原住民生存捕鯨(1)
投稿者: tom44 投稿日時: 2002/05/25 09:27 投稿番号: [1691 / 62227]
原住民生存捕鯨http://www.kujira.no/
商業捕鯨と科学調査捕鯨部門の他に、国際捕鯨委員会(IWC)は原住民生存捕鯨と呼ばれる第3の部門の捕鯨を管轄管理している。原住民生存捕鯨の全捕獲割り当てが今年改定される。
1981年にIWCは原住民生存捕鯨を以下のように定義している(IWCと原住民生存捕鯨、IWC and Aboriginal/Subsistence Whaling: 特別発行版4、1、1979年4月 - 1981年7月):
・原住民生存捕鯨とは地方的原住民の消費のため、原住の人々による、彼らのためのもので、彼らは捕鯨及び鯨の利用に、引き続き伝統的に依存しているという点で、強い社会、家族、及び文化的な団結をもって結ばれているもの。
・地方的消費とは原住民の栄養、生存、文化的必要性を満たすため彼らが鯨肉産物を伝統的に利用すること。この用語には生存のための捕獲から得られる副産物の交易も含まれる。
・生存のための捕獲とは原住民生存捕鯨操業による鯨の捕獲である。
しかしながら実際には原住民生存捕鯨と商業捕鯨の区別を線引きすることは簡単なことではない。商業捕鯨とは何かの定義さえされていない。
・この2つの捕鯨分野にそれぞれ異なる管理目標を適用すべきかどうかで、常に議論が分かれてきた。一方では、「いかなる捕鯨活動もそれ自身の文化を持ち、その国の歴史に深く根付いている:2つのタイプの捕鯨は人と資源としての鯨の間の相互作用が同じであるので、同じ原則と管理目標が適用されるべきだ。」(IWC特別発行版4,1)他方、原住民生存捕鯨に分類されている捕鯨は商業的要素も持っている、たとえば、グリーンランドでは鯨肉がスーパーマーケットで販売されている。「あなたの家族に直接鯨肉を食べさせることと、鯨肉を売ったお金で他の食べ物を買って食べさせることと、どこに違いがあるのだろうか。そこに区別をつけることは、私には難しいことだ。」と元IWC事務局長のレイ・ギャンベル博士(Dr Ray Gambell)は述べている。(ハイ・ノース・ニュース、High North News, №9,1994)
・この分野の捕獲限度は一人当たりの推定消費量からその地域人口の必要量を計算して決める。しかし推定必要量より枠が低く設定されるグリーンランドには、これは適用されない。
・原住民生存捕鯨の定義にくくられる人々の中には、これは裏返して云えば人種差別だ、という者も居る。「我々から産物を商業的に捕獲し交易する権利を奪うことは、我々を博物館のケースに閉じ込めることと同じだ。我々は21世紀に生きている民族で、大英博物館の陳列物ではない。(・・・)商業は持続的開発の概念の一部であり、それに参加することは我々の権利である。原住民捕鯨者を非商業捕鯨体制に限定することは新植民地主義の何物でもない、」とクリーンランド漁業・狩猟協会(KNAPK)会長リーフ・フォンテインは述べている。(インターナショナル・ハープーン、The International Harpoon, №3、2000、「商業的である権利」)
・もし定義が不明確ならば、それはいく通りにも解釈できる。例えば、マカー族、アメリカのシアトル近郊の原住部族、が70年間の中断の後コククジラの狩猟捕獲枠を要求した際、彼らはいかなる「継続的にして伝統的依存性」も持っていない、とニュージーランドは主張した。それゆえ、マカー族は原住民生存捕鯨の分野での捕獲枠は与えられるべきではない。
・原住民生存捕鯨の捕獲割り当ては栄養的、生存的そして文化的な面で実証された必要物だが、IWCはある特定の民族にある特定の枠を割り当てることが出来ない。 IWCが出来ることは、ある特定の系統郡について捕獲枠を決めることだけだ。
