バックアップ体制必要>江畑謙介
投稿者: sofiansky2003 投稿日時: 2003/11/30 05:20 投稿番号: [94267 / 232612]
専門家はこう見る
バックアップ体制必要
軍事評論家・江畑謙介さん
今回の打ち上げが成功し、情報収集衛星が四基体制になれば、実戦での早期警戒衛星としては使えないにしても、北朝鮮国内の部隊の移動やテポドン2の発射実験を確認することができたはずだったが、二基では精度が落ちる。去年までなかったことを考えれば、二基あるだけでもましだが、北の動向監視に影響が出る懸念もある。
今回の失敗で最大の問題は、日本の宇宙利用計画にきちんとした戦略がないことだ。欧米では、衛星を打ち上げる際に同じものを二基作り、片方にトラブルが出たり打ち上げに失敗したら、すぐに他方を利用するというバックアップ体制があるが、日本にはない。
そのため、一度打ち上げに失敗すると、次の衛星を作るのに予算獲得から再びやり直さなければならないため、数年の時間がかかり、宇宙利用計画も大きく足踏みしてしまう。成功しているうちはいいが、綱渡りのやり方だ。
機器の故障で、日本には現在、気象衛星がないが、今回の失敗で、次期気象衛星の打ち上げスケジュールにも影響が出るのは必至。姿勢を改めてきちんとした戦略を立てないと、日本の宇宙利用計画は納税者の期待に応えられず、税金の無駄も続くだろう。
◇
≪次元低い作業ミス≫
サイエンスライター・中野不二男さん
SRB(固体ロケットブースター)が分離しないなど、まったく不可解で、過去にも聞いたことがない。分離システムはロケット打ち上げ技術の根幹に関わる部分ではない実に単純なもので、本来はトラブルと無縁のはず。人間がからんだ部分の、実に次元が低い作業ミスの可能性ぐらいしか原因は考えられない。自動車でいえば、タイヤを取り付けるボルトを締め忘れて走り出したようなレベルの話だ。
もしもエンジンのトラブルだったら、ロケット開発そのものが一から出直しだが、今回は違うため、開発計画には大きな影響はない。ただ、宇宙利用計画のスケジュールに一年以上の遅れが出ることは確実。実にもったいない。(11/30)
http://www.sankei.co.jp/databox/n_korea/nkorea_63_1.htm
これは メッセージ 94263 (sofiansky2003 さん)への返信です.
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