横レスですが・・・。
投稿者: calling23 投稿日時: 2001/07/26 16:31 投稿番号: [59 / 1126]
諫早のギロチンことが出てきたので,少し言わせてください。
>>専門家は役に立たないみたいなことを云うのですか?
>多くの環境アセスなどで、評論家や学者や専門家の無能・無策ぶりを見てきました。
具体的には自動車排気ガス対策DPM対策や諫早湾ギロチンなどもその代表でしょう。
諫早干拓を強力にすすめた学者を,個人的によく知っています。全部とはいいませんが,国のすすめる事業に専門家として参加している学者の中には,どうしようもない人が多数いるのは事実です(特に土木分野や官僚出身の学者)。実際に諫早干拓をすすめたその学者数名は,学会では存在すら知られていない無名の学者で,研究らしい研究もしていません。ここ10年ぐらい,論文らしい論文は皆無です。やっていることと言えば,国や県の委託の仕事ばかりで,やることなすことすべてが国のいいなりです。国にとってはこういう従順な学者を,委員会に専門家として加えておくと,国にとって有利な発言をしてくれる便利な存在です。また,その専門家も,国が資金面のサポートをしてくれるので,とても喜んでいます。熱心に研究に取り組む真面目な学者もたくさんいますが,そういう人たちはむしろ国から敬遠されがちです。専門家は無能なのではなく,国にとって都合のよい無能な学者が意図的に選ばれているという土壌が問題なのです。
>結果的に、専門的知識を活かす前に何か別
日本の大学の制度が成果を求めない仕組みだったから、元凶とも思える役立たず
専門家の輩出元である教授・学生も机上の空論がお好きになったのかと感じます。
おっしゃるとおり,大学でやっていることはすぐにお金にならない点が多数あります。「成果がすぐに出ない研究なんかやっても無駄だ」という意見もあるでしょうが,「すぐに成果がでない」ことを諦めるはいかがなものでしょうか?成果を求めすぎる風潮が社会に強くなると,研究者達はすぐに成果がでそうなテーマにしか取り組まないようになり,何十年もかかるような壮大なテーマに果敢に挑戦する研究者は皆無となるでしょう(現にそうなりつつある)。
そもそも,大学とは,学問を高めるところです。学問といってもその範囲は広大なため,成果の出やすい分野から,なかなか使えそうにないものまで幅広く扱っています。しかし,哲学や史学などのように成果がなかなか目に見えてこないような分野や壮大なテーマに,研究者がトライしなくなり,目先の利益に走ったらどうなるでしょう?それは日本の科学の衰退を意味します。新しい社会思想などの発案や壮大なテーマには,長い年月と根気が必要であり,それができる機関は,利害から離れた学問の立場にある大学なのです。机上の空論と思えた理論も,日本は長い年月をかけて実用化してきましたが,このような研究は,すぐに成果が求められる企業の研究所では実行不可能なのです。
中にはどうしようもない学者(特に偉くなってしまった教授)が多数いるうえに,大学が大学自治という名のもとに様々な問題を抱えていることは事実ですが,基本的に若手の助教授や助手の多くは熱心です。どうしようもない連中は,むしろ教授に多いのです。最近,人材の流動化という大義名分のもとに,大学教員(特に助手)の任期制が導入されました。これにより,国の手先となったどうしようもない教授だけが生き残り,言うことを聞かない研究熱心な若手ほど,職を失うという異常事態です。
天然資源のない日本にとっては,人材だけが唯一の資源です。企業と大学の連携も必要ですが,大学に問題が多く残る限り,優秀な人材の輩出に支障が出ます。大事なことは,大学が自浄作用を高め,より高い知識と教養を持った学者が研究できるような仕組みをつくることが大事なのです。どうしようもない学者がのさばっていることが,根本的な問題なのです。
>>専門家は役に立たないみたいなことを云うのですか?
>多くの環境アセスなどで、評論家や学者や専門家の無能・無策ぶりを見てきました。
具体的には自動車排気ガス対策DPM対策や諫早湾ギロチンなどもその代表でしょう。
諫早干拓を強力にすすめた学者を,個人的によく知っています。全部とはいいませんが,国のすすめる事業に専門家として参加している学者の中には,どうしようもない人が多数いるのは事実です(特に土木分野や官僚出身の学者)。実際に諫早干拓をすすめたその学者数名は,学会では存在すら知られていない無名の学者で,研究らしい研究もしていません。ここ10年ぐらい,論文らしい論文は皆無です。やっていることと言えば,国や県の委託の仕事ばかりで,やることなすことすべてが国のいいなりです。国にとってはこういう従順な学者を,委員会に専門家として加えておくと,国にとって有利な発言をしてくれる便利な存在です。また,その専門家も,国が資金面のサポートをしてくれるので,とても喜んでいます。熱心に研究に取り組む真面目な学者もたくさんいますが,そういう人たちはむしろ国から敬遠されがちです。専門家は無能なのではなく,国にとって都合のよい無能な学者が意図的に選ばれているという土壌が問題なのです。
>結果的に、専門的知識を活かす前に何か別
日本の大学の制度が成果を求めない仕組みだったから、元凶とも思える役立たず
専門家の輩出元である教授・学生も机上の空論がお好きになったのかと感じます。
おっしゃるとおり,大学でやっていることはすぐにお金にならない点が多数あります。「成果がすぐに出ない研究なんかやっても無駄だ」という意見もあるでしょうが,「すぐに成果がでない」ことを諦めるはいかがなものでしょうか?成果を求めすぎる風潮が社会に強くなると,研究者達はすぐに成果がでそうなテーマにしか取り組まないようになり,何十年もかかるような壮大なテーマに果敢に挑戦する研究者は皆無となるでしょう(現にそうなりつつある)。
そもそも,大学とは,学問を高めるところです。学問といってもその範囲は広大なため,成果の出やすい分野から,なかなか使えそうにないものまで幅広く扱っています。しかし,哲学や史学などのように成果がなかなか目に見えてこないような分野や壮大なテーマに,研究者がトライしなくなり,目先の利益に走ったらどうなるでしょう?それは日本の科学の衰退を意味します。新しい社会思想などの発案や壮大なテーマには,長い年月と根気が必要であり,それができる機関は,利害から離れた学問の立場にある大学なのです。机上の空論と思えた理論も,日本は長い年月をかけて実用化してきましたが,このような研究は,すぐに成果が求められる企業の研究所では実行不可能なのです。
中にはどうしようもない学者(特に偉くなってしまった教授)が多数いるうえに,大学が大学自治という名のもとに様々な問題を抱えていることは事実ですが,基本的に若手の助教授や助手の多くは熱心です。どうしようもない連中は,むしろ教授に多いのです。最近,人材の流動化という大義名分のもとに,大学教員(特に助手)の任期制が導入されました。これにより,国の手先となったどうしようもない教授だけが生き残り,言うことを聞かない研究熱心な若手ほど,職を失うという異常事態です。
天然資源のない日本にとっては,人材だけが唯一の資源です。企業と大学の連携も必要ですが,大学に問題が多く残る限り,優秀な人材の輩出に支障が出ます。大事なことは,大学が自浄作用を高め,より高い知識と教養を持った学者が研究できるような仕組みをつくることが大事なのです。どうしようもない学者がのさばっていることが,根本的な問題なのです。
これは メッセージ 56 (Fxaze さん)への返信です.