商業捕鯨と科学調査捕鯨部門の他に、国際捕鯨委員会(IWC)は原住民生存捕鯨と呼ばれる第3の部門の捕鯨を管轄管理している。原住民生存捕鯨の全捕獲割り当てが今年改定される。
1981年にIWCは原住民生存捕鯨を以下のように定義している(IWCと原住民生存捕鯨、IWC and Aboriginal/Subsistence Whaling: 特別発行版4、1、1979年4月 - 1981年7月):
・原住民生存捕鯨とは地方的原住民の消費のため、原住の人々による、彼らのためのもので、彼らは捕鯨及び鯨の利用に、引き続き伝統的に依存しているという点で、強い社会、家族、及び文化的な団結をもって結ばれているもの。
・地方的消費とは原住民の栄養、生存、文化的必要性を満たすため彼らが鯨肉産物を伝統的に利用すること。この用語には生存のための捕獲から得られる副産物の交易も含まれる。
・生存のための捕獲とは原住民生存捕鯨操業による鯨の捕獲である。
しかしながら実際には原住民生存捕鯨と商業捕鯨の区別を線引きすることは簡単なことではない。商業捕鯨とは何かの定義さえされていない。
・この2つの捕鯨分野にそれぞれ異なる管理目標を適用すべきかどうかで、常に議論が分かれてきた。一方では、「いかなる捕鯨活動もそれ自身の文化を持ち、その国の歴史に深く根付いている:2つのタイプの捕鯨は人と資源としての鯨の間の相互作用が同じであるので、同じ原則と管理目標が適用されるべきだ。」(IWC特別発行版4,1)他方、原住民生存捕鯨に分類されている捕鯨は商業的要素も持っている、たとえば、グリーンランドでは鯨肉がスーパーマーケットで販売されている。「あなたの家族に直接鯨肉を食べさせることと、鯨肉を売ったお金で他の食べ物を買って食べさせることと、どこに違いがあるのだろうか。そこに区別をつけることは、私には難しいことだ。」と元IWC事務局長のレイ・ギャンベル博士(Dr Ray Gambell)は述べている。(ハイ・ノース・ニュース、High North News, №9,1994)
・この分野の捕獲限度は一人当たりの推定消費量からその地域人口の必要量を計算して決める。しかし推定必要量より枠が低く設定されるグリーンランドには、これは適用されない。
・原住民生存捕鯨の定義にくくられる人々の中には、これは裏返して云えば人種差別だ、という者も居る。「我々から産物を商業的に捕獲し交易する権利を奪うことは、我々を博物館のケースに閉じ込めることと同じだ。我々は21世紀に生きている民族で、大英博物館の陳列物ではない。(・・・)商業は持続的開発の概念の一部であり、それに参加することは我々の権利である。原住民捕鯨者を非商業捕鯨体制に限定することは新植民地主義の何物でもない、」とクリーンランド漁業・狩猟協会(KNAPK)会長リーフ・フォンテインは述べている。(インターナショナル・ハープーン、The International Harpoon, №3、2000、「商業的である権利」)
・もし定義が不明確ならば、それはいく通りにも解釈できる。例えば、マカー族、アメリカのシアトル近郊の原住部族、が70年間の中断の後コククジラの狩猟捕獲枠を要求した際、彼らはいかなる「継続的にして伝統的依存性」も持っていない、とニュージーランドは主張した。それゆえ、マカー族は原住民生存捕鯨の分野での捕獲枠は与えられるべきではない。
・原住民生存捕鯨の捕獲割り当ては栄養的、生存的そして文化的な面で実証された必要物だが、IWCはある特定の民族にある特定の枠を割り当てることが出来ない。 IWCが出来ることは、ある特定の系統郡について捕獲枠を決めることだけだ。
これは メッセージ 1686 (tom44 さん)への返信です.
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