生物資源を合理的に利用するにはどうすればよいか、各国の指導者達に情報を与えて啓蒙し、それぞれの国の政策に反映させることが急務であり、人類と生物資源双方のためにも必要である。そして、そのプロセスに少なからず貢献することこそ、このSUPUが目指す目標である。
http://www.whaling.jp/isana/isana24.html
これは メッセージ 1870 (ts657738 さん)への返信です.
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