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ロシアはスキージャンプ方式

投稿者: inakamonodemisawa 投稿日時: 2003/08/31 23:51 投稿番号: [84630 / 232612]
.飛行甲板

  飛行甲板は長さ304.5m×幅70mでアメリカ空母をのぞけば世界最大です。前部には12°のスキージャ
ンプがあり、左舷には約5°のアングルデッキあります。また、艦首の搭載機発艦用意位置付近中央には6発
×2列のSS−N−19対艦ミサイルのVSLがありますが、この蓋は飛行甲板と面一となるように工夫されてい
るため、なかなか視認できません。

  エレベーターは、右舷に16m×14mのサイドエレベーターが2基、艦橋を挟むように配置され、前部ブラフト
ディフェンダーの中間に4基と艦橋左舷側に2基弾薬用エレベーターがあります。



2.艦橋

  この空母の艦橋はロシア特有の大きな艦橋です。

  艦橋上部の4方にはスカイウォッチと呼ばれるフェイズド・アレイ・レーダーが装備されていますが、成功作で
はなかったらしくテストベッドとなったアドミラル・ゴルシコフ以外には搭載されていません。2番艦リガも搭載を
止めたぐらいですので失敗作だったのでしょう。

  この艦橋頂部には巨大な円筒形の構造物があります。これは航空機管制装置と言われます。しかしあんなに
巨大なものが必要なのか疑問に思いますが、技術的問題か、新技術の影響かは不明です

艦橋側面にはESM装置が片側4基づつ装備され、ロシア艦の特徴を受け継いでいます。

航海艦橋の上階の4方には、SA−N−9対空ミサイルの管制システム”クロスソード”があります。この4基で3
60°をカバーするわけですが、クロスソード1基で4発(1目標に2発)の同時管制能力があります。



3.発艦能力

  最初に書いたとおり、アドミラル・クズネツォフは搭載機を滑走発艦させます。ブラフト・ディフェンダーは前部
に2基、アングルデッキ中央に1基ありますが強度不足であるとの報道もありました。ブラフト・デフェンダー前
部には引き込み式車輪止めがあります。この車輪止めで搭載機を押さえ、エンジンをフルパワーにしたところ
で引っ込める訳です。搭載機は滑走発艦するわけですが、全速航行する必要はありません。なぜなら、搭載機
のSu−33フランカーDは無武装状態では、停船状態で発艦できるのです。



4.着艦能力

  着艦には、もちろんアレスティング・ワイヤ4本があります。これがアメリカのものと同じ形式なら本体は1基で
しょう。Su−33はこの装置により約100mで停止状態になります。



5.防空能力

艦首、艦尾の両サイドには大きなスポソンがあり、そのスポソン1個にCADS−1カシュタン2基、SA−N−9
対空ミサイルVLS6基48発が配置されています。艦尾のものにはこれに加え、AK−630とRBU−1200各
1基も装備されています。また、飛行甲板中央両サイド部にはAK−6302基が装備されているスポソンがあり
ます。



6.搭載機

  搭載機はSu−33フランカー12機と、Ka−27へリックス18機と言われますが、最大60機は搭載可能らし
いです。



7.今後

  アドミラル・クズネツォフの当面の敵は、ロシア財政と言えるでしょう。そのため満足な整備もままならない状
態なのです。しかし、本艦はキーロフ級原子力ミサイル巡洋艦と共に最重要艦に認定されているものと思わ
れ、最後まで存続するものと思われます。
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