鯨類の保護について

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南極の自然_2

投稿者: capt_paul_watson 投稿日時: 2008/06/18 23:20 投稿番号: [59 / 2396]
■無脊椎動物
南極の海にはよく知られたクジラやペンギン以外にもたくさんの生物が生息しています。イカ類はオキアミの捕食者であると同時に、マッコウクジラなどの歯クジラ類、ペンギンやアザラシなどの重要な食物となっています。海中を浮遊するクラゲやクシクラゲの仲間、海底を這って暮らすヒトデやウニ、ウミグモ、ゴカイの仲間などは、海中に溶けたり海底に降り積もった有機物(デトリタスと呼ばれます)を主に餌としています。デトリタスはクジラやペンギン、魚など動物たちの糞や、藻類の死骸が沈下したもので、これらの動物は南極の海の"掃除屋"の役を引き受けているわけです。 南極の海の生態系は、陸上の森林などに比べて単純だといわれていますが、それでも数多くの種による複雑な連鎖の網の目で成り立っていることには代わりありません。重要な役割を担っているこれらの色とりどりの生物群集は、低水温のために成長が遅く、いったん汚染などの影響を受ければ元通り回復するまでに多くの時間がかかるでしょう。

■魚類
南極の海にはおよそ120種の魚が生息しており、その多くはノトセニア亜目と呼ばれるグループに属しています。また大半が南極付近にしかいない固有の種です。和名ではコオリウオ、コオリカマスなどとつけられています。海水温が氷点下になることもある南極の海で生きるため、これらの魚たちには血液の中に氷結を防ぐ特殊なタンパク質が含まれるなど、体が凍らないようにする仕組みが備わっています。 これらの魚類は人間の食用にも供されるため、オキアミとともに漁獲対象となり、一時期旧ソ連や日本、東欧諸国などからトロール漁船が押し寄せて乱獲が懸念されました。しかし、南極に棲む海鳥やアザラシなど多くの動物がこれらの魚に依存していることも忘れてはならないでしょう。

■海鳥
南極の海には、豊富なオキアミや魚やイカ類を目当てに多くの海鳥たちが訪れます。ペンギン以外の海鳥は夏の時季にだけ南極周辺にやってくる渡り鳥です。その1種であるキョクアジサシは、季節に応じて南北両極の約1万2千kmをはるばる往復します。ナンキョクオオトウゾクカモメはペンギンの卵や雛を餌にしています。全身真っ白な羽毛で覆われたミズナギドリの仲間のユキドリも、夏に南極にやってきて繁殖します。周辺の島々や沖合いでは、アホウドリやミズナギドリ、ウの仲間も見られます。これらの鳥たちも、南極の海の幸の恩恵にあずかっています。

■ペンギン
飛べない鳥であるペンギンの仲間には18種が知られており、全て南半球に棲息しています。体長1mになる最大のコウテイペンギンは、極寒に冬に大陸上で卵を産み育てる唯一の種です。アデリーペンギンなど3種は夏に大陸で集団営巣地(ルッカリー)を作って繁殖します。アデリーペンギンは一番分布が広く南極周辺でも多く見られるペンギンです。その他のペンギンは南極周辺の島々に棲息しています(唯一ガラパゴスペンギンが熱帯地方のガラパゴス諸島に分布します)。ペンギンの仲間はクジラが海に進出したのと同じ4、5千万年前に他の鳥類から分かれ、海で魚を捕食するのに適した体に進化した一方で飛翔する力を失ったと考えられています。陸上ではヨチヨチ歩きですが、水中では時速20kmものスピードで自在に泳ぎ回ります。
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